コラム「天然木材の塗料の注意点(後編)」

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天然木材の塗料の注意点(後編)

2017.10.30
天然木材の塗料の注意点(後編)

 

自然発火が起こる仕組み

 

 前回に引き続き、塗料を塗る際に使用した布やウエス、タオルによる自然発火の危険について説明します。

 「亜麻仁油」などの植物油が含まれている塗料を使用する際は、「酸化」「密度」「温度」の3つに注意する必要があります。布類に付着した塗料は、酸素を吸収する面積が広くなっているので、酸化する際に発生する酸化熱の熱量が大きくなります。そんな状態となっている使用後の布を重ね合わせると、密度が高くなり、ドンドンと熱量は大きくなります。加えて、熱の逃げ場のない状態で放置されていると温度が異常に高くなり、自然発火に至ってしまいます。

 

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注意事項を守れば安全

 

 塗料が自然発火に至るには、複数の要因が重なることで起こります。そのため、容器に入った塗料は、表面だけが酸化反応を起こすため、熱を蓄積したいので自然発火することはありません。また、同じ理由で塗料を施した木材から発火することはありません。注意事項さえ守れば、安全で快適なウッドデッキ空間を作れるので、くれぐれも使用後の布類の処置には気を付けてください。

 ちなみに、油性ペンキや天ぷら油、ワックスなども同様の発火の危険性があり、拭き取った布類には注意が必要です。拭き取った布や塗料かすは、山積みしたり容器やビニール袋にまとめたりせず、安全な焼却設備で処分するか、多量の水に浸した状態で廃棄するなど、注意事項をよく守るようにしてください。

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