外階段と連動した
彩木ウッドデッキができるまで(後編)
今回も前回に引き続き、外階段と連動した彩木ウッドデッキが出来上がる様子を見ていきます。上の写真は、砂利で整地した上に束石を設け、基礎部分を組み上げた状態です。
次の写真はすべての床板を張り、幕板も取り付け終わった完成の状態です。人工木材でありながら板の木目が隣同士で違う点が、彩木ウッドデッキの大きな魅力の一つになります。同じサイズ、同じ色の板でも、何パターンもの木目がランダムに並ぶので、自然な不揃い(ゆらぎ)を作ります。
上は建物の長辺方向を正面から撮った写真です。下は施工前の写真になるので見比べてください。
(Befer 施工前の様子)
上の写真は丸い柱にかかる部分をアップにしたものです。2枚の床板にまたがるなど、正直、中途半端な場所にありますが、床板に穴をあけて柱を通しています。板と板の隙間と同じような隙間の幅になっており違和感も少ないのではないでしょうか。
上は雨樋の処理の方法です。こちらも、床板にかかる部分に穴加工を施して雨樋が通るようにしています。このように彩木ウッドデッキは柔軟な加工ができる点も大きな特徴です。建材としての確かな表情や品質に加え、細かな加工にも対応できる柔軟性が、仕上がりの美しさを支えています。
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