ウッドデッキやバルコニー・ベランダの手すりなど豊富にご用意｜MINO株式会社

縞模様のような外壁

　今回取り上げるのは木々に囲まれた自然豊かな場所に建つ施設です。この建物では場所柄に合わせて、外観全面に木材が用いられています。外壁に採用されている外装木材は一枚一枚、白っぽいものから濃い茶色まで違った色味と表情があり、まるで縞模様にデザインされているようにも見えます。

彩木だから合わせられる一枚一枚の違い

　建物に近づいてみてみると、外壁の外装木材ほどではないですが、彩木ウッドデッキにも木目や色味に自然な違いが一枚一枚にあるのが分かります。ウッドデッキに人工木材を採用するのは、高い耐久性や耐候性などからくる美観の維持、メンテナンスの容易さを考えてのことでしょう。しかし、一般的な人工木材では表情が単調になりがちです。多くの人工木材は「押出し成形」であり、一方向に押し出されながら形作られるので、凹凸の表情があっても溝は真っすぐ以外に掘るのが難しいからです。

表情とメンテナンスのバランス

　外装木材と同じ建材でウッドデッキを作る選択肢もあったと思いますが、白すぎて使用後にすぐに汚れが目立ったかもしれません。また、床は水が溜まりやすく腐敗も心配です。これらの点も彩木ウッドデッキなら心配はありません。「外壁は外装木材で、ウッドデッキは彩木で――」という組み合わせは今後も増えていくでしょう。