臨床心理士が考えるエクステリア~ウッドデッキのリラックス効果~

臨床心理士が考えるエクステリア~ウッドデッキのリラックス効果~

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こんにちは。
臨床心理士・公認心理師の飯田杏奈です。

このコラムでは心理の視点からウッドデッキのリラックス効果について考えたいと思います。

 

厚生労働省(平成29年度)の調査では、現在の仕事や職業生活に関することでストレスを感じている人は、なんと、58.3%もいることが報告されています。

多くの人が仕事やその人間関係からストレスをため、心をすり減らして帰宅しているのかもしれません。

そんなストレスの多い時代だからこそ、MINOは、家はほっとできる、リラックスできる空間であってほしいと考えています。

では、MINOの中心商品であるウッドデッキを通して、「癒し」を提供することはできないだろうかと思い、今回はウッドデッキのリラックス効果について心理学の視点から考えてみました。

 

◯ウッドデッキ×リラックス

自然を眺めるとストレスが解消されることは「緑化効果」といわれ、様々な研究で指摘されています。最近では、精神的な影響だけでなく、免疫機能の向上など身体的にもポジティブな影響を与える1)ことも報告されています。

しかし、実際に自然を感じることのできる山や森に行こうとなると、時間がなかったり、移動だけで疲れてしまったり…なんてこともあるかもしれません。

ただ、うれしいことに実際に自然の中に身をおかなくても、ただ植物を眺めるだけでストレス緩和の効果がある2)ことが指摘されています。

つまり、「自宅に自然を取り入れること」で手軽にリラックス効果を感じることができるのです。

メンタルヘルスを保つためには、ストレスは「すぐに、簡単に、こまめに」解消していくことが必要です。

ストレスを感じたらウッドデッキにでて、木の感触を味わいながら外の空気を吸ってみる、緑を眺めてみる、すると少し気持ちが楽になるかもしれません。

 

また、日光をあびることで精神の安定に役立つとされる脳内物質の「セロトニン」の分泌を促すことができるといわれています。

「セロトニン」は気持ちの安定や安心感などに関与する一方で、不足すると精神的なトラブルにつながります。

ただ、日の光を浴びるためにわざわざ外出…となると少し面倒に感じる人もいるかもしれません。

でも、ウッドデッキがあれば、部屋着のままでも朝起きた寝癖のままでも、人目を気にせず気軽に日の光を浴びることができます。

他にも、ストレス緩和の方法として、夜空を眺めることなども効果的だと言われています。

このように日常にちょっとした「自然の力」を取り入れることで日々のストレスを癒していくができます。

ウッドデッキ×リラックス、ぜひ皆さんも試してみてくださいね。

 

参考文献

1) 宮崎 良文, 池井 晴美, 宋 チョロン(2014):日本における森林医学研究、日本衛生学雑誌 69(2), 122-135,

2) 岩崎 寛, 山本 聡, 権 孝二, 渡邉
幹夫(2006):屋内空間における植物のストレス緩和効果に関する実験、日本緑化工学会誌、2006 年 32 巻 1 号 p. 247-249

公認心理師・臨床心理士 飯田杏奈

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