冬場のウッドデッキや庭を飾る花03
冬のウッドデッキも華やかに
新型コロナウイルス感染症の蔓延に世界中が揺れた2020年が終わり、2021年が幕開けましたが、冬場の寒さと乾燥により北半球の多くの国や地域で感染の拡大が見られます。まだしばらくコロナ禍は続くと予想され、休日もお家で過ごす時間が増えるのではないでしょうか。
冬場の休日をお家で過ごす場合、どうしても外の寒さに加えて曇り空に影響されて室内に籠りがちになります。気がつけば一度も外の空気を吸っていなかった…なんてことも珍しくないでしょう。家にいながら少しでも外に出るきっかけづくりに、庭やベランダのウッドデッキはとても有効です。さらにウッドデッキに植栽があれば、水やりや世話、管理など、外に出る理由がいくつもつくられます。そこで今回と次回は、冬場でも鮮やかに庭やベランダを彩ってくれるお勧めの花を紹介します。
-3℃程度まで寒さに耐える宿根ネメシア
ネメシア属の植物は赤や黄色、青、白などの花を咲かせる一年草の品種群が長年にわたり園芸草花として親しまれています。特に近年は、-3℃程度までの寒さに耐えることができ、風通しの良い半日陰などの涼しい場所で管理すれば、夏も開花が可能な宿根ネメシアの品種群が多く出回るようになっています。
宿根ネメシアその名の通り、宿根草に分類されます。1年草である一般的なネメシアのような黄色や赤の鮮やかな色はなく、青や白、ピンクの花色が多いです。また、宿根草とはいえ2~3年で枯れるケースが多いです。草丈は10~40cm程度で、10月~6月が開花時期になります。開花時期が長くて香りがあることから家庭園芸でも人気です。
色とりどりの花で庭を飾るプリムラ
サクラソウ科サクラソウ属の園芸植物で主にヨーロッパで品種改良されたものが多く国内では流通しています。カラフルな花色が印象的で、毎年のように新品種が生み出されているなどさまざまな種類があるため、冬のガーデニングの草花として人気があります。日当たりの良い場所に置けば、蕾を次々につけるので庭がとても華やかになるでしょう。種から育てると霜などへの耐性が付くのも長所といえます。冬場に強い花と知られていますが、雪が少なく凍結が目立つ地域では凍結と融解の繰り返しが原因で枯れてしまうこともあります。冷え込みが厳しい日は、室内に取り込むのが良いでしょう。ただし、暑さはやや苦手としているので、暖房の効いた部屋に置く際は注意が必要です。
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