外装材の耐候性が外観維持を左右する(後編)
30年でも色の変化はわずか
彩木ウッドデッキは経年変化のスピードが非常にゆっくりとしています。新築当初の外観を長期にわたって容易に維持できる点は、彩木シリーズの特徴といえるでしょう。耐候性試験では、30年相当の時間を経過しても色の変化はわずかという結果を得ました。彩木シリーズが行ったのは「ウェザーメーター耐候性試験」といい、太陽光や温度、湿度、風雨など、屋外の条件を人工的に再現し、対象となる商品・建材の劣化を促進させる試験になります。
4色すべてで高評価を記録
試験結果を見ると、同じ彩木シリーズでも色によって促進具合が異なっているのが分かります。濃い色である古木や桧皮に比べると、薄い色の唐茶や白茶の方が、色の変化を示す数値は大きくなっています。古木と桧皮は20年相当の結果で「一般には同じ色だと思われているレベル」を維持。唐茶と白茶でも「色彩管理で一般的に扱われる許容色差。印象レベルでは同じ色として扱われるレベル」を記録しました。
何を優先するかで選ぶ建材は異なります。「変わらない安心」なら彩木シリーズは適していますし、経年変化を楽しむなら天然木が相応しいと思います。ご自身やご家族の趣味や個性に合った建材を選んで、長く愛せる住まいの外観を作ってください。
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