屋上の一部を<br>彩木ウッドデッキにリフォーム(前編)

屋上の一部を
彩木ウッドデッキにリフォーム(前編)

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複数の空間がある利点

 

 広い屋上の一部に彩木ウッドデッキを敷設すると、庭にウッドデッキを設けるのと同様に、空間の利用バリエーションがとても広がります。例えば、今回から紹介する事例では、建物と開口の前に長いウッドデッキが新しく計画されました。屋上とウッドデッキの高低差のある2つの空間は、自然とそれぞれで違った印象と意味合いを持つようになります。どちらも同じように屋根のない吹きさらしですが、ウッドデッキの床は屋内からの延長のようにも見え、屋内と屋外の「中間」という位置付けのような場所になります。

 

 

「ちょっと出よう」の軽い感覚を生む

 

 この「中間」というのがポイントです。庭や屋上など「いきなり外に出る」のではなく、クッション的なウッドデッキに「ちょっと出よう」という軽い感覚が生まれ、結果として人を外へ誘導しやすくなる効果が期待できます。暮らしの中で外に出て、新鮮な空気や風、日差しなど、外の心地よさを感じることは心身共にプラスになります。

 住宅はもちろん、社屋や公共施設などの大勢の人が活動する建物でも「外」が近く感じられる仕掛けは、健康や仕事の効率など多くのメリットをもたらしてくれるでしょう。

 次回は、この事例のリフォームの様子を紹介します。

 

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