人工樹脂木材のデメリットVS彩木 5番勝負!(前編)
何を優先するかで素材選びは変わる
ウッドデッキの設置を検討する際、天然木にするか樹脂・人工木にするかで、多くの方が一度は頭を悩ませると思います。どちらにもメリット、デメリットがあり、「良いとこ取り」ができないため、検討しながら優先順位を決めていくしかありません。
さて、よく言われる「樹脂・人工木のデメリット」には次のようなものが挙げられます。
①木の風合いが感じられない
②夏に太陽光で表面が熱くなってしまう
③手触りが味気ない
④濡れると滑りやすい
⑤材料の価格が高い
上記の評価は、樹脂系人工木材である彩木ウッドデッキの場合も当てはまるのか? 一つ一つ検証してみましょう。
第1ラウンド:木の風合いが感じられない
彩木の特長は天然木と見間違うほどの豊かな表情です。もちろん本物ではありませんから、「本物の風合い」とは異なります。どこまで本物にこだわるかでジャッジは変わるとは思いますが、趣と深み、凹凸による手触り感もあり、日本家屋や古民家、寺院などでも用いられています。
第2ランド:太陽光で表面が熱くなる
彩木はアルミ製の芯材を、特殊な高密度の発泡ウレタン樹脂で覆う構造です。このウレタン樹脂の熱伝導率は、0.03W/m・kと一般的な木材の1/5程度です。熱容量も少なく、夏でも素足で歩くことができます。温度上昇からの火傷の懸念があるため、樹脂系ウッドデッキは保育園・幼稚園では敬遠される傾向がありますが、彩木ウッドデッキは小さな子供が利用する施設での数多くの採用実績があります。
さて、第2ラウンドが終わって、現在のところ1勝0敗1引き分けといったところでしょうか。勝負の大勢が決する第3ラウンド以降は次回へ続きます――。
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