人工木・彩木ウッドデッキのデメリットは?その特徴と魅力をご紹介
天然木のような美しい質感を持ちながら、メンテナンス性に優れたことで人気が高まっている人工木・彩木(あやぎ)ウッドデッキ。しかし「本当にデメリットはないの?」「どんな特徴があるのか知りたい」という声も多く聞かれます。本記事では、人工木ウッドデッキの注意点と彩木の魅力をわかりやすく紹介し、後悔しない選び方のポイントをお伝えします。
1. ウッドデッキにおすすめ!人工木「彩木」とは?
自宅の庭やお部屋から続くスペースにウッドデッキがあると、ちょっとした休憩や家族団らん、洗濯物干しなど、暮らしの幅がぐっと広がります。
ところがウッドデッキには「天然木」と「人工木」があり、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで注目されているのが、人工木の「彩木(あやぎ)」という素材です。
人工木と聞くと「本物らしさに欠けるのでは?」と思う方もいますが、彩木はそのイメージとは真逆。天然木の風合いを再現した、高品質な人工木です。
彩木は、アルミ製の芯材を硬質低発砲ウレタン樹脂で覆った独自構造を採用しています。この技術により、軽量で丈夫・熱を溜めにくい・腐らない・ささくれが出ないといった、「天然木にも人工木にもないメリット」を兼ね備えています。
また、ウッドデッキは屋外で長く使うものだからこそ、耐久性やメンテナンス性はとても重要です。
彩木はその点で非常に優秀で、20~30年経っても風合いが損なわれにくいほどの耐久性を持ちます。
「せっかくウッドデッキを作るなら長く使えて、見た目もこだわりたい」という方にぴったりの素材が、彩木ウッドデッキなのです。
参考:人工木材「彩木」 目指したのは本物の木目とさわりごこち
2. 彩木ウッドデッキの特徴と魅力
ウッドデッキ選びで「見た目の美しさ」と「メンテナンス性」を両立させたい方には、人工木の進化系ともいえる彩木ウッドデッキが最有力候補です。天然木のような温かみや重厚感を持ちながら、耐久性やお手入れのしやすさも備えているため、近年は一般住宅でも採用が増えています。この章では、素材の特徴から実際の使い心地まで、彩木ウッドデッキならではの魅力をわかりやすく解説します。
2-1. 天然木のような風合い
彩木の最大の魅力は、「人工木なのに天然木そのもの」といわれるリアルな風合いです。
凹凸のある木目や色むらは、天然木から丁寧に木目を型取りし、塗装することで再現されています。
そのため、ウッドデッキに表情豊かな質感が生まれ、和風・洋風どちらの住宅にも自然に馴染みます。寺院や古民家でも採用されるほど、見た目のクオリティが高い点も特徴です。
さらに彩木は、豊富なカラーバリエーションも特徴です。落ち着いたブラウン系はもちろん、住まいの外観に合わせやすいグレー系など、好みや住まいのスタイルに合わせて選べます。色味によって雰囲気が大きく変わるため、和風の住宅からモダンな建築まで幅広くコーディネートが可能です。
「人工木のチープさが気になる…」という人にも自信を持っておすすめできる、上質なデザイン性があります。
2-2. 熱を溜めにくい
夏場のウッドデッキで心配されるポイントが、表面温度の高さです。
特に日差しが強い日は、素足で歩けないほど熱くなる素材も珍しくありません。
その点、彩木は熱さを感じにくい点が大きな特徴です。
彩木の表面温度は多素材と同じように熱くなりますが、素材の中に溜めている熱が少ないため熱さを感じにくいのです。猛暑日でも水をかければ直ぐに使えるようになります。
参考:真夏日でも散水で快適に使える彩木ウッドデッキ【YouTube】
実際に「真夏の見学で天然木より熱くなっていなかった」という声や、保育施設など子どもが素足で使う環境での採用実績も多数あります。
暑さ対策を重視したい方にとって、彩木の熱くなりにくい特性は大きなメリットです。
2-3. 腐敗しにくい
天然木のウッドデッキで一番心配されるポイントが、腐敗です。
天然木は雨や湿気、害虫の影響を受けやすく、ウッドデッキも定期的なメンテナンスや塗装が欠かせません。
一方、彩木はアルミと樹脂で構成されているため、腐ることがありません。
水を一切吸水しないので、汚れても水でサッと流すだけ。塗り直しや防腐処理といった作業も不要です。
「見た目は木なのに腐らない」という特性は、特に忙しい方や、メンテナンスに手間をかけたくない方にとって大きな魅力です。
耐久性・耐候性ともに高く、長期的に見てコストパフォーマンスが高い素材と言えるでしょう。
2-4. ささくれ・ヒビがなく安全
天然木のウッドデッキでは、どうしても経年劣化によってささくれやヒビ割れが発生します。
お子様やペットがいるご家庭では特に心配なポイントではないでしょうか。
彩木は人工木のため、ささくれ・ヒビが発生しにくく、天板にビスを使わない安全な構造になっています。
裸足で歩いてもケガのリスクが少ないため、小さなお子様やペットも安心して過ごせます。
さらに、彩木特有の「浮造り(うづくり)加工」によって木目の凹凸が強調され、濡れても滑りにくい仕様になっている点も魅力。天然木にあるような、伸縮による割れや反りの心配もありません。
デザイン性と安全性を両立できる素材として選ばれています。
3. 彩木ウッドデッキのデメリット
彩木には多くのメリットがありますが、選ぶ前に知っておきたいデメリットもあります。
最も大きいデメリットは、初期費用が比較的高い点です。見た目の美しさや加工技術の高さ、耐久性を考えると、どうしても価格は上がってしまいますが、長いスパンで考えると最終的なコストパフォーマンスの高さを感じられる製品であるといえます。
また、色や質感の種類が豊富ではありますが、天然木のように「経年で色が変化する楽しみ」は少ない点も、好みによってはデメリットと感じる方もいるでしょう。
ここでポイントになるのは、長期的なコストとメンテナンスの手軽さです。天然木は数年で劣化が進み、塗装・防虫処理などのメンテナンスに費用も手間もかかります。
一方で彩木は、20~30年程度使うことができて、特別なメンテナンスも不要です。
つまり初期費用こそ高めですが、長持ちで手間いらずな材料のため、トータルコストはむしろ抑えられるというケースが多いのです。
ウッドデッキの耐久性や安全性、見栄えを含めて長期的な視点で選ぶなら、彩木は非常に満足度の高い選択肢といえます。
4. ウッドデッキ用木材を選ぶなら「彩木」がおすすめ
ウッドデッキは一度設置したら長く使うもの。だからこそ、後悔しない素材選びが大切です。彩木なら、見た目も耐久性もメンテナンス性も妥協せずに、理想の空間づくりが叶います。
とくに、以下のポイントをウッドデッキに求める方には、ぴったりの選択肢です。
- 見た目の美しさにこだわりたい
- メンテナンスを楽にしたい
- 小さな子どもやペットが安心して使えるデッキがほしい
- 長く使える素材を選びたい
また彩木は、デッキ材に加えてフェンス、手すりなど豊富なラインナップが用意されています。
ウッドデッキと他の素材を同じ質感で揃えることで外観に統一感が生まれ、外構全体をひとつの空間としてデザインすることができます。「庭をしっかり使いたい」「外構をトータルで整えたい」という方にとっては、非常に選びやすい素材です。
参考:
製品紹介│エクステリアのMINO
ウッドデッキ・ガーデンデッキ 施工例│エクステリアのMINO
実際の施工例を見ると、「思った以上に天然木みたい」「夏でも素足で歩ける」「手入れが楽」といった声から、満足度の高い素材であることがわかります。
ウッドデッキは一度設置すると簡単には買い替えられない外構設備です。
だからこそ、耐久性・安全性・見た目のバランスを兼ね備えた彩木は、安心して選べる素材と言えるでしょう。
5. まとめ
彩木ウッドデッキは、天然木のような美しい風合いを持ちながら、「熱くなりにくい」「腐らない」「安全」「長持ち」といったメリットを兼ね備えています。
初期費用はやや高めですが、長く使える・メンテナンスが楽という点を考えれば、トータルで見て非常にコスパの良い素材です。
これからウッドデッキを検討する方は、ぜひ彩木を候補に入れてみてください。
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