天然木から彩木へのリフォーム(前編)

天然木から彩木へのリフォーム(前編)

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時間と共に変形する天然木

 

 天然木のウッドデッキは風合いがあり、自然物ならではの憩いの空間を作ってくれます。しかしながら、年月が経つと新築時とはまったく異なる姿となってしまいます。冒頭の写真は、設置から15年が経った天然木のウッドデッキです。施主様はリフォームを考え、新しいウッドデッキには彩木を選択されました。

 ウッドデッキとして天然木の板を15年も使用すると、紫外線による変色が目立つとともに汚れの付着による黒ずみも確認できます。また、板が反り返っているものもあり、全体的に細かな割れが発生しているのも写真から分かるでしょう。板のあちこちに出ている痛みを見ると、長い間、この住まいの一員として働いてきたことが想像できます。

 

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天然木ウッドデッキの再利用

 

 ウッドデッキとしての役目を終えた天然木の板は、少し手間はかかりますが再利用する方法があります。新しいウッドデッキに置く、フラワーポッドや棚などに工作し直すのはいかがでしょう。長年付き合ってきた愛着のある板と、また一緒に過ごすことができます。変形し傷つき、色褪せた状態ではウッドデッキとしては不都合も出ますが、インテリアなら年季の入った味のあるものに仕上がると思います。

 

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