雨の日こそベランピングを楽しもう!おすすめBBQアイテムから注意点まで
3密を避けながらアウトドアを楽しみたい人には、今話題のベランピング(ベランダ+グランピング)がおすすめです。遠くのキャンプ場へ行かなくても自宅の敷地内でキャンプ体験ができ、トイレの使いにくさや虫さされなどの心配もありません。
また、あらかじめ雨対策をしておくことで、悪天候の日でもベランピングが可能です。この記事では、雨の日でもベランピングを楽しむ方法や、必要なアイテム、ベランピングをするうえでの注意点について解説します。
目次
1.バーベキューの日に雨が降った場合の行動パターン
バーベキュー当日に雨が降ってしまったら、どう対処すれば良いのでしょうか。
延期や中止の判断、雨天でも楽しむ方法など、状況に応じた選択肢を紹介します。
1-1.延期する
バーベキューを楽しみにしていたとしても、天気が悪いときには延期が賢明な選択です。
とくに親族や友人が集まる予定で、外でゆったり過ごすプランにしている場合は、無理をせずに別の日に計画を組み直しましょう。
1-2.中止する
雨の中で無理をしてバーベキューを実施すると、安全面のリスクが高まるとともに参加者が十分に楽しめない可能性も出てきます。
屋根付きの場所がない場合や、スペースが狭い場合は中止を選ぶことも検討しましょう。
中止の場合は早めにゲストに連絡し、次の機会を計画する方がトラブルを避けられます。
1-3.雨天でも実施する
どうしても日程を変更できない場合や、参加者が雨を気にしない場合は、雨天決行という選択肢もあります。
この場合はタープやテントなどの雨よけグッズをしっかりと準備し、ベランダで火を扱う際は十分な換気を確保しつつ、風や湿気による火災のリスクに注意して安全に進めてください。
1-4.雨でも大丈夫な場所で行う
雨の日でもベランピングバーベキューを楽しむために、屋根付きのスペースを活用するのも一つの方法です。
近年では、雨の日でも楽しめるようなアイテムが増えているので、家のガレージやテラス、または雨を防げるウッドデッキを活用してみましょう。
2.ベランピングは雨の日でも十分楽しめる
ベランダでグランピング気分を味わう「ベランピング」は、小さいお子様がいてグランピング施設に行きにくい人や、施設が距離的に遠い人にもおすすめです。
また、ベランピングは、雨の日であっても工夫次第で十分に楽しむことが可能です。
楽しみ方の例 | 必要なもの |
---|---|
雨の中でのBBQ | サンシェード・タープ、BBQ用品一式 |
雨の中での語り合い | サンシェード・タープ、ランプ、チェアーなど |
雨の中での水遊び | 水着・バスタオル・水鉄砲など |
雨の日での水遊びは、子どもどうしであれば、より楽しく遊べる可能性があるうえ、すぐにお風呂に入れる点もベランピングならではのメリットです。
さらに、雨の音などの「自然音」は、ストレス緩和効果・リラックス効果があると言われています。
従って、いくつかの雨よけアウトドア用品を用意すれば、日々の仕事の疲れを癒すような、雨の日ならではのベランピングを楽しむことができるでしょう。
3.雨の日にベランピングを楽しむためのアイテムとは?
前述した通り、いくつかのアウトドア用品を準備することで、雨の日でも安心してベランピングを楽しむことができます。
自宅のベランダの広さや用途に合わせて、使いやすいものを選びましょう。
初心者でどんなものを買ったら分からない人や、極力出費を抑えたい人は、安価なリサイクル品やレンタル品から始めてみてはいかがでしょうか。
ここからは、雨の日にベランピングを楽しむために必須となるアイテムを3つ紹介します。
3-1.サンシェード
テントの開口部を大きくしたようなサンシェードがあれば、直射日光やちょっとした雨を防ぐことができます。
比較的安価で簡単に組み立てられるため、アウトドア初心者やそれほど広くないベランダの場合にも適しています。
一口にサンシェードと言っても、以下のようにさまざまな種類があるため、用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
サンシェードの特徴 | メリット |
---|---|
ひさし型 | 安価で持ち運びもしやすい |
ワンタッチ | 杭なしで設置できるため、コンクリート床・ウッドデッキにも便利 |
フルクローズ | 4面がメッシュ素材などでクローズされ、テントのような空間を実現 |
3-2.タープ
タープとは、サンシェードよりもやや本格的に設営が必要な、布製屋根のことを指します。
2本のポールと数本のロープを使って大きい一枚布を張り、その下に入って日差しや風雨を避けることが可能です。
また、サンシェードと比較し広いスペースを覆えるタープは、より大人数かつ本格的なベランピングに適しています。
ただしサイズが大きい分、設営に手間がかかることや、収納する時もより多くのスペースをとることがデメリットと言えるでしょう。
実際のキャンプではテントを寝室代わりに、タープをリビング代わりに使うことが多く、耐火性の高いものを選べば、タープの中でBBQやたき火も楽しむことができます。 ちなみに、耐水圧が高いものほど強い雨を防げますが、その分通気性も悪くなりやすいため注意が必要です。
3-3.防水用のチェア・デスク
防水性の高い折りたたみチェア・デスクは、雨の日のキャンプやベランピングはもちろん、海水浴・川遊びなど、水に近いレジャーの時にも重宝します。
土埃やこぼした飲み物などで汚れてしまった時も、簡単にお手入れができます。
ただしチェア・デスクを機能性重視で選んだ場合、後々、見た目のお洒落さに満足できなくなることもあるでしょう。
その場合は、お気に入りのテーブルクロス・クッション・ラグマットなどと一緒に利用すると、気分も変わるためおすすめです。
3-4. コンロやタオル
他にも雨の際には、以下のような便利なアイテムを揃えておくのがおすすめです。
- ・コンロ
- ・防水シート
- ・レインカバー付きの食材ボックス
- ・防水ブランケット
- ・ランタン
- ・タオル
- ・レインジャケットやポンチョ
- ・使い捨ての食器・カトラリー
ここまで紹介した雨の日グッズの他にも、こうしたアイテムを用意しておくとより安心です。
防水シートで地面を保護し、レインカバー付きの食材ボックスなどを活用しましょう。
また雨の日のベランピングは、思っている以上に塗れる可能性があります。
防水ブランケットで体を温かく保ち、タオルやレインジャケットを使って冷えから身を守ることも大切です。
ベランピングの時間を楽しむことも大切ですが、その後の体調にも充分に配慮しましょう。
3-4. 子供が飽きてしまう可能性がある
雨の日のベランピングでは、子供が飽きてしまうことも少なくありません。
限られた空間では、屋外で楽しめるようなアクティビティが制限されるため、のびのびと遊べずに退屈してしまうのです。
そのため、ベランピングには子供が楽しめる工夫を取り入れましょう。
手遊びなど簡単な動きで楽しめるものや、大人も一緒に楽しめるボードゲームなどもおすすめです。
また、子供向けの小さなテントを設置し、そこで遊んだり絵本を読んだりするスペースを作るのも良いでしょう。
また、簡単な料理やクラフトを手伝わせることも、子供が飽きないようにするためのひとつの方法です。
3-5. メニューを工夫する必要がある
雨の日のベランピングでは、限られたスペースや設備で調理を行うため、メニューの工夫が欠かせません。
天気が悪いときには、手間がかかる料理よりも、手軽に作れるメニューを選ぶのがベストです。
あらかじめ下ごしらえを済ませたメニューを計画しておけば、雨の中でもスムーズに調理が進められます。
また、温かいスープやシチューなど、寒さをしのげる料理もおすすめ。
ホットサンドメーカーなど、便利なキッチングッズを活用すれば天候に左右されず、美味しい食事を楽しむことができ、雨の日のベランピングも特別な体験に変えられるでしょう。
4.ベランピングの注意点とは?
手軽に楽しむことのできるベランピングですが、人里離れたグランピング会場と同じ感覚で羽目を外してしまうと思わぬ近隣トラブルや事故に発展する恐れがあります。
家が密接している集合住宅や市街地・住宅地などでのベランピングを考えている人は、特に注意が必要です。
安心してベランピングを楽しむために、以下の注意点をしっかりチェックしておきましょう。
4-1.ベランピングOKの建物か確認する
大抵の賃貸物件(戸建て賃貸を含む)や集合住宅では、ベランダでのBBQや花火が禁止されています。
火気を使う行為に限らず、共有部でのキャンプ行為やパーティー自体が禁止されているケースも少なくありません。 賃貸住宅や分譲マンションなどでベランピングをする場合は、まず管理規約をしっかり確認しましょう。
仮にアウトドア料理やBBQができなくても、ランタン風のLEDライトや寝袋などを使うことで、キャンプ気分を味わうことができます。
4-2.臭いや音をなるべく抑える
規約が厳しくない集合住宅や戸建てのマイホームでも、周りの住宅への配慮は欠かせません。
近隣住民や通行人に迷惑をかけないためにも、以下のような行為は控えましょう。
○夜遅くまで騒ぐ
夜の遅い時間までベランピングをすることで、話し声の騒音や照明のまぶしさにより近隣住民から苦情が入る可能性があります。
夜のベランピングは遅くても21時くらいまでにし、なるべく早めに照明を消して静かに片付けましょう。
○強い臭いや大量の煙を発生させる
炭火でお肉や野菜を焼くと、大量の煙や油の臭いが周りに充満してしまいます。
最近では、スモークレスを売りとしたBBQ製品やグリル板も販売されているため、隣の家との距離が近い方は、導入を検討してみましょう。
同様にベランダで花火を行う時も、煙と火炎臭が広がるため、注意して遊ぶよう心がけてください。
○ゴミを長時間放置する
BBQなどで発生した生ごみ、食べ残しゴミを長時間放置すると、異臭や害虫発生の原因に繋がります。
地域の分別ルールを守り、なるべく早めに処理しましょう。
また、外から見えやすいベランダ(庭)でベランピングをする場合、プライバシーの配慮も欠かせません。
人目を気にせずくつろぎたい場合は、大きなシートやビーチタオルなどを柵にかけて目隠しするとよいでしょう。
4-3.避難経路を確保する
安全な避難経路を確保しておくことで、万が一地震や火災などが発生してもスムーズに避難できます。
ベランダでサンシェードやデスクなどを使う場合は、アパート・マンションのベランダにある隔て板や、避難はしごの周囲を避けて設置しましょう。
また、避難経路に油などをこぼしてしまった場合は、早めに掃除することを心がけてください。
油汚れを放置しておくと床が滑りやすくなったり、引火しやすくなったりする恐れがあります。
5.ベランダのウッドデッキは「彩木ウッドデッキ」がおすすめ
晴れの日も雨の日でも、自宅の庭や屋上でベランピングを楽しみたい人には、ウッドデッキがおすすめです。
ウッドデッキの上なら土・砂汚れの心配が少なく、床が平らになるためアウトドア家具のガタつきを防ぐことができます。
特に、MINO株式会社では、高品質な人工木材「彩木」を使ったウッドデッキを提供しています。
彩木のメリットはたくさんありますが、以下では特に代表的な4つのメリットを紹介します。
彩木の特徴 | メリット |
---|---|
表面がウレタン製 | 熱を溜め込みにくく、夏でも裸足で快適に過ごすことが可能 |
天然木に近いナチュラルな風合い | SNS映え重視のベランピングに最適 |
木のささくれも発生しない | お子様やペットがいる家でも安心して使用可能 |
優れた耐候性 | 長期のメンテナンスが不要 |
本格的かつ長期で使うことができるウッドデッキの導入を考えている人は、彩木の利用をぜひ検討してみてください。
ベランピングやバーベキューをさらに快適に楽しむためには、道具選びがとても重要です。
とくに、雨の日にも安心して使えるウッドデッキや手すりのある空間を作れば、ベランピングの時間がさらに充実します。
たとえば、彩木ウッドデッキは、天然木に近い質感でありながら耐久性も高く、手入れが簡単です。
また、彩木シリーズのラインナップには、庭やバルコニーをおしゃれに演出するアイテムが揃っており、あなたのベランピング体験をより豊かにしてくれるでしょう。
ベランピングの空間を整えることで季節や天候を問わず、理想的なアウトドアがを楽しめます。
まとめ
ベランダ(庭)の広さに合ったサンシェード・タープや防水用チェア・デスクなどがあれば、雨の日でも快適にベランピングを楽しむことができます。
初めてベランピングをする人は、小さく、かつ安価なアイテムから試してみるとよいでしょう。
また、ベランピングをする場合は、近隣住民への配慮も欠かせません。
集合住宅や賃貸住宅では利用規約をよく確認し、戸建てマイホームでも騒音・臭い・煙などで周囲に迷惑をかけないよう注意が必要です。
ここまで紹介したポイントを確認しながら、上手にベランピングを楽しみましょう。
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