彩木ウッドデッキとルーバー<br>スクリーンの組み合わせ事例03

彩木ウッドデッキとルーバー
スクリーンの組み合わせ事例03

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外観に変化を与えるルーバースクリーン

 

 今回取り上げるのは、切妻屋根の片方を大きく流したデザインが印象的な建物です。外観のカラーは、クリームと茶系を中心に優しいカラーでまとめられています。他に目立つのは2つのルーバースクリーンでしょう。光と風を内側に通す一方で外からの視線を遮る格子壁は、外観のカラーアクセントとしても機能します。

 手前と奥の2か所にあるルーバースクリーンは、どちらも彩木シリーズです。手前の大きなルーバースクリーンでは彩木ウッドデッキが屋内の壁から外に向けて張り出しています。この組み合わせの右隣には、屋内外の出入り口となる段差のあるコンクリート製のポーチが。今回、主に注目するのは、そのさらに奥の外壁に採用された小さなルーバースクリーンと、その内側です。

 

 

閉じた空間の開けた壁

 

 該当部分をアップにしたのが上の写真になります。出入り口のポーチから1段上がった高さに彩木ウッドデッキが敷かれています。この小空間は、一方がポーチに向けて開け、一方は外壁に、二方は屋内へと通じる壁に囲まれています。

 

 

 

色焼けしない彩木シリーズ

 

 上の2枚の写真は、施工中と施工後です。ポーチとつながっている手前の面に、合計3本の柱が設けられています。柱と彩木ウッドデッキが交わる部分は、彩木ウッドデッキの基本となる板材を柱面までつけた後に、柱の厚みに合う幅の短い別の彩木材を配置。幕板は柱の部分を避けて取り付けています。

 ルーバースクリーンを設けることで、2方向からの採光が可能となり「暗い袋小路」にならない空間に仕上がっています。特に、写真左側の室内からこの空間を見た際の印象は、ルーバースクリーンの有無でまったく異なるでしょう。外の様子が室内からも伺えるデザインは、室内から外へ出ようという大きな動機になります。また、開放的なイメージは利用者の心のリフレッシュなどにも影響があるでしょう。

 ルーバースクリーンとウッドデッキを同じ素材、色で揃えると空間の統一感が増し、すっきりとした印象に仕上がります。また、彩木シリーズの場合は自然光で色焼けしないのも利点でしょう。紫外線による表面の色の経年変化を示す値がとても低いので、光がスリット状に差し込んでもウッドデッキの板面に光の跡は残りません。

 

 

程よいを整える

 

 上の写真は冒頭で手前に見えていた大きなルーバースクリーンの内側です。外に開け過ぎても、外の様子が気になり落ち着かない空間になる可能性があります。ルーバースクリーンは建物に「程よい」を与えてくれるツールの一つであるといえるでしょう。

 

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