目隠しフェンスの施工目的と費用の相場|フェンスの種類も紹介

目隠しフェンスの施工目的と費用の相場|フェンスの種類も紹介

この記事をシェアする

facebook Twitter line

目隠しフェンスには、住まいのプライバシーを守ったり、家の外観をおしゃれにしたりするなど、さまざまな役割があります。

目隠しフェンスは、新築で設置していない場合は、後からリフォームで追加することができます。目隠しフェンスの施工には費用がかかりますが、価格だけにとらわれず、住まいにあったフェンスを選ぶことが大事です。

そこで今回は、目隠しフェンスには、どのような役割や種類があるのか、施工に際して意識するべきポイントについて紹介します。

 

1.目隠しフェンスとは?施工する目的について

目隠しフェンスは、家の周りに設置する高めの柵のことです。フェンス選びの前に、フェンスの役割について押さえておきましょう。

①プライバシーの確保

外構に目隠しフェンスを設置することで、周囲からの目隠しとなります。
交通量の多い道路に自宅が面している場合、目隠しフェンスを設置することで、通行人からの視線を軽減できます。また、自宅との境界線として、塀ではなく目隠しフェンスを設置する人も多くいます。

②外観のデザイン性向上

目隠しフェンスの施工を通じて、外観のデザイン性を向上できます。目隠しフェンスは、デザインの工夫を施しやすいため、おしゃれな外観を作る上で有用です。

③安全性・防犯性の向上

目隠しフェンスの設置は、安全面と防犯面を高めることができます。子どもやペットがいる家庭では、フェンスを設置するリフォーム工事を行うことで防犯性が高まり、安心して庭で遊ばせることができるでしょう。
また、高いフェンスがあることで侵入者を回避することにも繋がります。

 

2.目隠しフェンスを施工の際に意識するべき3つのポイント

目隠しフェンスには、さまざまな役割があります。そして、目隠しフェンスを設置する際には、役割を理解した上で、いくつかのポイントを意識することが大切です。

目隠しフェンスを施工する際の目的によって、選ぶべきフェンスの高さやデザインが変わってきます。ここでは、施工時に意識するべきポイントを3つ紹介します。

 

2-1.最適な高さで設置する

目隠しフェンスの施工時では、高さを選ぶことが重要なポイントです。目隠しフェンスは、子どもの身長程度の12cmほどから、成人男性の身長である180cmほどまでの高さがあります。

「とにかく周囲からの視線を遮りたい」など、プライバシーを重視する場合には、高さのあるタイプを検討しましょう。

ただし、あまり高い目隠しフェンスを施工すると、家の周りの景色を見ることが難しくなります。周囲からの視線を遮ることができても、リビングから外を眺めると「フェンスしか見えない」となる場合があります。

 

2-2.圧迫感が出ないデザインを選ぶ

デザインを選ぶ際には、圧迫感が出ないように意識しましょう。目隠しフェンスのデザインによっては、圧迫感が出るエクステリアとなることがあります。
例えば、隙間が少ないようなデザインの場合、プライバシーが確保できる反面、周囲から隔離されているような重々しい感じを受けるでしょう。

また、カラー選びも圧迫感に影響します。黒やダークブラウンなどの濃い色は重厚感があるものの、狭苦しいイメージにもなります。圧迫感を出さないためには、明るめの色を選ぶことがおすすめです。

 

2-3.採光や風通しに注意する

目隠しフェンスの施工には、採光や風通しを意識して選びましょう。

「背の高すぎるフェンス」と「隙間がないデザインのフェンス」を選ぶと、日陰が増えてしまいます。高すぎる目隠しフェンスは、日当たりが悪くなるため、注意が必要です。さらに、隙間のないデザインを選ぶと、風通しが悪くなる可能性があります。

また、フェンスを設置する範囲も気をつけましょう。設置が広範囲に及ぶと、風通しが悪くなることがあります。

「どの方位に設置するか」「どの程度の範囲に設置するか」など、外構リフォームの際には、風通しに配慮して決めましょう。

 

3.【素材・形状別】目隠しフェンスの主な種類|それぞれの特徴も

さまざまな「素材」や「形状」がある目隠しフェンスですが、それぞれが持つ特徴は異なります。素材や形状ごとの特徴を把握することで、目的に合ったフェンスを選択することが可能です。

また、目隠しフェンスの素材や形状によって、家の雰囲気が大きく変わります。ここで紹介する目隠しフェンスの特徴を踏まえて、目的に応じた種類を選びましょう。

 

3-1.フェンスの素材

フェンスの素材には、金属製と木製に分かれます。

●金属製(アルミ・スチールなど)

アルミ製やスチール製など金属製の素材は、シンプルな質感で家の外観に合わせやすい素材です。リーズナブルな価格で施工できるため、目隠しフェンスの素材のなかでは定番といえます。

●木製(天然木・人工木)

天然木や人工木の木製フェンスは、素材が持っているウッド調のナチュラル感が人気です。洋風の家でも和風の家でも、木製フェンスはマッチします。

特に、木粉と樹脂からできた人工木は、「腐食しにくい」「色あせしにくい」など耐久性が高く、メンテナンスが簡単という魅力的な特徴があります。

 

3-2.フェンスの形状

続いて、フェンスの主な形状について解説します。以下の種類から、目的に応じた形状のフェンスを選択しましょう。

●格子

格子とは、縦格子・横格子・斜め格子など直線的なデザインが特徴の形状です。格子の向きや隙間の幅で雰囲気は変わりますが、シンプルな形状でどのような住まいにもマッチします。

●ルーバー

ルーバーは、細長い羽板を平行に並べたタイプのフェンスです。目隠しという役割を保ちつつ、風通しにも配慮しています。さらに、強風時には風の影響を受けにくい特徴があります。

●メッシュフェンス

メッシュフェンスは、隣家との境界線を仕切る際によく使われます。メッシュ構造であるため、目隠しの機能は低いですが、日当たりや通風を確保できる点が特徴です。

●ラティスフェンス

ラティスフェンスは、格子の一種で斜め格子のことを指します。木製素材のフェンスが多く、ナチュラルな雰囲気で庭づくりにこだわりたい人におすすめです。

●スクリーンフェンス

スクリーンフェンスは、縦もしくは横に板を平行に並べた形状です。目隠し機能に優れているため、プライバシーの確保を重視したい人におすすめの形状といえます。

 

4.フェンスの施工にかかる費用の相場

ここでは、目隠しフェンスの外構工事にかかる費用相場について、アルミ製と木製に分けて説明します。

●アルミ製

アルミ製のフェンスは、リーズナブルな価格設定のものが多い点が特徴です。フェンス自体の材料費は、1枚(1m前後)5,000円前後から購入できます。さらに、支柱やコーナー材を加えると、1枚あたり15,000~25,000円前後が相場と考えられます。
また、フェンスのグレードや高さによっては、相場よりも高めとなる商品もあります。

10mのアルミ製目隠しフェンスを施工する場合、材料費に加えて、基礎工事などの費用が必要となります。基礎工事などを含めた、アルミ製フェンス設置にかかる費用の相場は次の通りです。

【10mの目隠しフェンスを施工する費用の例】

15万~25万円

●木製

木製フェンスは、アルミ製よりは高めで、支柱など込みで1枚(1m前後)あたり20,000~35,000円程度が相場です。
さらに、天然木の場合は塗装が必要となるため、人工木より費用が高い傾向にあります。一方、樹脂製の人工木の場合は、塗装費のコストカットに繋がるだけではなく、設置後の塗装メンテナンスにかかる費用も抑えることができます。

アルミ製と同様に、木製フェンスでも基礎工事の費用が発生します。基礎工事を含めた、木製フェンスの設置費用の相場は、次の通りです。

【10mの目隠しフェンスを施工する費用の例】

20万~40万円

 

5.目隠しフェンスはMINOの【彩木フェンス】がおすすめ!

目隠しフェンスにおすすめのフェンスが、MINOの「彩木フェンス」です。彩木フェンスは、天然木の木目を使って型取りされ、細部にこだわった塗装で装飾されています。そのため、人工木であるにもかかわらず、天然木と見間違えるほどの質感です。
表面に施されている塗料の耐久性と耐候性が高く、少ないメンテナンスで美しい見た目を長期間キープできます。

ガーデニングにこだわりたい人はもちろん、木の風合いに包まれた温かな庭で日常を過ごしたい人などにも、最適なフェンスが「彩木フェンス」です。

 

まとめ

目隠しフェンスはプライバシーの確保以外にも、デザイン性や安全性・防犯性の向上など、さまざまな目的により施工されます。どの目的を重視するかによって、フェンスの種類や高さなどが変わるため、フェンス施工の前に施工目的を明確にしておきましょう。

目隠しフェンスの素材や形状には、多種多様なバリエーションがあります。それぞれの特徴について、しっかりと理解した上で、自宅にマッチするものを選びましょう。

Categoryカテゴリ

全記事を見る

無料 彩木サンプルで
木のような
触り心地を体感!

資料請求 (無料)