冬場のウッドデッキの寒さ・雪対策を紹介

冬場のウッドデッキの寒さ・雪対策を紹介

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1.冬場のウッドデッキを暖房と共に過ごす

冬のウッドデッキを暖かく快適に楽しむ方法をご紹介!手軽に導入できる暖房アイテムや寒さ対策のポイントから雪対策まで解説します。冬でも居心地よくアウトドア空間を満喫しましょう。


 

2.冬の日光浴をウッドデッキで

室内に籠りがちになる冬場こそ、心身の健康バランスを整えるのにウッドデッキは最適な場所です。空気の入れ替えや日光浴、そして季節を感じるという行動は、気持ちのリフレッシュに大きな影響を与えるでしょう。しかし、寒いままで外に居座っては風邪をひく可能性が高まるなど、かえって身体に良くありません。冬場の日光浴を行うなら、ダウンジャケットを着る、マフラーをするなど暖かい格好を心掛けましょう。温かい飲み物を用意して内側から体温を上げるのも良い方法です。また、前回のコラムで紹介した足湯のように、足元を温めるのは重要なので椅子に座って時間を楽しむならひざ掛けなどもあると良いでしょう。


 

3.暖房を利用して冬もウッドデッキ

p> 衣服などで防寒をしても寒い場合には、アウトドア用ヒーターを取り入れるのも良いと思います。近年は、アウトドアブームやアウトドアリビングの流行により、外でも使えるさまざまなタイプの暖房が流通しています。携行する機会が多いのであればガスや石油式のものが適していると思います。特に持ち運びに優れているカセットガスヒーターは、災害時にも活躍するアイテムでしょう。一方の石油式のストーブはデザイン性の高いものが多く、インテリアとして室内で普段使いする方も多いそうです。やかんや鍋をストーブの上に置いて、飲み物や食べ物を温めることもできるので、アウトドアリビングで食事をする際にもぴったりです。

 


 

4.雪対策はどうすればいい?

冬の楽しさを広げるウッドデッキですが、雪が降る地域では適切な対策をする必要があります。放置すると滑って転倒する危険があるだけでなく、木材の劣化を早める原因にもなるので注意しましょう。ウッドデッキを長期間綺麗に保つための具体的な雪対策を見ていきましょう。

  • こまめな雪かき:積雪が5cm以上になる前に雪かきを行いましょう。金属製は木材を傷つける可能性があるため、プラスチック製のスコップがおすすめです。

  • 塩化カルシウムは使わない:一般的な融雪剤には塩化カルシウムが含まれており、木材を痛めます。代わりに「木材用融雪剤」を使用しましょう。

  • 滑り止めマットの活用:階段や出入り口など特に滑りやすい場所には、ゴム製の滑り止めマットを敷くと安心です。

  • デッキブラシで雪を払う:柔らかい毛のデッキブラシで優しく雪を払うと、デッキ表面を傷つけず効率的に雪を除去できます。

  • 融雪シートの検討:電熱式の融雪シートは初期投資はかかりますが、高齢の方や忙しい方には労力を大幅に節約できる選択肢です。

冬でもウッドデッキを活用すれば、季節の変化を感じながら生活に彩りを加えられます。少しの工夫で、雪国でも一年中ウッドデッキライフを楽しみましょう!


 

5.やってはいけない寒さ・雪対策とは?

冬のウッドデッキを長持ちさせるためには、避けるべき対策法があります。

良かれと思っても逆効果になったり、デッキ材を傷めたりする方法を知っておくことが大切です。間違った対応は寿命を縮める原因になります。

①デッキ材を傷める危険な対策

冬場のウッドデッキでは、表面の美しさと構造の健全性を守るため、以下の対策は避けましょう。

  • 融雪剤の使用:塩化カルシウムを含む一般的な融雪剤は木材を腐食させる

  • 金属製工具での雪かき:表面に傷がつき、水分侵入の原因になる

  • 熱湯をかける解氷法:急激な温度変化で木材にひび割れが生じる

  • 重いものを長期間置く:デッキ材のたわみや変形を招く

これらの対策はウッドデッキの美しさを長く保ち、長期的なコスト削減にもつながるでしょう。

②安全性を損なう誤った対応

冬場のウッドデッキでは、思わぬ事故につながる対応があります。以下の対応は避けましょう。

  • 雪の放置:踏み固められた雪は氷となり、非常に滑りやすくなる

  • 不適切な暖房器具:固定されていない器具は転倒し火災の原因に

  • 危険な敷物:水を吸って凍ると逆に滑りやすくなる素材がある

  • 屋外用でない電気製品:防水性能のない製品は漏電の危険がある

これらは転倒や火災などの事故リスクを高めるため、注意が必要です。


 

6.使えば使うほどアイデアが浮かぶ

お家で使うのであれば電気式も持ち運びが楽で便利だと思います。ただしコンセントの位置やコードの長さで置き場所が限定される点は注意しましょう。また、電気式のヒーターは消費電力が大きいので、設定温度や設置数を考慮しないとブレーカーが落ちてしまうので、この点も注意です。

暖房設備とは違いますが、カイロを利用するのも有効です。大きな筋肉のある背中や第2の心臓といわれるふくらはぎなど、身体が温まりやすいポイントにカイロが当たるようにすれば、随分と感じる寒さは和らぐと思います。

「当初からウッドデッキで暖が取れるように設計していない」や「冬は寒いからウッドデッキは使わない」と思い込むのはとてももったいない思い込みです。せっかくの家に居ながらにして外の空気を楽しめる場所ですから、工夫をしながら最大限利用してください。ウッドデッキは使えば使うほど、新しい利用のアイデアが浮かんでくるものです。「冬こそウッドデッキ」という意識で家族みんなで楽しんでください。


 

まとめ

ご紹介した冬場のウッドデッキを快適に過ごすアイデアを活かすには、素材選びも重要なポイントです。

四季の変化を感じられる日本の住まいには、その美意識に合った素材が必要です。彩木ウッドデッキは、日本人の美意識に応える木の温かみを再現した複合建材です。

従来の天然木材と違い、メンテナンスの手間をほとんど必要としません。旧家の縁側のような「外中の空間」を現代の住まいに取り入れることで、一年を通じた豊かな暮らしが広がります。

「維持するのが難しい空間は必要ない」という選択ではなく、手軽に豊かな空間を持てる彩木ウッドデッキで、いつでも日本の贅沢を享受できる心地よい空間をぜひ体験してみてください。

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