ウッドデッキで後悔しないために!後悔した事例と後悔しないための対策を紹介
ウッドデッキは外観をおしゃれにしたり、リビングと庭をつなぐ空間として活用したりと便利なスペースです。しかし、実際にウッドデッキを設置して「失敗した」「後悔している」という方も少なからず存在します。
今回はあえて、ウッドデッキの失敗談や後悔についてまとめました。さらに後半では、失敗しないためのポイントについても解説しています。ウッドデッキを設置しようか迷っている方は、今回紹介する後悔も参考にしたうえで、設置すべきか判断しましょう。
1.ウッドデッキに後悔・失敗したと考える7つの理由
ウッドデッキを設置して後悔・失敗したと実際に感じた理由として多い7つを紹介します。失敗事例を確認したうえで、ウッドデッキ設置の是非や対策を考えてみましょう。
1-1.後悔①設置したがあまり使わない
ウッドデッキを設置したものの、実際にはあまり使わないという話は多いものです。あまり使わない理由は、準備や片付けが面倒だから、ウッドデッキを設置したはいいものの日当たりが悪い、ウッドデッキを設置した場所に虫が多く寄ってくるなど様々な原因があります。
設置場所やスペースを慎重に検討して、快適に過ごせるウッドデッキを設置するのが第一です。また、設置したあとの使用イメージを明確にしておきましょう。ウッドデッキで華やかに食事をしたり、週末にバーベキューをしたりと、設計する前に使い方を考えておいてください。
1-2.後悔②ウッドデッキのメンテナンスが大変
ウッドデッキに使われている木材の種類によっても変わりますが、天然の木材を使用しているウッドデッキでは1~2年に一度メンテナンスが必要になります。
メンテナンスに手間がかかることに後悔する人も多いのです。メンテナンスをせずに放置すると、木材が腐ることもあります。そのため、定期的な再塗装のメンテナンス作業は欠かせません。
ただし、メンテナンスの手間や頻度は、床材や建材選びを工夫することで減らせます。たとえば樹脂製の床材は、天然木材と比べると耐久性が高く、メンテナンス頻度を減らせる場合があります。
1-3.後悔③サイズを間違えて物干しにつかえない
ウッドデッキのサイズを間違えてしまい、想像よりも小さく狭かったせいで洗濯物を干す場所が確保できなかった事例もあります。
物干し場所にするためにウッドデッキをしているのに、有効活用できないのは残念な話です。物干しに充分なスペースを確保できるよう、設計段階から留意しましょう。
1-4.後悔④庭が狭くなった・不便になってしまった
設置したウッドデッキが大きすぎて庭が狭くなってしまい、庭での作業や移動が不便になってしまったという後悔の声も多くあがっています。
特に花壇や小さな野菜畑などがある庭は、ウッドデッキを設置することで活用できるスペースがかなり減ってしまいます。ウッドデッキ以外のスペースもよく考えてから設置をしましょう。
1-5.後悔⑤想定より費用がかかってしまった
ウッドデッキに限ったことではありませんが、設置に想定よりも多くの費用がかかってしまうことは多いものです。
せっかく多くの費用をつぎ込んで作っても、あまり使わなかったり、失敗した点が出てきたらとても後悔するでしょう。費用をかけて作るからには、使用イメージを明確にしたうえで機能的なウッドデッキを設置してください。
1-6.後悔⑥使えるシーズンが意外に短い
設置前に見逃しがちなのが、ウッドデッキは使えるシーズンが短いというポイントです。住んでいる地域によって天候や寒暖に差はありますが、梅雨シーズンや夏はとても暑くて害虫も多く急な大雨も多いです。そして冬は寒く、雪が積もる地域も多いです。
たとえば、開閉できるシェードを設置するなど、温度を調節しやすくする工夫により一定程度は使用期間を延ばせるでしょう。
1-7.後悔⑦色選びに失敗して外観が気に入らない
ウッドデッキの設置場所に見合った色を選ばなかったために、ウッドデッキと外観がマッチしないケースもあります。家の外壁の色と合わなかった、傷が目立つ色にしてしまったなど後悔する方は少なくありません。ウッドデッキの色は、一度設置したあとでは簡単に変更できないため、色選びは慎重に進めましょう。
2.ウッドデッキの設置に後悔・失敗しないための対策
後悔した事例をふまえて、ウッドデッキで失敗をしないための対策を紹介します。設置してからでは変えられませんが、対策をしっかり練ってから設置すれば、後悔せずウッドデッキを有効活用できるでしょう。
2-1.使い方をイメージしたうえで設置の是非を検討する
ウッドデッキの使い方を具体的にイメージした上で設置をするかしないかを検討しましょう。とても大切なポイントです。
ウッドデッキを何のために使いたいのか、使う際にどのような物を置くのか、どれくらいのスペースが必要なのかをしっかりとイメージして設置してください。用途に対して充分なスペース・設備を兼ね備えたウッドデッキなら、うまく使いこなせるでしょう。
2-2.耐久性のある素材や塗料を厳選する
ウッドデッキのメンテナンス頻度を少なく楽に使い続けるためには、耐久性のある素材や塗料を使いましょう。ウッドデッキに使われている素材は天然の木材と、加工済みの木材を貼り合わせて作られた人工の木材があります。
耐久性の面では、実は人工の木材の方が優れています。どうしても天然の木材を使いたい場合は、ハードウッドという耐久性が高めの木材を選びましょう。そのほか、樹脂製の床材ならさまざまな塗料で色づけしたものがあります。塗料の効果で防汚性や耐腐食性、耐候性などを兼ね備えた製品も少なくありません。
MINOが販売する「彩木(AYAGI)」も耐久性が高くメンテナンスが楽になる樹脂製床材です。彩木(AYAGI)について気になる方は、こちらのWebサイトをご覧ください。
2-3.使い方にあったスペースを確保する
ウッドデッキの使い方に合わせた、設置スペースを確保しましょう。使い方によって必要な広さは変わります。例えば、ウッドデッキで食事をしたりBBQなどをしたいなら、机や椅子を置いて、さらに大人数人が動き回れるスペースが必要です。
洗濯物を干すのが目的なら、物干し台をおけるスペースを確保しなければいけません。設置予定場所の寸法や面積をしっかりと測定したうえで、ウッドデッキの設置を検討しましょう。
2-4.庭のスペースをなくして庭の変わりとして活用するのも一案
庭が元々小さくてあまり使っていなかったのならば、庭のスペースを使い切ってウッドデッキを設置するもの1つのやり方です。
そのうえで、ウッドデッキを庭の代わりとして活用するのもよいでしょう。植物やテーブルセットを置けば、ウッドデッキを庭代わりに有効活用できます。
2-5.ウッドデッキの費用を正しく見積もる
ウッドデッキの平均費用は20~35万円程度です。ただし、たとえば次のような要因で料金は変わります。
- ・ウッドデッキのメーカー
- ・設置スペースの広さ
- ・床材や柵などの素材
- ・塗料の種類
- ・屋根・壁の有無
ウッドデッキのメーカーまたは外構工事専門業者に費用の見積もりを依頼したうえで、設置の是非を検討しましょう。
2-6.暑さ・寒さ対策を施して使用できる期間を延ばす
暑さ対策としておすすめなのが、緑のカーテンや屋根の設置です。暑さにも寒さ対策にもなるのが、壁や窓をつけてしまうことです。費用を掛ければ、可動式の壁や大きな窓も設置可能です。夏や冬もウッドデッキを使えるよう工夫しましょう。
より費用を掛けずにすむ対策としては、シェードの設置や熱くなりにくい素材の使用などが考えられます。また、外にも持ち出せるポータブルな暖房器具を用意すれば、秋口までウッドデッキを使用できるでしょう。
2-7.色合いは専門家に相談しながら慎重に選ぶ
ウッドデッキの色合いは、外構工事の専門家とよく相談をして慎重に選びましょう。たくさんのウッドデッキ設置経験があるプロに相談するのが、失敗しない一番の近道です。外壁の色との調和や理想とする外観などをもとに、専門家と共に理想のウッドデッキをデザインしましょう。
MINOの「彩木(AYAGI)」は6色のラインナップがある樹脂製素材
ウッドデッキで失敗しないためには素材選びが大切です。MINOの「彩木(AYAGI)」は、耐久性が高くメンテナンスが楽になる樹脂製床材です。色が6色と豊富で、イメージに合った色調のウッドデッキを設置できます。
- ・唐茶(からちゃ)(KR):木のイメージに近い茶色
- ・桧皮(ひわだ)(HW):濃い目ながらグレージュより鮮やかな茶色
- ・古木(こぼく)(KB):スタイリッシュな黒色
- ・白茶(しらちゃ)(SH):クリームがかった白色
- ・グレージュ(GB):グレーとベージュを合わせた馴染みやすい茶色
- ・シルバーグレー(SG):銀色がかったグレー
こちらの記事では、彩木を使用したウッドデッキの事例を掲載しています。後悔しないウッドデッキデザインを実現するうえで、ぜひ参考にしてください。
3.ウッドデッキで後悔するポイントを事前に理解して対策を進めておこう
ウッドデッキで後悔しないために事例や対策ポイントを紹介しました。これからウッドデッキを設置予定の人やウッドデッキに憧れている人は、是非参考にしてください。
エクステリア建材を多数扱うMINOのWebサイトでは、樹脂製素材の彩木を使ったウッドデッキを紹介しています。施工事例も載せていますので、一度目を通してみてください。
彩木(AYAGI)について詳しくはこちら。
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