手に馴染む彩木手摺り
丸みを帯びた断面形状
建築・建材展2017(3月7日~10日)で最も大きな反響を得たのは、新登場の彩木バルコニー手摺りでした。これまでの彩木にはなかった丸みを帯びた断面で、掴んだ時に手に馴染むように設計している商品です。
彩木の可能性を広げる
これまでとは大きく異なる断面形状の製品化は、MINOとしても新たな挑戦となりました。これまではウッドデッキなど、平たい板を組み合わせたものを提案していました。しかし、異なる断面形状を一つ完成させたことで、彩木の建材としての可能性が大きく広がったと考えています。
天然木にはない長所を伸ばす
彩木は樹脂とアルミ芯材によるハイブリッドな人工木材です。彩木の一つの強みは、天然木にはない強靭性にあります。アルミの心材を採用しているため、薄く長い板でも、天然木より強度を保てます。アルミ心材とその周囲に配する樹脂の厚みやデザインは研究を重ねて導いたものです。今回の彩木手摺りの誕生で、木材を二次加工したような彩木シリーズなど、新たな断面形状への展望も開けました。今後も、より広い範囲で彩木という「建材」を快適な住まいづくりに活かせる研究を続けていきます。
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