彩木でコンクリートの地面を「庭」に仕上げる
ウッドデッキで庭の存在感を出す
外構の地面がコンクリート仕上げとなっている住まいもあります。駐車場としての利用を想定している場合などは、地面は土よりもコンクリートの方が適しているでしょう。コンクリート仕上げの地面は強度の高さがメリットですが、見た目はどうしても無味乾燥に映ります。そんなスペースを上手く「庭」に仕上げたのが、今回紹介する住まいです。
住まいの印象を大きく変える
まずは庭にしたい範囲に人工芝を敷きます。コンクリートの土間に緑を簡単につくるにはこの手法は有効です。次に、屋内の開口部の前に彩木ウッドデッキを配します。これにより半外空間が生まれ、暮らしの中で庭に出る動機づけが促進されます。この住まいでは落ち着いた赤褐色の彩木桧皮色を採用しており、人工芝の濃い緑色と良いコントラストとなっています。
暮らしの幅が広がる
上の写真で見ると緑と木調の彩木ウッドデッキによって、優しい印象の庭となっているのが分かります。人工芝と彩木ウッドデッキの組み合わせなので、庭のメンテナンスが非常に容易に行えるメリットもあります。コンクリートの土間のままでは、物置を設置するだけなど、暮らしの活動には組み込めない空間のままだったかもしれません。工夫を施せば住まいの印象は変わり暮らしの幅もグッと広がります。
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