木調の壁と合わせた
彩木ウッドデッキ01
天然木 VS 彩木
彩木の板材は、実際の天然木の板材から型取りした型枠で成形します。そのため、表面に現れる凹凸のある木目は本物そのもので、複雑で自然な曲線やゆらぎがあります。さらに木目の凹凸をやや深く設計する浮造(うづくり)により、心地よい手触りも再現しています。この表現力の高さは、大工が本物と見間違うほどです。
では、実際に本物の木材と並べて使った時はどのように見えるのか――。
それを今回から見ていきます。
濃い VS カジュアル
今回紹介するのは、唐茶色の彩木ウッドデッキと同系色の木材で外壁を飾る住まいです。ログハウスでよく見るような黒い節が印象的な外装木材は、木材の中でも「濃い」表情を持っているといえます。一方で、彩木ウッドデッキの表情は「カジュアル」「シンプル」と言った感じでしょうか。同系色でもトーンの違う2つですが、並べてみても馴染んだ壁と床という印象を受けます。
2つのトーンでバランスを取る
仮にウッドデッキも外装木材と同じトーンの木の感じが「濃い」ものであれば、統一感は出ますが、やや重すぎる空間となっていたでしょう。壁は「濃く」仕上げ、床は「カジュアル」にして、丁度良いバランスを取ったのだと思います。また、人が踏みしめる床には耐久性が高く、掃除も簡単な彩木ウッドデッキを採用してメンテナンスがラクになるように配慮した選択だったのかもしれません。
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