【試験報告】彩木MINOコートの耐汚染性試験|化学薬品やセメントに対する表面耐性を実証

【試験報告】彩木MINOコートの耐汚染性試験|化学薬品やセメントに対する表面耐性を実証

この記事をシェアする

facebook Twitter line

MINO株式会社では、人工木材「彩木」の美しさを保つ表面コーティング「MINOコート」の性能を評価するため、JIS規格に基づいた耐汚染性試験を実施いたしました。今回は、施工時に付着する可能性のあるセメントや、酸・アルカリといった化学薬品が表面に及ぼす影響を検証しています。

1. 試験の概要

  • 試験名称:彩木MINOコートの耐汚染性試験
  • 引用規格:JIS A1454(高分子系床張り材試験方法)
  • 試験期日:2025年7月2日~3日
  • 試験場所:MINO株式会社 本社工場
  • 試験体:彩木MINOコート(ミックホワイト色)
  • 汚染物質:2%水酸化ナトリウム水溶液、5%塩酸、セメントペースト

2. 試験方法

長さ100mm程度に切断した試験体に各汚染物質を滴下または塗り広げ、時計皿でカバーをして24時間静置しました。その後、中性洗剤とエタノールで表面を洗浄し、変退色用グレースケール(JIS L0804)を用いて色変化の度合いを目視で評価しました。また、参考データとして色彩色差計による試験前後の色差(ΔE)も測定しています。

3. 検証のポイント

  • 強いアルカリ性(水酸化ナトリウム)、酸性(塩酸)、およびセメントが24時間付着した場合、洗浄後に変色がないか。
  • 表面のツヤや反射具合に変化が生じないか。

4. 試験結果(詳細データ)

汚染物質 グレースケール判定 参考色差 (ΔE)
2%水酸化ナトリウム水溶液 (NaOH) 4.9 0.21
5%塩酸 (HCl) 5.0 0.10
セメントペースト 5.0 0.12

観察結果

  • 5%塩酸およびセメントペーストにおいては、グレースケール判定が最高の「5.0」であり、試験後にツヤの変化も目視では全く確認されませんでした。
  • 2%水酸化ナトリウム水溶液においては、グレースケール判定「4.9」と極めて高い結果を示しました。45度に傾けて観察してもツヤの変化はほぼなく、60度傾けた際にわずかに確認できる程度の非常に軽微なものでした。

まとめ

今回の試験結果により、彩木MINOコートは「酸やアルカリなどの化学薬品、さらには外構工事で使われるセメントが誤って付着し、長時間放置されてしまった場合でも、洗い流せば変色やツヤ落ちを極めて高いレベルで防ぐことができる」ということが実証されました。

これは、お庭で強力な洗剤を使ったお掃除を行う際や、周辺のコンクリート打設工事でセメントが飛散してしまったような不測の事態においても、元の美しい状態を維持しやすいことを意味します。施主様にとって、白系の明るい色味(ミックホワイトなど)であっても汚れや変質を気にせず、安心して長くお使いいただける確かな裏付けとなるデータです。

MINO株式会社 品質管理室
発行日:2025年7月9日

同じカテゴリの最新記事

ウッドデッキ、バルコニーの製品一覧

ウッドデッキ・ガーデンデッキの施工例

Categoryカテゴリ

全記事を見る

無料 彩木サンプルで
木のような
触り心地を体感!

資料請求 (無料)