人工木材なのに白色があるヒミツ
木粉樹脂との違い
樹脂系の人工木材で白色があるのは非常に珍しく、「どうして彩木には白色があるのでしょう?」という質問をしばしば頂くことがあります。樹脂系の人工木材で多いのは、樹脂の中に木の粉を混ぜた「木粉樹脂」と呼ばれるものになります。木粉樹脂のほとんどは、樹脂の中に色を混ぜ、色のついた樹脂を作った後に、押し出し方式で成形します。そのため、もともとの樹脂の色が反映されるため、白色を作るのは物理的に困難なのです。
塗装で仕上げる彩木
彩木の場合は、木粉樹脂とは色の作り方が根本的に異なります。彩木は最初に板を成形してから、仕上げに色を塗装して製品を作ります。そのため、物理的には何色にでも仕上げることが可能で、白色も作れてしまうというわけです。現在の彩木は、「天然木と見間違える美しさ」を商品ブランドとしているので、全体のバランスを考慮した、白色を含む4色をリリースしています。
色の塗り直しも可能
白色のウッドデッキは、空間を「パッ」と明るくしてくれる特徴があります。夏の強い日射しの下でも、リゾート要素を演出してくれ、爽やかさを感じられるのも良い点です。「汚れが心配…」という方も多いと思いますが、彩木ウッドデッキなら拭き掃除や水撒きで汚れは簡単に取れるので、長く美しい白が映える空間を維持できます。
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