ウッドデッキのお手入れ方法は?正しい掃除方法や長持ちのコツを解説!
ウッドデッキは、家族やペット、友人などが集う憩いの場として重宝されています。
木の温もりを身近に感じ、心地良い暮らしを叶える特別な空間です。
ただし、ウッドデッキは屋外に位置するため、十分に手入れが行き届いていない場合も多いのではないでしょうか。
「ウッドデッキにカビが生えた」「手入れが想像以上に大変」といったトラブルに心当たりのある人は、メンテナンス不足かもしれません。
ここでは、ウッドデッキを長持ちさせるため、ウッドデッキの掃除方法など、ウッドデッキのお手入れに関する基礎知識を紹介します。
目次
1. なぜウッドデッキをお手入れする必要があるのか?
ウッドデッキは基本的に屋外に設置されるため、日中は強い日差しを浴びたり、雨の日には雨ざらしになってしまうことは避けられません。
このような状況の中でお手入れを怠っていると、劣化がどんどん進んでしまうことになります。
特に天然木で作られているウッドデッキの場合、表面に加工をしていたとしても時間が経つごとにコーティングの効果は弱まり、水の侵入を許してしまって腐れてしまう原因となります。
ウッドデッキをなるべく長い期間、きれいな状態で利用するためにメンテナンスは必要不可欠です。
適切な方法でお掃除やメンテナンスを行うようにしましょう。
2. ウッドデッキの種類
ウッドデッキには大きく分けて、天然木と人工木の2種類があります。
天然木は、その名の通り「天然」の木材です。
自然素材ならではの温もりや香りが魅力で、経年変化によって色合いが変わる楽しみもあります。
ただし雨や紫外線の影響を受けやすいため、定期的な塗装や防腐処理が欠かせません。
一方の人工木は、木粉と樹脂を混ぜて作られた「人工」の素材です。
見た目は木に近くて、耐久性やメンテナンス性に優れています。
腐食やシロアリ被害の心配が少なく、比較的きれいな状態を保てるのが特長です。
その反面、真夏には表面温度が上がりやすく、天然木のような風合いの変化はあまり期待できません。
どちらを選ぶかは、見た目の好みやお手入れにかけられる手間を考えて判断するとよいでしょう。
3. 【材質別】ウッドデッキの日常的なお手入れ方法
それでは、ウッドデッキを長くきれいに使用するためには、日頃どのようにお手入れを行えばよいのでしょうか。
日頃行いたいお手入れとしてウッドデッキの掃除がありますが、その掃除方法は、人工木・天然木など、使われている材質によっても異なります。
自宅のウッドデッキの使用素材が分からない、という場合には、メーカーなどに確認しましょう。
ここでは、材質別、また汚れの種類ごとにお手入れ・掃除の方法をご紹介します。
3-1. 人工木のお手入れ
まずは、人工木のお手入れ方法です。
人工木の基本のお手入れとして、砂やホコリなどの汚れをこまめに取り除きます。
砂埃を放置していると、木材の乾燥やホコリの中の菌により腐食を招く可能性があります。
ほうきや先の細いブラシなどを使って、板と板の隙間に詰まったホコリまで取り除きましょう。
泥はね程度の軽い汚れが気になる場合など、季節ごと程度の頻度で、定期的に水洗いも行います。
全体を濡らした後に、やわらかいブラシやモップを使用し、木目に沿ってこすりましょう。
食べ物や飲み物をこぼした跡など汚れが目立つ時には、台所用中性洗剤を使用するのがおすすめです。
全体を濡らした後に中性洗剤を垂らし、水を含ませたスポンジもしくはモップなどを使い、汚れた箇所をこすりましょう。
天然木よりも汚れには強い人工木ですが、汚れを放置するとこびりついてしまいやすくなったり、腐食・劣化の原因になることももちろんあります。
気になる汚れがあればすぐに掃除しておくと安心ですね。
3-2. 天然木のお手入れ
天然木のお手入れも、基本的には人工木と同様にこまめに汚れを取り除く清掃を行うのが重要になります。
しかし、天然木は人工木よりも繊細な素材です。
以下のような手順で、より丁寧に清掃を行いましょう。
-
表面の汚れをほうきで掃く
砂埃や泥をほうきで掃き、表面を掃除します。
砂埃がウッドデッキの上にあるとひび割れや腐敗を招きやすく、日常的な掃き掃除が不可欠です。
-
デッキブラシで掃除する
全体を濡らし、木目に沿ってデッキブラシでこすります。
その後、固く絞った雑巾で、全体を拭いてください。この時にも木目に逆らわないよう、長手方向に動かします。
-
1〜2日、日光にあてる
1〜2日は乾燥させ、湿気を外へと逃します。
天然木は、水分を吸収しやすい素材です。不十分な乾燥では、腐朽菌が活性化し、カビやコケの増殖や色落ちを招くことがあります。
3-3. 汚れによって掃除方法は異なる!
ウッドデッキの手入れでは、その汚れの種類によって、洗剤の選び方や洗う順番を変えることが大切です。
次の表を参考に、正しい掃除方法を覚えましょう。
| 汚れの種類 | 掃除方法 |
|---|---|
| 砂埃・靴あと | ほうきを使用し掃除します。掃き掃除で落ちない汚れは水洗いを行いましょう。 |
| 雨染み・泥汚れ | 水洗いの後、中性洗剤を使用します。高圧洗浄機を使用する方法もありますが、ウッドデッキのワックスが剥がれるリスクを伴うため、使用は控えてください。 |
| 飲み物・食べ物 | 濡れた雑巾などで拭き取りましょう。染み込んでしまっている場合には、水洗いをして中性洗剤を使用しましょう。 |
| 苔・藻 | ほうきで掃いても取れない場合には中性洗剤を使用し、木目に沿ってデッキブラシやたわしで擦りましょう。 |
| 油汚れ | 水洗いを行わず中性洗剤を使用します。中性洗剤では落ちない汚れには、ヤスリ(サンドペーパー)をあて木に巻き、表面を削る方法もありますが、ウッドデッキを傷つける可能性があるため、説明書に特筆がない場合はメーカーへの確認をおすすめします。 |
| 油性マジック・クレヨンなど | 奥深くまで入り込む前であれば、ヤスリで削ることで表面をきれいにできます。 |
| タンニン(鉄)による斑点※ | タンニン鉄洗浄用の木材洗浄剤を使用します。木材洗浄剤の使い方は、商品指定の洗浄方法に従ってください。 |
※木材の成分「タンニン」が鉄イオンと反応し、生じる黒い斑点。
飲料に含まれるタンニンと鉄の食器が反応し、汚れが生じることもある。
このように、ウッドデッキの素材や汚れによってもお掃除の方法は異なります。それぞれの方法を確認して適切な掃除方法を実施することが重要です。
4. ウッドデッキを掃除する際に気を付けたいポイント
続いては、庭先・ベランダのウッドデッキを掃除する際に、気を付けておきたいポイントを4点紹介します。
無理に汚れを落とそうとすると、思わぬトラブルを招いてしまう可能性があります。
4-1. 強酸性・強アルカリ性洗剤・有機洗剤の使用は控える
ウッドデッキの掃除に洗剤を使用する場合には、中性洗剤(台所用洗剤)を選択しましょう。
強酸性(トイレ用の黄ばみ落とし洗剤など)・強アルカリ性洗剤(洗濯洗剤など)・有機洗剤(シンナーやベンゼンなど)の使用は、ウッドデッキの劣化を早めるなど、トラブルの原因となります。
洗剤選びに不安を感じる人は、工務店やエクステリアメーカーに相談しましょう。
4-2. カビ取り漂白剤使用時は周辺環境に注意する
漂白剤使用時には、周辺環境への配慮が必要です。
漂白剤を含む水が付着すると植物が枯れるため、流す方向を工夫しましょう。
プランター・植木鉢は、離れた場所に移動させ、カビ取りを終えたタイミングで戻します。
4-3. 金属製のスポンジ・デッキブラシの使用を避ける
ウッドデッキの掃除には、モップや適度な固さのスポンジ、ほうきを使いましょう。
金属製のスポンジ・デッキブラシは、ウッドデッキを傷つけ、腐敗や劣化の原因を産むリスクがあります。
デリケートな天然木材への使用は、とくに注意が必要です。
4-4. 違う種類の洗剤を混ぜない
異なる種類の洗剤を混ぜると、有毒ガスが発生し、人体に害を与えるリスクがあります。
酸性タイプの洗剤使用後に漂白剤洗浄を行うなど、危険な使用は避けましょう。
また、レモン汁や酢の汚れに対して漂白剤を使用するといった掃除方法にも、同様のリスクが存在します。
商品指定の使用方法を守り、事故を防ぎましょう。
5. 定期的なメンテナンス方法
日頃のお手入れは、ご紹介したような掃除方法で綺麗な状態を維持することでできるでしょう。
さらに、日頃のお手入れと並行して本格的なお手入れを行うことで、より美しい状態を保ち、木材の劣化を遅らせることができます。
次の2つのお手入れも、定期的に行うと良いでしょう。
5-1. 高圧洗浄機による掃除
まず、高圧洗浄機による掃除です。
高圧洗浄機では手では落ちにくいような手ごわい汚れもしっかりと落とすことができますが、水圧が強く、高頻度で使用すると木材を傷めてしまう可能性があります。
汚れを放置してしまうと木材の劣化の原因にもなるため、年に数回のお手入れとして利用するのが良いでしょう。
また、使用している木材・素材によっては、高圧洗浄機による洗浄が推奨されない製品もありますのでご注意ください。
また、傷やささくれなどが見られる場合には、ケガを防ぐためにもサンドペーパーでサンディングし、なめらかな状態を保つことも重要です。
5-2. 塗装の塗り替え
天然木のウッドデッキは、表面を覆い、腐食や劣化を防ぐために保護塗料による塗装が行われています。
そのため、定期的に塗装の塗り替えも行う必要があります。
1~2年に1度が再塗装の目安となりますが、気候や環境によって木材が傷むスピードにも差が出ますので、木材の地肌、「木地」が表面に現れてくるのを目安にするなど、木材の状態も見てタイミングを計ることも必要です。
塗料には水性と油性の2種類がありますが、完全に剥げている場合以外、塗られていたモノと同じ種類を使いましょう。水性塗料の上から油性塗料を塗っても、弾いてしまいます。
また、木が呼吸できなくなってしまうため、ニスやペンキは絶対に塗らないようにしましょう。
具体的な塗装の手順を以下でご紹介します。
-
事前準備
デッキブラシやモップを使用し、表面のゴミを取り除きます。
凹凸や古い塗膜が見られる部分はヤスリで削り、木粉をほうきで掃除しましょう。
-
塗装方法
- オイルステイン缶をよくかき混ぜる
- ハケや布にオイルステインを含ませ、木目に沿って塗装する
- 全体を塗装した後に半日程度乾燥させる
- 2と同じ方法でオイルステインを上塗りし、しっかりと乾燥させる
カビ汚れや虫害が気になる時には、木材保護塗料を使用する方法もあります。
木材保護塗料の特徴は、防腐剤・防カビ剤・防虫剤といった薬剤を含むことです。
木材内部まで保護剤が浸透し、効果的に保護塗装を行える点も強みといえます。
6. ウッドデッキを長持ちさせる2つのコツ
ウッドデッキを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
日常的なお手入れを徹底し、汚れや腐敗を防ぎましょう。
以下では、ウッドデッキを長持ちさせるために抑えておきたい2つのコツをご紹介します。
6-1. 日常的にお手入れを行う
まずは、汚れを放置せず、日常的なお手入れをしっかりと行うということです。
ご紹介したような掃除方法でウッドデッキがきれいな状態を保つことはもちろん、その他にも、以下のような細かいお手入れを日常的に心がけましょう。
- 植木鉢やプランターを定期的に移動し、底面の湿気を逃す。
- プランタースタンドを活用し、通気性を高める対策も有効。
- 掃き掃除は日常的に行い、土埃や落ち葉の蓄積を防ぐ。
- 排水溝の汚れを日常的に確認する。
- 床下をコンクリート張りし、環境整備するのもおすすめ。
6-2. お手入れしやすい材質を選ぶ
ここまでもご紹介したように、天然木では塗装の塗りなおしが必要であったり、日々のお手入れでも注意しなければならないポイントがあったりと、木材ならではの雰囲気はもちろん楽しめますが、人工木と比較するとお手入れの手間がかかります。
よりウッドデッキを長持ちさせるには、お手入れがより簡単で、耐久性が高い素材を選ぶのがおすすめです。
その条件を満たす素材としては、やはり人工木の方がおすすめですね。
また、天然木を選ぶ場合でも、その木の種類によって耐久性は異なります。
耐久性・お手入れの負担を考える方は、ソフトウッドよりもハードウッドのウッドデッキを選ぶようにしましょう。
7. お手入れ時間が日常的に取れない人は彩木ウッドデッキがおすすめ
ご紹介したように、天然木のウッドデッキでは日常的なこまめな掃除と、対紫外線や防腐に欠かせない塗装の塗り替えなどを定期的に行う必要があります。
お手入れが疎かになると、完成当初の美しさは廃れてしまい心躍るような空間ではなくなる可能性もあります。
しかし、忙しい日々の中で「そんなに時間をかけられない」や「うまくメンテナンスできるかが不安」という方もおられるでしょう。
そういう心配がある場合は、人工木材も選択肢に入れることをおすすめします。
人工木材の最大の長所は「お手入れが簡単」という点です。
「天然木の風合いは譲れないけれど、簡単にお手入れできるウッドデッキにしたい」という方に、MINOがご提案する「彩木ウッドデッキ」はいかがでしょうか。
天然木から型取りしてつくられる、本物と見間違うほどの表情が特徴の人工木材彩木は、硬質低発泡ウレタン樹脂とアルミ芯材を組み合わせた構造により、強度と意匠性の両立を実現しています。
特殊塗装により汚れが入り込みにくく、水拭きなどの簡単なお手入れで汚れを落とすことができるほか、独立発泡構造により内部に水が浸透せず、カビや腐食を防ぐことが可能です。
彩木なら、天然木のような質感と手触りを追求しつつ、塗装や防腐処理は不要で、施工後の手間を最小限に抑えながら、長く快適にお使いいただけます。
お手入れが簡単で美しいウッドデッキをお探しの方は、ぜひMINOの彩木をご検討ください。
まとめ
今回は、軒先やベランダのウッドデッキの掃除・手入れ方法や、長持ちのポイントなどを詳しくご紹介しました。
メンテナンスの負担を軽減するためには、手入れが大変な種類を避ける・特殊コーティングにより汚れのつきにくい種類を選ぶといった対策も可能です。
人工木も視野に入れながら、経験豊富なエクステリアメーカーに相談し、アドバイスを受けましょう。
家族や友人の集うウッドデッキは、いつでもきれいな状態を維持したいものですよね。
正しい掃除やメンテナンスを実践し、有効に活用しましょう。
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