階段のある彩木ウッドデッキ実例紹介02
長い階段を設ける
今回も引き続き、階段のある彩木ウッドデッキの実例を見ていきます。上の写真は建屋の奥まった場所にウッドデッキが設けられています。建屋と3方向で接しており、手前の一方向だけが庭へと開けています。階段はウッドデッキの長辺側に、同じ長さで設置されています。この配置だと、建屋からウッドデッキ、庭へと出る際に、真っすぐの動線を描くことができます。また、階段の幅も広いため、往来がとてもスムーズに行えるでしょう。庭に向かって階段が伸びているので、段差を利用して腰掛けるのにも丁度良いデザインとなります。
長辺側の半分を階段にする
上の実例も、3方向を建屋に囲まれ1方向だけが庭に向かって開けている実例です。この例では、階段をウッドデッキの長さに対して半分にしています。このようにすることで、建屋とウッドデッキ、庭の動線が片側(写真左側)に寄せられます。2つの例を見比べると、一つ目の実例の方が見た目には空間の連続性が強く感じられます。一方、二つ目の実例では、庭とウッドデッキの連続性がやや薄れるため、それぞれの役割が強調されているようにも見え、空間にメリハリを感じます。どちらにもメリットがあるので、ご家族の好みや住まいの間取りなどによってどちらのタイプが相応しいかは変わってくると思います。
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