施工時間を大幅短縮!
モジュールタイプの彩木デッキ登場(後編)
作業効率の良い構造
今回は、モジュールタイプの彩木ウッドデッキ「DM1515」の施工方法について解説します。DM1515にはベランダや屋上で用いる「ルーフ仕様」と、庭に施工する「ガーデン仕様」の2種類がありますが施工方法は基本的に同じです。違うのは束の部分で、ルーフ仕様では「無し」、「ガーデン仕様」では高さに合わせて束を切断して調整します。
<根太の連結イメージ>
束を施工した次は、根太を連結材でつないでウッドデッキのベースとなる部分を固めます。根太の設置が終わったら、次は板を張ります。板はすべてスライド方式となっており、穴あけやビス止め作業が不要です。そのため、作業クズなどのゴミによって現場を汚す心配がありません。板裏の突起を根太のスライド受けにはめていくのでスムーズに作業を進めることが可能です。
<3つのモジュールを使用したイメージ>
一般的な住宅でも施工可能
写真をよく見るとお分かりいただけると思いますが、板には2種類あります。「ハーフスライド」と呼ばれる他より短い2枚の板を用いた部分は、継ぎ目に設置するスペーサーを取り外すことで、簡単に板自体も取り去ることができるようになっています。施工中の調整や竣工後のメンテナンス時に、素早く、簡単に活用できる構造です。
広い面積をウッドデッキにする際に、大きなメリットを発揮するモジュールタイプですが、一般的な住宅でも施工することが可能です。例えば冒頭の写真の例のように、DM1515を2枚並べるだけでも、3メートル×1.5メートルのウッドデッキを簡単に作ることができます。
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