ウッドデッキをどの庭に置く?(前庭編)
開放的で広々な印象に
今回は前庭にウッドデッキを配置した事例を見ていきます。前庭はフロントヤードとも呼ばれ、建物の前にある空間を指します。欧米などの住宅ではよく見ると思いますが、敷地面積の限られた日本の都市部などでは、前庭を設けるのは難しいかもしれません。前庭の大きな特徴として挙げられるのは、住まい全体がとても開放的で広々とした印象を持つことでしょう。そんな前庭にウッドデッキが加わると、エントランス空間における充実感の高まりが敷地外からも良く見えるので、住まいのグレードがぐっと上がった雰囲気になると思います。
連続した空間構成
上の写真では、屋内空間をサポートする感じで、縁側のようにウッドデッキが配されています。住まいの正面が、屋内、半外、外の順番で展開するので、外に対して住まいが開放的な印象を与えてくれます。
多目的なスペースとして
この写真の住まいでは、パーティから子供の遊び場まで、多目的な活用ができる大きなウッドデッキが備えられています。広い前庭の中で存在感を発しており、ウッドデッキ自体が一つの独立した空間を形成している感じです。
狭小・変形地でも有効に
上のお住まいでは、階段アプローチの横にできたスペースを利用してウッドデッキが設けられています。このように限られた面積でも、ウッドデッキを用いることで、庭の使い方にバリエーションが出てきます。
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