雨よけのある彩木ウッドデッキ(02)
室内の温度上昇を抑制する雨よけ
前回に引き続き、雨よけの下に配された彩木ウッドデッキの実例を見て行きます。上の写真はウッドデッキが完全に雨よけに覆われた配置となっています。室内から庭に出ることを意識してステップのあるデザインとなっており、庭からステップに上がる場所すらも屋根の下です。この場合、日光の影響はかなり遮断でき、夏場の日中における強い直射日光もウッドデッキの表面に当たらないので、室内の温度を上昇させることもなく、夏場の省エネにも寄与することでしょう。
部分的な雨よけも彩木ならOK
次の写真では2階のベランダの一部分が、1階の彩木ウッドデッキの雨よけとして機能しています。雨よけのある部分とない部分の両方を取り入れることにより、一つのウッドデッキでも使い方にバリエーションができます。このようなデザインを気軽に採用できるのも、彩木ウッドデッキの長所の一つといえます。なぜなら、雨よけの有無によって当然、風雨や紫外線からの影響に差が出ます。天然木であればその差が、経年変化に直結します。しかし、水にも光にも強い性質の彩木ウッドデッキであれば、このような使用方法でも長年にわたって大きな違いは現れません。この住まいは「自由な設計を実現する彩木」を良く表した実例です。
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