階段のような小さな彩木ウッドデッキ
動線補助として活躍するウッドデッキ
ウッドデッキは半外空間を楽しむ場所という以外にも、外空間と屋内を円滑に結ぶ動線補助としても活躍します。今回は動線補助としての活躍が目立つ2つの事例を紹介します。
冒頭の写真は、ある家のフロントヤードに設けられた彩木ウッドデッキの様子です。2段のステップの踏み面には3枚の彩木の板が用いられており、ゆったりとした昇降空間を構成しているのが分かります。一番上のウッドデッキ面は5~6枚と幅の狭いデザインです。開口に対して真っすぐに動線が伸びており、非常に行き来がスムーズに行われるでしょう。階段のない写真右側では、ウッドデッキに腰掛けることも可能で内と外の移動だけではない利用ができます。
小さくても効果は抜群
次の事例は開口に対して正面ではなく、横にステップが設けられています。ステップの幕板に注目すると、1段目の幕板が2段目の下まで伸びており、基礎部分を隠すデザインとなっています。一番上のウッドデッキ面とステップはコンパクトサイズにまとめられています。開口に対して動線が横から入るデザインなので、ウッドデッキにおける腰掛スペースは広く確保できます。もしウッドデッキがなければ、屋内と庭の大きな段差によって出入りも大変だったでしょう。ウッドデッキと聞くと広く大きなものを想像しがちですが、今回紹介した小さい事例も数多くあります。小さくても快適な暮らしを、しっかりとサポートしてくれます。
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