ウッドデッキやバルコニー・ベランダの手すりなど豊富にご用意｜MINO株式会社

ウッドデッキはペットや子供を遊ばせたり、バーベキューを楽しんだりとさまざまな使い方ができる利便性の高いスペースです。しかし、ウッドデッキを取り付けようと考えた際には、どのくらいのサイズを選ぶと良いのか判断に迷うという方も多いのではないでしょうか。

ウッドデッキは設置場所により適したサイズが異なるため、まずはどのような使い方をするのかを考えることが重要です。そこで今回は、用途別やシーン別に適したウッドデッキのサイズの選び方について解説します。

ウッドデッキを購入する際にはまず、自分にはどのくらいのサイズのものが必要なのかを明らかにしておきましょう。サイズが異なれば、購入価格なども異なるため、まずはどのようなシーンで、何人くらいで使うものなのかを決めておくことが重要です。

例えば、夏に子供がプール遊びで使うのであれば、プールとその周りに人が数人くつろげるくらいのスペースが必要だと判断することができます。加えて、プールなどウッドデッキ上で水を使う機会が多い場合は、水に強い素材を選ぶ方が良いと判断できるでしょう。

また、ウッドデッキを選ぶ際には一般的なサイズについても理解しておくことが大切です。標準的なウッドデッキのサイズは、横幅約2.5m×奥行約2mのものが中心です。標準的なウッドデッキのサイズを目途に、設置する場所の広さが十分なのかを用途と照らし合わせながら決めましょう。

ウッドデッキのサイズを決める際は、あらかじめ用途を決めておくことが重要です。

ウッドデッキをリビングの掃出し窓に取り付けて設置し、ベランダなどとして使う場合は、リビングの掃出し窓から数センチの横幅を持たせましょう。奥行についても、掃出し窓の横幅を基準にウッドデッキの横幅を決めておき、最低でも1.8m以上確保することをおすすめします。

ウッドデッキを子供の遊び場として使いたい場合は、横幅約2.5m×奥行き約2mのサイズがあると安心です。余裕を持ったスペースがあれば、ビニールプールを置いたり、子供が安全に走り回ったりする場所を確保することができます。

対して、ウッドデッキを庭に出るための通路や腰掛けとして使う場合は、0.9ｍ程度の奥行きがあれば十分です。このように、より具体的な使い方を想像すると、必要となるウッドデッキのサイズが分かりやすくなるでしょう。

ウッドデッキのサイズを決める際、使い方をいくつも想定してしまうことで、かえってサイズ選びに迷ってしまうこともあるかもしれません。そのため、用途に合わせて決めることが基本です。

小さな子どものいる家庭であれば、子どものちょっとした遊び場やセカンドリビングとしてウッドデッキを利用するケースもあります。夏にはビニールプールやテントを張って、子どもとさまざまなレジャーを楽しむことができるでしょう。

その他にも、ウッドデッキをリビングの掃出し窓に取り付けて使用すれば、洗濯をした衣服の物干し場といった家事スペースとして使用することができます。ちょっとした荷物を置いておくスペースとしても活用できるため、家の中をすっきりさせることもできるでしょう。

「ウッドデッキを設置したら、家族や友人たちとバーベキューを楽しみたい！」と考えている方も多いはずです。バーベキューなどのイベント行事では、毎回参加人数が異なるため、その場その場に適したサイズ選びができません。

適切なサイズの判断が難しいときには、部屋の広さを基準にして考えると分かりやすくなります。家族だけでなく、友人やその家族を招いて主に7〜8人程度でバーベキューを行う場合は、8畳ほどのスペースがあると快適です。

ウッドデッキにおいては、横幅約4ｍ×奥行3.5mが8畳サイズになります。一家族分（4〜5人分）くらいのスペースで十分という場合は、6畳ほどの広さのサイズ（横幅約2.5m×奥行約3.5m）を選びましょう。

また、ウッドデッキ上でバーベキューをする場合は、ウッドデッキの素材選びも重要です。バーベキューメインでウッドデッキを使用するのであれば、天然木よりも樹脂製の素材がおすすめです。樹脂製のものは質感が天然木と変わらず、水に強いことからメンテナンスに手間がかからないというメリットがあります。

樹脂製は夏に表面温度が高くなる点に注意が必要ですが、昇温抑制効果のある塗料を使っているものを選べば、温度が高くなりすぎず、夏でも快適に使用することができるでしょう。

子供の遊び場として、ウッドデッキ上にビニールプールを設置したい場合は、ビニールプールを設置しても余裕があるほどのスペースを確保しておきましょう。ビニールプールの大きさにもよるものの、横幅約2.5ｍ×奥行約2mのウッドデッキが人気です。

加えて、プールの周りを子供が走り回ったり、大人が子供の様子を確認するために行き来したりすることを考えれば、ビニールプールの周りに70cm程度の余裕を確保しておくと安心です。

また、子供の成長に合わせてさらに大きなビニールプールを購入することを考えれば、少し余裕のあるサイズを選んでおくと安心です。
場合によっては子供がウッドデッキから転落してしまうことも考えられるため、デッキの周りにはフェンスを付けておくと良いでしょう。フェンスがあれば、着替えの際の目隠しにもなり、プールの水が周囲に飛び散ってしまうのを防ぐことにも役立ちます。

ウッドデッキは、洗濯物や布団を干すスペースとしても使用することができます。
2階建ての家に住んでいる方であれば、お風呂と洗面所が1階に設けられている場合、重たい布団や洗濯物を2階まで持ち運ぶことが負担に感じている方も多いはずです。
特に、洗濯物においては毎日行うことが基本であるため、ウッドデッキを設けて1階で洗濯物や布団を干せるようになれば、家事の負担を大きく軽減することができるでしょう。

ウッドデッキに物干し台を置いて布団や洗濯物を干すことを考えれば、最低でも横幅約3.5ｍ×奥行き約1.5ｍ以上のスペースを確保しておきましょう。物干し台を置いてもスペースを十分に確保することができ、快適に作業を進められるはずです。

また、転倒防止のためにウッドデッキには手すりをつけておくことをおすすめします。手すりの部分は布団などを干しておくこともできるため、スペースをより有効に活用することができるでしょう。

ウッドデッキには、屋根を付けることも可能です。屋根付きのウッドデッキを設置することで、雨の日でも洗濯物を干せるだけでなく、強い日差しや紫外線対策にも役立ちます。ウッドデッキは雨や風、さらに紫外線ダメージにより劣化してしまうため、屋根があれば耐久性が向上するというメリットもあります。

開放感がなくなる・定期的な掃除が大変になるなどのデメリットはあるものの、外観にこだわりたい方や、ウッドデッキのスペースをより有効に活用したいという方は、屋根付きのウッドデッキも検討してみてはいかがでしょうか。

さまざまな用途に使える便利なウッドデッキは、用途によっても適切なサイズが異なるため、購入の際にはまず、実際にウッドデッキ上で過ごすイメージをすることから始めると良いでしょう。

また、ウッドデッキの用途を踏まえた上で、ある程度適切なサイズを把握できても、実際の設置イメージがなかなか湧かないという方も多いはずです。その場合は、実際にウッドデッキの施工・設置を行う業者の施工事例を見たり、実際に問い合わせ・相談をしたりすることをおすすめします。