幕板2枚に秘められた
彩木ウッドデッキのデザインの可能性
2枚目の幕板の意味とは
今回は玄関横のフロントヤード(前庭)に設置した彩木ウッドデッキを紹介します。上の写真を見ると土台部分を隠すように幕板が2枚用いられています。これは玄関先であることを考慮したデザインでしょう。
上の写真は彩木ウッドデッキを施工する直前の様子です。写真奥側に黒色のタイル仕上げの玄関ポーチが見えます。これによりウッドデッキは、地面の高さと屋内の床高に加えて、玄関ポーチの高さにも配慮が必要となってきます。
先に上げた周囲の3つの高さに注意しながら施工を進めます。彩木の土台は自由に高さをスライド式で調整が可能です。この施工で難しいのは、玄関ポーチとの取り合い(納まり)になります。
彩木は天然木ように自由にカットができます。今回の場合は、ウッドデッキが玄関ポーチに少しだけ乗るデザインとなっています。そのため、下の幕板は一部カット加工が施されました。もちろん、ウッドデッキと玄関ポーチを重なることなく施工することも可能ですが、重ね合わせた方が見た目にも構造的にも安定感が出ると思います。
仮に下の幕板がないパターンを想像してみましょう。土台の露出に加えてポーチの床とウッドデッキの幕板にも隙間ができてしまい、少々間が抜けた印象になったのではないでしょうか。彩木ウッドデッキは細かな調整が可能な自由度の高いデザイン性能で思い通りに外構を飾ります。
*彩木ウッドデッキの幕板は通常は一枚です。今回紹介した事例は特注版です。
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