ウッドデッキやバルコニー・ベランダの手すりなど豊富にご用意｜MINO株式会社

BOX型のコンパクトなウッドデッキ

　今回紹介するのは裏庭の一角に小さな彩木ウッドデッキを設けた住まいです。庭と屋内の連続性を生み出す半外空間には、内外の往来をスムーズにする階段が備えつけられています。この彩木ウッドデッキで注目したいのは幕板です。板を3枚使って完全に閉じたBOX型に仕上げています。

BOX型のメリットとデメリット

　閉じたことで、ウッドデッキの土台部分にごみが入ることがなくメンテナンスはよりラクになります。小さなお子さんがいるご家庭では、玩具やボールなどが床下に転がり込まない点もメリットではないでしょうか。前回紹介した小動物の侵入防止にも有効です。一方でデメリットには、ウッドデッキの床下を物置などに利用できない点などが挙げられます。

天然木では難しいデザインも可能に

　このように完全にクローズしたデザインでは、見えない内側に入り込んだ水や砂、泥などの影響によるカビの発生や建材自体の腐食を心配される方もいるでしょう。しかし、彩木ウッドデッキは素材の内部に水を通さないなど耐水性に優れており、ジメジメしているからといって素材が腐敗することはありません。このデザインは天然木でも物理的には実現可能です。しかし、風雨に晒される環境下で、良好な通気と乾燥を考慮しなければならないため、実行するのは勇気がいるのではないでしょうか。