ベランダに目隠しフェンスを設置しよう!設置方法から費用相場まで
ベランダに目隠しフェンスを設置することで、プライバシーを守ったり自宅をおしゃれにしたりできます。
目隠しフェンスの種類によって、設置方法や費用はさまざまです。目隠しフェンスの設置で失敗しないためには、設置や費用に関する知識を身に付けておきましょう。
今回は、ベランダに取り付ける目隠しフェンスの種類や目隠しフェンスの設置方法、費用相場、さらに設置のポイントについて解説します。
1.ベランダに取り付ける目隠しフェンスの種類
ベランダの目隠しフェンスと一口にいっても、素材や形状はさまざまです。もちろん、素材や形状によって、外観も大きく変わります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解したうえで、目的や用途にマッチしたフェンスを選びましょう。
ここからは、ベランダやバルコニーに使われる目隠しフェンスの「素材」と「形状」について紹介します。
1-1.目隠しフェンスの素材
目隠しフェンスに使われる素材は、主に以下の5つです。
メリット・デメリットやメンテナンスのしやすさにも注目しながら、フェンスの素材を選びましょう。
①天然木
天然木を使うことで、木のぬくもりを活かしたナチュラルな仕上がりとなります。
天然木ならではの質感を取り入れたい人におすすめです。
天然木には、ハードウッド・ソフトウッドの2種類があります。
それぞれメリットとデメリットは、下記のとおりです。
●ハードウッド
メリット | デメリット |
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●ソフトウッド
メリット | デメリット |
---|---|
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②竹材
竹材を使うことで、和の雰囲気や落ち着いた印象に仕上げることができます。
通風性が良く太陽の光が自然に入り込む点が魅力です。
ただし、耐久性が低いため、定期的に交換やメンテナンスが必要となります。
③樹脂木材(樹脂木材・人工木)
樹脂材は耐久性に優れており、簡単なメンテナンスで使い続けることが可能です。
また、木目調で見た目と質感が木材に近く、デザイン性にも優れています。
価格は、ほかの素材に比べてやや高めです。
④アルミ材
アルミ材は、強度に優れているだけでなく、雨に濡れてもサビにくいという特徴があります。
メンテナンスも簡単なため、フェンスに使われることが多い素材です。
アルミ材は比較的安価で、設置コストを下げられます。
ただし、安価なものは衝撃に弱い傾向にあるため、注意が必要です。
⑤ポリカーボネート
ポリカーボネートは、採光をしつつ目隠しの役割も果たすことが魅力です。
カラーバリエーションも豊富で、住宅の外観に合わせやすいといえます。
風通しが気になる場合は、ポリカーボネートの枚数を調節することも可能です。
デメリットとしては、傷付きやすく、腐食割れを起こしやすい点が挙げられます。
1-2.目隠しフェンスの形状
目隠しフェンスの形状は、主に3つあります。
フェンスの形状選びでは、設置する目的や住宅の外観との相性もポイントです。
①ボーダー
板を横方向にはわせた形状を、ボーダータイプといいます。
モダンかつスタイリッシュで、シンプルな印象に仕上げたい場合におすすめです。
板幅や板の間隔によって、風通しや目隠し効果を調節できます。
②ストライプ
ストライプタイプは、板を縦方向にはわせることが特徴です。
ボーダータイプと同様に、板幅や板の間隔を変えれば目隠し度合いや雰囲気を変えられます。
素材次第で、和テイストや欧風など好みのスタイルが楽しめる点が魅力です。
③ルーバー
板を斜めに取り付ける形状を、ルーバータイプといいます。
板同士が重なって見えるため、視線をしっかり遮れる点が特徴です。
さらに、実際には板同士に隙間があり、通気性も確保できます。
2.ベランダに目隠しフェンスを設置する方法
結束バンドや専用金具を使うことで、既存のフェンスに板を固定して目隠しフェンスを設置することができます。
結束バンド・専用金具でベランダに目隠しフェンス設置する手順・ポイントと、設置するメリット・デメリットは、下記のとおりです。
●結束バンドで取り付ける方法
手順 | ポイント |
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<メリット・デメリット>
メリット |
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デメリット |
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●専用金具で取り付ける方法
手順 | ポイント |
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<メリット・デメリット>
メリット |
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デメリット |
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結束バンド・専用金具や、電動ドライバーなどがあれば、自分でも目隠しフェンスを設置することが可能です。作業時は、足場の確保や階下への落下物に十分注意しましょう。
3.目隠しフェンスをベランダに取り付ける費用
業者にベランダへの目隠しフェンスの設置を依頼した場合、材料費や工事費などの費用がかかります。費用相場は、1mあたり7,000~10,000円程度です。
材質や形状にこだわりがある場合や、ベランダが広い場合、必要となる費用が相場よりも高くなる
ことがあります。1mあたり20,000円以上というケースも珍しくありません。
目隠しフェンスをベランダに取り付ける費用をできるだけ抑えるためには、ベランダのサイズを測ったうえで、業者へ見積もりをもらうことがおすすめです。
4.目隠しフェンスをベランダに取り付けるときのポイント
目隠しフェンスをベランダに取り付けるなら、安全かつきれいに仕上げるポイントや注意点を理解しておきましょう。
満足度が高い目隠しフェンスにするためには、必要な高さや設置後の外観を十分にイメージしておくことが求められます。
ポイント1:隠したい部分を明確にする
まずは、隠したい部分を明確にして、フェンスの高さを決めることがポイントです。リビングならソファや椅子に座った場合の目線、キッチンなら立っている場合の目線が判断基準となります。
また、「誰からの視線が気になるのか」にも注目しましょう。隣家や道路などからの視線を遮るためには、それぞれに対応できるフェンスの高さが必要です。
ポイント2:圧迫感のない目隠しフェンスにする
目隠しフェンスを設置する場合、圧迫感が出ないように気を付けましょう。板の隙間幅を調節したり、素材に採光できるポリカーボネートパネルを使ったりすることがおすすめです。また、格子状に板を組んだラティスフェンスやルーバーラティスを使うことで、圧迫感を感じさせないおしゃれな空間を演出することもできます。
屋外からの見え方だけでなく、室内から外を眺めた場合の印象もイメージしておきましょう。
ベランダに目隠しフェンスを設置するにあたり、素材や形状、さらにフェンスの高さなど決めなければならないことがたくさんあります。
その点、実績や経験が豊富な業者なら、安全に満足度が高いフェンスの設置が可能です。
ベランダへの目隠しフェンスの設置などを含め、ベランダのリフォームを検討中の人は、業者へ問い合わせてみましょう。
まとめ
ベランダに目隠しフェンスで視線を遮ることで、プライバシーを守りつつ安心して生活できます。
目隠しフェンスを取り付けるなら、素材や形状ごとの特徴とメリット・デメリットを理解しておきましょう。ニーズに合ったフェンスを選ぶなら、メンテナンスのしやすさや機能性に目を向けることが大切です。
ベランダの目隠しフェンスは、自分で設置することもできます。
フェンス選びや安全性に不安がある人は、まずは業者への相談がおすすめです。
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