ウッドデッキの床下にいる虫の処理方法・防虫対策

ウッドデッキの床下にいる虫の処理方法・防虫対策

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1.ウッドデッキの床下にいる虫の処理方法

ウッドデッキの床下に虫が発生したらどうする?効果的な虫対策・虫除け方法をわかりやすく解説します。手軽にできる予防策や安全な駆除法で、快適なウッドデッキライフを守りましょう。


 

2 床下は虫と雑草の温床

ウッドデッキをいつまでも憩いの場所として利用するには、メンテナンスが非常に重要です。例えば床板に割れやささくれができてしまっては、安心してゴロゴロできませんし、紫外線で劣化してしまっては美しい場所でなくなってしまいます。

彩木のウッドデッキの床板は、天然木とは異なり高い原状維持能力を持っています。しかし、何事もほころびが出てくるのは目につきにくい部分から――。彩木ウッドデッキでも気をつけなければいけないのは、目につきにくい部分、前回の038「猫対策」でも触れた床下の処理です。

「どんなに床を丁寧にメンテナンスしても虫がわいてくる」「周囲に雑草が増えた」などのウッドデッキユーザーの報告はインターネット上でもよく目にします。ウッドデッキの床下は日射しが入らず、暗くじめじめとしがちです。その環境を好んで虫が生息するようになったり、雑草が広がったりします。


 

2-1.そもそもなぜ虫が集まるのか

ウッドデッキに虫が集まってしまう最大の原因は「床下環境の悪さ」にあります。ウッドデッキは通常、床板と地面の間に空間があり、その空間は虫が好む環境条件が揃っています。

【床下が虫の楽園になってしまう主な理由】

  • 日光が入らず暗い環境である

  • 風通しが悪く湿気がこもりやすい

  • 雑草が生えやすく虫の隠れ家になる

  • 落ち葉やホコリなどの有機物が蓄積し、虫の栄養源となる

特に注意すべきは木材を食べる害虫です。白アリなどが付いてしまうと、ウッドデッキの寿命が大幅に縮まるだけでなく、最悪の場合は家屋への被害にも繋がりかねません。彩木のような人工木材であれば虫の被害は受けにくいですが、床下環境が悪化すれば、そこに住み着いた虫がウッドデッキ上に上がってくることも考えられます。
また、夏場には蚊や蛾などの羽虫が、ウッドデッキで過ごす人や照明に引き寄せられて集まってくることもあります。こうした虫は、せっかくのくつろぎの時間を台無しにしてしまいますよね。
さらに、床下環境の問題に加えて、周囲の庭や植栽からも虫は移動してきます。一度住み着くと繁殖サイクルが始まり、適切な防虫対策をしないまま放置すると対処がより困難になります。


 

3. ウッドデッキの防虫対策5選

ウッドデッキのある暮らしをもっと快適に楽しむために、事前に防虫対策を取っておくことで、くつろぎの時間をより一層心地よく過ごせるようになります。

すでに設置済みの方も、これから設置予定の方も、ぜひ取り入れてみてください。

①防虫素材の選択
ウッドデッキを長持ちさせるための第一歩は、素材選びにあります。彩木のような人工木材は、天然木に比べて虫が寄り付きにくく、メンテナンスの手間も少ないのが特徴です。耐久性が高く変形も少ないため、長期間美しい状態を保てます。

虫が寄り付きにくい種類の木材は、シダーやウリン(ビリアン)、サイプレスなどです。特にウリンは「鉄の木」とも呼ばれるほど丈夫で、抗菌作用のあるポリフェノールを含んでいるため虫害に強いという特徴があります。

②床下のコンクリート施工
ウッドデッキの床下をコンクリートで覆うことは、防虫対策として最も効果的な方法です。

コンクリートは雑草の発生を防ぎ、湿気がこもりにくくなるため、虫の住処になりにくい環境を作れます。さらに掃除もしやすく、長期的な視点で見れば維持管理の手間も大幅に軽減できるのが魅力です。

景観や予算の面から基礎部分だけをコンクリートにするという選択肢もあります。部分的な施工でも、虫の発生を抑える効果は十分期待できるでしょう。

③防草シートの活用
コンクリート施工が難しい場合は、防草シートを活用しましょう。床下の土に直接敷くことで雑草の繁殖を抑制し、虫の住処を減らせます。

施工時は水はけを考慮し、シートの上に砂利を敷き詰めると効果的です。シートは耐久性の高いものを選び、端部はしっかり固定することがポイントです。数年に一度は状態をチェックし、破れや劣化があれば交換しましょう。

④定期的な清掃とメンテナンス
床下に落ち葉やゴミが溜まると虫を引き寄せる原因になります。

定期的な清掃は簡単な防虫対策の一つです。ウッドデッキ設置時に一部を取り外し可能な構造にしておくと、後々の清掃がしやすくなるでしょう。

特に季節の変わり目には床下の状態をチェックすることが大切です。清掃の際は隅々まで丁寧に掃き出し、特に湿った場所は乾燥させると効果的です。

⑤ハーブの活用
ウッドデッキ周辺にハーブを植えることも、自然な防虫対策として効果的です。多くの虫はハーブの香りを苦手とするため、虫除けになります。

レモングラスやラベンダーなどは特に効果が高いとされており、見た目や香りも楽しめるため、心地よい空間づくりにもなるはずです。化学薬品を使わない安全な対策として、お子様やペットがいるご家庭でも安心して取り入れられるでしょう。


 

4.床下の処理はしっかりと考えよう

p>虫や雑草の発生を抑えたいなら、ウッドデッキを設置する際に、床下一面をコンクリートにしてしまうのが最も良いでしょう。掃除も比較的、簡単に行えます。

しかし、「せっかくのウッドデッキの景観が無機質になるのは嫌」といった考え方や、「コンクリートを敷くと予算が高くなる…」などの理由から基礎部分だけコンクリートを敷く施工を選択される方も多いかと思います。

そんな時は、土の上に除草シートを設け、その上に砂利を敷き詰める方法がお勧めです。正しく施工していれば虫の発生をかなりの確率で防げるでしょう。

ウッドデッキの下は手の届かない空間なので、雑草が一度生えてしまうと除草剤などでの排除もなかなか上手くいかないものです。放置していると雑草が虫を育ててしまい、「毎朝、ウッドデッキで虫が死んでいる…」なんてことになりかねません。床下の処理はしっかりと検討して、ウッドデッキを設置してください。

【材質別】ウッドデッキの掃除方法と長持ちさせるコツを徹底解説!


 

まとめ

ウッドデッキの防虫対策は設置前の計画と適切なメンテナンスが重要です。しかし、頻繁なメンテナンスに時間を割くことが難しい方も多いでしょう。
このメンテナンス性と防虫性を両立させる方法として、素材選びは大切なポイントです。彩木ウッドデッキは天然木の風合いを持ちながら、複合建材ならではの高い耐久性と防虫性を兼ね備えています。
天然木と違いシロアリなどの虫害や腐食の心配が少なく、色あせや割れも最小限に抑えられるため、四季を通じて美しい状態を保ちやすいのが特徴です。朝のコーヒータイムや家族との団らん、夕暮れ時の読書など、室内と屋外をつなぐ理想的な空間で、毎日の暮らしにささやかな贅沢を加えてみませんか。

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