雨の日でも滑りにくい彩木

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雨の日でも滑りにくい彩木の構造

 

滑る原因は水膜現象

アスファルトの道路から建物のアプローチに足を踏み入れた瞬間に、ツルンと足を滑らせたことはないでしょうか? これは床面に使われている素材が変わったにもかかわらず、歩き方が同じなために起こる現象です。

床面に水が存在する場所では、靴底が水の膜に乗ってしまう水膜現象に気をつけなければいけません。一般的に歩く速度を遅くすれば、靴底の水は排出されてしまうので滑る可能性は低くなります。一方、速足の場合は靴底の接地角度などの条件によっては、排水は追いつかず水が残ってしまうので、水膜に浮いた状態になることで滑りやすくなります。

 

表面の凹凸が滑りにくさの鍵

水の排出が影響するので、凹凸のある靴底は滑りにくく、フラットな靴底は滑りやすくなります。同様に、床板に関しても凹凸のあるものほど水膜現象は起こりにくくなります。

彩木は表面に凹凸のある木目が表現されています。天然木の木目を再現しているため、凹凸が単一にならず排水されやすい構造です。また、木目の山(凸)の部分が主に靴底に接触するため、接触面積が少なくなります。その分、接触面積当たりの重さの値が高くなるため、摩擦抵抗も高くなり滑りにくい要因を作ります。

高い耐候性や耐久性、そして濡れても滑りにくいという特性を持つことから、彩木は人の往来が頻繁にあるアプローチ付近の床板や階段の踏板としても採用されています。

 

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