ウッドデッキにフェンスは後付けできる?メリット・デメリットも紹介
自宅の庭にウッドデッキを作ったものの、後になってフェンスを付けたいと思う方は多くいます。フェンスを付けると外からの視線が気にならなくなり、快適に過ごすことが可能です。
初めからフェンスを付けていなかった場合は、フェンスの後付けができるのか確認をしてから、種類や価格を検討しましょう。
この記事では、ウッドデッキにフェンスは後付けできるのかどうか解説します。後付けする際のメリット・デメリットや、付ける際のポイントも解説するため、ウッドデッキを快適な場所にしたい方は参考にしてください。
1.フェンスの後付けは可能
「ウッドデッキにフェンスの後付けはできない」という意見もいくつかありますが、実際にフェンスを後付けすることは可能です。後からフェンスを取り付けたい場合は、まずウッドデッキの構造・強度やフェンスの設置目的を確認しましょう。
ウッドデッキそのものにある程度の強度があれば、専用金具や木ネジなどを使って床に直接フェンスの固定が可能です。しかし、以下のようなウッドデッキに直接フェンスを取り付けると破損・倒壊の恐れがあります。
- 木材が経年劣化している
- もともと耐久性が低い
耐久性が低いウッドデッキの場合、デッキ周辺の地面にフェンスの支柱を埋め込み、コンクリートで固定する方法がおすすめです。ブロック塀と鉄筋で作った基礎にフェンスを取り付ける方法もありますが、DIYでは難しいため専門業者に取り付け工事を依頼しましょう。
2.ウッドデッキにフェンスを付けるときのポイント
ウッドデッキにフェンスを後付けする場合は、あらかじめポイントを押さえることで思わぬ事故や短期間での破損を防げます。ウッドデッキの設置目的をはっきりさせることは、コスト削減のためにも重要です。
ここでは、ウッドデッキにフェンスを付けるときのポイントを3つ解説します。
2-1.フェンスの種類を把握する
フェンスを設置することで得たいメリットを実現させるためには、フェンスの種類を把握することが重要となります。
ウッドデッキによく用いられるフェンスは、以下の3種類です。
○横張りフェンス(ボーダーフェンス)
もっともポピュラーな横張りフェンスは、板材が横方向に並んでいます。定番デザインであるため既製品の選択肢が多く、縦張りフェンスより少ない材料でDIYが可能です。
○縦張りフェンス(ストライプフェンス)
板材が縦方向に並ぶ縦張りフェンスは、子どもがよじ登りにくいため安全性の高さが特徴です。また、横張りフェンスやクロスフェンスと比べて板の隙間に雨水・雪がたまりにくい構造になっています。
ただし、フェンスの上下それぞれに板を固定する枠(材料)が必要なため、設置コストはやや高めです。
○クロスフェンス
クロスフェンスは、板材を井桁格子・斜め格子状に張ったフェンスです。見た目がおしゃれでつる性植物(ゴーヤーや朝顔など)を這わせやすく、ガーデニングや家庭菜園が好きな方にもおすすめです。開放感を重視する場合は、2枚の細板を☓字状に張ったタイプも良いでしょう。
2-2.費用を把握する
ウッドデッキにフェンスを付ける場合、費用相場の把握が重要です。
フェンスはサイズ・素材によって価格差が大きくなりますが、フェンス1枚当たり約5,000円~を目安にしましょう。風合いを重視する方には天然木、掃除のしやすさや耐久性を重視する方には人工木材がおすすめとなります。
ウッドデッキを子どもやペットの遊び場として活用したい場合は、軽くて高さがあるアルミ製フェンスも活用できます。例えば、幅4m×奥行き2mほどのスペースに高さ1.2mのアルミフェンスを設置する場合、フェンス本体価格は10万円前後です。
上記は製品価格のみの相場であり、ホームセンターなどで既製品を買いDIYをすれば、工賃を浮かせることができます。DIYに自信がない場合は、無理せず専門業者に依頼しましょう。
2-3.目的や選び方を把握する
同じような大きさのフェンスでも、種類や形状によって性質は大きく変わります。フェンス選びに迷ったときは、予算とともに設置目的や重視したいポイントを改めて振り返ってみましょう。
以下の項目は、しっかりと把握することが重要です。
- 設置目的(防犯・目隠し、子どもやペットの転落・脱走防止など)
- サイズ、デザイン、素材
- 日当たり、風通し、開放感の重要度
- 子ども、ペットの有無
- 耐久性、耐水性、耐候性
- 設置方法(例:ウッドデッキに直接取り付けるかどうか、DIYが可能かどうか)
3.ウッドデッキにフェンスを付けるメリット・デメリット
ウッドデッキにフェンスを取り付けるときは、メリットとデメリットの把握が重要です。まずは、メリットを2つ解説します。
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◯メリット1:プライバシーの保護になる
ウッドデッキが道路側に向いていると、デッキやデッキの奥のリビングが通行人から丸見えになることがあります。1階のデッキに洗濯物を干している場合は、盗難被害にあう可能性もあるでしょう。
ウッドデッキに高さがあるフェンスを設置すれば、目隠しや洗濯物の盗難防止などに役立ちます。外からの視線が気になることもないため、ビニールプール遊びやBBQなども好きなときに楽しむことが可能です。
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◯メリット2:子どもやペットの転落防止になる
フェンスを設置することで、子どもの転落事故やペットの脱走などを防ぐことができます。
ただし、フェンスの隙間が広いと子どもがよじ登って乗り越えたり、フェンスを倒してしまったりする恐れがあります。転落・脱走防止のためにフェンスを設置する場合、フェンスの構造や隙間の広さに注意しましょう。
次に、デメリットを2つ紹介します。
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◯デメリット1:圧迫感が生じる
必要以上に高いフェンスを設置すると圧迫感が生じ、外から見る方にも「拒絶されている」といった印象を与えてしまうでしょう。空き巣などの侵入者が外から見つけにくくなるため、防犯面でも悪影響となります。
外からの視線を遮りつつ、快適な生活と円滑なご近所付き合いを維持したい場合は、ほどよい高さ・隙間のフェンスを選びましょう。
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◯デメリット2:日当たりや風通しが悪くなってしまう
高すぎるフェンスや間隔が狭すぎるフェンスによって、日当たりや風通しが悪くなることも少なくありません。フェンスの内側に熱がこもるとウッドデッキや室内の温度が上がり、熱中症のリスクも高まります。
4.フェンスは「彩木フェンス」がおすすめ
ウッドデッキのフェンス選びに迷う方には、MINO株式会社(以下、MINO)が提供する「彩木(あやぎ)フェンス」がおすすめとなります。
MINO独自の人工木材である彩木は、ウレタン樹脂とアルミを使用したエクステリア素材です。天然木から型を取って繊細な木目を再現し、丁寧な塗装を施して温かみのある色合いに仕上げています。
天然木より軽いためお手入れの手間が少なく、熱がたまりにくいことも彩木のメリットです。ささくれでケガをする心配がないことから、乳幼児やペットのいる家庭でも安心して利用できます。
カラーバリエーションが豊富な彩木は、和風・洋風を問わずさまざまな空間にぴったりです。住宅外壁・ウッドデッキ・バルコニー・玄関まわりなどの施工実績が豊富なMINOでは、建材のプロがひとりひとりのニーズにしっかり応えます。
ウッドデッキをより快適・安全な空間にしたい方は、ぜひ彩木シリーズを検討してみましょう。
まとめ
ここまで、ウッドデッキにフェンスは後付けできるのかどうか、またメリット・デメリットやポイントなどを解説しました。
ウッドデッキにフェンスを取り付けると、プライバシー保護や転落事故防止などに役立ちます。しかし、フェンスの選び方を間違えると、圧迫感や日当たり・風通しの悪化によって生活の質が下がることもあるため、慎重に選ぶようにしてください。
フェンスを取り付ける場合は、MINOが提供する彩木フェンスがおすすめです。気になる場合は、資料請求をしてみましょう。
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