ウッドデッキ施工業者を選ぶポイントは?費用相場やDIYでの設置方法も
ウッドデッキを施工する際、業者選びがとても重要です。 現在、大手から専門業者まで色々なメーカーがあるので、業者の選定基準がよく分からないとお困りの方も少なくないでしょう。 本記事では、 ・ウッドデッキ設置を業者に依頼した方がいいのか ・業者選びに役立つ4つのポイント ・DIY初心者でも簡単に自分で設置できる方法 についてご紹介します。
目次
1. ウッドデッキ設置は業者に頼んだ方がいい?
ウッドデッキの設置は業者に頼んだ方がいいか、自分でDIYした方がいいか、というのは設置の目的や予算、DIYのスキルによって変わってきます。
1-1. 業者に頼むのがおすすめなのはこんな人
ウッドデッキの設置工事を業者に頼むのがおすすめなのは、 ・DIYの知識や経験がない ・大きなウッドデッキを設置したい ・プロにお任せしたい ・短期で作りたい ・地面の下処理も行いたい などに該当する方です。 業者に依頼するメリットとしては、プロの確かな技術で基礎や土台からしっかりと施工してもらえる点でしょう。 一方、メーカーや業者によっては材質やデザインの選択肢が狭く、自分の希望が叶えられない可能性もあります。
1-2. DIYがおすすめな人
DIYでウッドデッキを作るのがおすすめな方の特徴もご紹介します。 ・DIYをするのが好きで、経験もある ・それほど大きくないウッドデッキを設置する ・材料や塗料など自分で選びたい ・コストを抑えたい DIYをするメリットは、費用が材料費しかかからない点でしょう。 工費や手数料などを考えなくても良いので、木材や塗料、基礎部分まで自分の好きなものを選べます。 パーツごとに違うメーカーのものが選べるのは、DIYならではと言えそうです。 デメリットとしては、DIYの知識や経験がないと全て手作業は難しいこと、専用の工具が必要となること、1人もしくは少人数の作業のため期間が長くなりがちな点が挙げられます。 手間を抑えるために、簡単にウッドデッキが設置できる専用キットも人気があります。 おすすめのキットについて、記事終盤でご紹介しておりますのでぜひ最後までご覧ください。
ウッドデッキの設置を考えている方は、設置方法や費用を把握するだけでなく、素材の選択も非常に重要になります。
高品質で耐久性のあるウッドデッキをお探しの方には、MINOのウッドデッキ商品ラインナップがおすすめです。
ここでは、天然木の風合いを持ちながら、メンテナンス性に優れた人工木のデッキを多彩に取り揃えています。
また、デザイン性を重視したいという方には、彩木ウッドデッキシリーズが最適です。
美しい仕上がりと高い耐久性を両立させた製品で、家族全員が安心して利用できる品質の高いウッドデッキを提供しています。
2. ウッドデッキ設置を業者に依頼した場合の費用相場
ウッドデッキの設置を依頼する際の費用は、大体1㎡の面積単位で算出されます。 費用の内訳は材料費と工費で、地面の加工やフェンスを追加する場合は別途オプションの料金も必要です。 具体的な数字については、こちらの記事で詳しくご紹介しております。 合わせて、ご覧ください。 ウッドデッキの費用を徹底調査!材料による価格の違いも解説
2-1. ウッドデッキ工事に必要となる費用の内訳と相場
ウッドデッキ工事にかかる費用は約25万円~50万円とされており、内訳は以下に分類されます
- ・材料費
- ・施工費
- ・オプション費
ウッドデッキの材料費は、使用する素材によって大きく異なります。
- ・天然木(ハードウッド):1㎡あたり約15,000~35,000円
- ・天然木(ソフトウッド):1㎡あたり約10,000~30,000円
- ・人工木:1㎡あたり約10,000~40,000円
人工木は耐久性が高く、メンテナンスが少ないことから、長期的なコスト削減に優れています。
一方、天然木は独特の風合いが魅力ですが、定期的なメンテナンスが必要です。
施工費は、ウッドデッキの面積や施工場所の難易度によって異なります。
一般的には1㎡あたり約20,000~35,000円が相場です。
施工費には基礎工事(束柱の設置や地盤整備)が含まれることが多く、地盤の状態が悪い場合は追加費用が発生することもあります。
オプションとはウッドデッキに屋根や手すり、フェンスを追加する場合の費用です。
- ・屋根の設置:約15万円~
- ・手すり・目隠しフェンス:デザインや素材により5万円~20万円
これらのオプションは安全性やプライバシーを確保するために重要で、とくに家族やペットがいる場合には設置が推奨されます。
2-2. ウッドデッキ施工の費用は何で決まる?
ウッドデッキ施工の費用は、主に以下3つの要素によって決まります。
- 依頼する業者
- 材料・機材の運搬の難しさ
- ウッドデッキの取り外しがあるかどうか
依頼する業者
ウッドデッキのリフォームを業者に依頼する場合には、10㎡(約3坪)あたり20〜40万円が費用の目安です。施工費用は素材とは別にかかりますが、仕上がりの美しさや作業スピードを重視するなら、必要な出費といえます。
撤去費用や階段・フェンスなどのオプションを含むと、さらに費用が加算される点にも注意が必要です。
見積もりを依頼する際は、価格だけでなく、施工内容・保証の有無・対応の丁寧さも比較しましょう。複数の業者を検討することで、費用と品質のバランスが取れたリフォームを実現できます。
材料・機材の運搬の難しさ
ウッドデッキの設置場所までの搬入経路によっても費用は変わります。
前面道路が狭くトラックが入れない、駐車場から設置場所まで距離があるなど、材料や機材の運搬が難しい場合は、作業時間が増えるため施工費が高くなる傾向があります。
また、施工に時間がかかると職人の人件費も増えるため、全体コストが上がる可能性があります。
見積もりの段階で現場を確認してもらい、追加費用が発生するかどうか、どの程度の費用になるかを事前に把握しておくと安心です。
ウッドデッキの取り外しがあるかどうか
既存のウッドデッキをリフォームする場合には、取り外し作業と廃棄費用が別途発生します。
特に天然木のウッドデッキはシロアリ被害や腐食によって再利用できないケースが多く、解体から処分までも見積もりに含めておきましょう。
取り外し・廃棄の費用相場は、小規模なデッキで約5万円、広いデッキでは20万円前後が目安です。1㎡あたりの単価ではなく「一式費用」として提示されることが多いため、事前にどこまでが含まれているのか、業者にしっかり確認しておきましょう。
3. ウッドデッキ施工業者を選ぶ4つのポイント
ウッドデッキ設置業者を選ぶ際に、大切なポイント4点をご紹介します。 初めてウッドデッキ設置を依頼するので、どこを重視すればいいか分からないという方のご参考になれば幸いです。
3-1. 公式サイトに施工例や材質について詳しく記載されている
まずはメーカーの公式サイトに、施工例や使用する材料について詳しく説明されているかチェックしましょう。 見積り前にある程度情報が得られないとイメージも湧きにくいですし、お問合せや見積り時に細かい点まで相談しにくくなってしまいます。 実績を過剰にアピールしたり、誇張表現のようなものが目立つ業者には要注意です。 実験結果の開示や、第三者機関による評価実績があるメーカーの方がおすすめです。
3-2. 自社の資材を詳しく説明できる
自社が取り扱っている資材や、施工内容について詳しく説明できるかも重視したいポイントです。 どんな材料を使って、どんな工程があるか分からないのに契約させようとするメーカーは悪質な可能性が高いです。 詳しく説明を聞き、不十分だと思ったら細かい点でも質問して聞いてみましょう。 ウッドデッキを快適に使うためにはデッキ部分の材質が重要なので、見積り前にサンプルを請求できるかも大切なポイントと言えます。 サンプルを見る時は、 ・塗装のクオリティ ・感触 ・材質の頑丈さ ・気温の影響を受けそうか などに注目してみてください。
3-3. 問題点についても答えてくれる
材質や費用など、ウィークポイントについても答えてくれるかも確認しましょう。 使用する材質はそれぞれ異なる特徴があり、依頼主の希望も様々で、全てに答えられる完璧な材料というのは存在しません。 そのため、材質が持つ特徴が誰かにとってはデメリットと感じる可能性もあります。 そうした点についても真摯に話してくれるか、依頼主が納得するまで説明してくれるかという点は、きちんと向き合ってくれるかを測るものさしでもあります。
3-4. 重ね塗り
ウッドデッキの施工は、見積り相談→現場調査→正式に見積りをして契約→施工という流れです。 信頼できる業者かどうかを判断するためには、見積り相談や現場調査時の態度に注目しましょう。 見積り相談では希望するデザインとサイズ、住宅事情などに基づいて事前に大まかな見積りを出します。 現場調査では実際に設置場所の状態を見つつ採寸をして、希望のデザインが実現できるかなどを判断します。 これらの時に、きちんと話しを聞いて現実に即した提案をしてくれるか、採寸や状況判断の作業は丁寧に行われているかを確認してください。 見積りや現場調査が適当だと、正しく施工できずに後々問題が発生する恐れもあります。
4. コストを抑えたい方はDIYも!ウッドデッキDIYの手順
ただし、木材の選び方や施工手順を誤ると、耐久性や仕上がりに影響が出ることも。ここでは、ウッドデッキDIYに必要なものと、基本的な手順を紹介します。
4-1. ウッドデッキDIYに必要なもの
主な材料は、束石、根太、デッキ材などの木材部材とビス類。木材は、杉やヒノキといった風合いの良い国産材から、ウリンやイタウバなどの高耐久ハードウッドまでさまざまです。見た目の好み、強度、防腐加工の有無を考慮して選びましょう。
道具は、丸ノコ・インパクトドライバー・ノコギリ・水平器・さしがね・メジャー・クランプなどが基本。手持ちが少ない場合は、ホームセンターでレンタルするのもおすすめです。
材料を細かく揃えたり、設計を考えるのが大変だったりする場合には、「ウッドデッキキット」の活用も選択肢です。完成品のデザインにそって材料が一式揃っているため、初めてでもスムーズにDIYが進められます。
4-2. ウッドデッキDIYの手順
まずは地面を平らにならし、束石を設置して基礎を作ります。水平器で高さを確認しながら、しっかり安定させることがポイントです。次に根太と大引を固定して土台を組み上げます。強度を左右する部分のため、ビス止め位置をずらすなどして耐久性を高めましょう。
続いて、デッキ材を等間隔で張り、木材の伸縮を考慮して数ミリの隙間をあけながら固定します。全体の一体感や安全性アップのために、幕板や手すりを取り付けるのも良いでしょう。
最後に、防腐・防水効果のある塗料をムラなく塗装します。天然木を使う場合は、紫外線による劣化を防ぐため、屋外用の塗料を選ぶのが安心です。
5. 彩木のウッドデッキは高品質で対候性にも優れた素材
彩木(AYAGI)は天然木の風合いを再現しつつ、対候性にも優れた人工木です。 アルミ芯材を硬質低反発ウレタン樹脂で包むことで、丈夫さと使い心地の良さを両立させています。 ウレタン樹脂は断熱材の10倍近くの密度があり、暑い夏や寒い冬であっても気温の影響を受けにくく快適にご使用いただけます。 気泡同士が重ならない独立発砲構造のため、水分が中に浸透せずカビや腐食の原因を作りません。 天然木のような美しさを持ちつつ丈夫で長持ちするデッキ材として、注目を集めています
5-1. 豊富なデザインに対応
彩木のウッドデッキは、コンパクトな濡れ縁タイプから広々としたガーデンデッキまで様々なタイプに対応しています。 ・濡れ縁タイプ
・ガーデンデッキ
・バルコニー部分にウッドデッキを設置
その他の施工例はこちらのページからご確認いただけます。 施工例 | ウッドデッキ・バルコニーの販売・施工専門会社【MINO株式会社】 施工例にないデザインでも柔軟に対応いたしますので、まずはお気軽にお問合せください。 サンプル資料請求&お問合せ | ウッドデッキ、バルコニー・ベランダ手すり│エクステリアのMINO
6. ウッドデッキを自分で設置したいなら専用キットもおすすめ
なるべく面倒な手間を省きつつ自分でウッドデッキを設置したいという場合は、専用のキットがおすすめです。 彩木のウッドデッキキットは、 彩木のデッキ材 大引き 大引きエンドキャップ デッキ根太 調整束 スライドクリップ 幕板取付金具 各種用ネジ 接着材 説明書 収まり図面 がセットになっています。 あらかじめ希望のデザインにカットされた材料を組み立てるだけなので、電動のドライバーと六角レンチがあれば、サイズにもよりますが数時間程度でウッドデッキが設置できます。 デッキ材は唐茶(ライトブラウン)/桧皮(ダークブラウン)/古木(ブラック)/白茶(ホワイト)の4色から選べ、サイズも全63種類からオーダー可能です。 豊かなバリエーションから好みや設置場所によって細かく選べるので、従来の専用キットにあまり良いイメージが無かった方にもお試しいただきたい高品質な製品となっています。
まとめ
ウッドデッキの業者は数多くありますが、もちろん業者に任せておけば安心というわけではありません。 自分の希望する内容で施工できるか、詳しく説明してくれるか、アフターケアやサポートはきちんとしているか、といった点に気を付けながら業者を選びましょう。 自分で手軽にプロクオリティのウッドデッキを設置したいという方は、彩木のウッドデッキキットがおすすめです。 本文中でご紹介しきれなかった特徴もありますので、もっと詳しく知りたい方はこちらから詳細をご覧ください。 MINO 彩木 ガーデンデッキ|DIYショップRESTA
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