お掃除しやすいベランダ・バルコニーの人気床材!その種類とお手入れ方法を解説

お掃除しやすいベランダ・バルコニーの人気床材!その種類とお手入れ方法を解説

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バルコニーの床材はタイルや樹脂素材などの種類が多く使われますが、素材や色を変えると雰囲気がガラっと変わりくつろぎの空間になります。

これから家を建てたり、リノベーションをしようとお考えの方は「バルコニーもこだわりたいけどメンテナンスが大変そう」というイメージがあるかもしれません。

そこで今回は、バルコニーの床材の種類とそれぞれのお手入れの仕方について詳しくご紹介いたします。

コラム後半では、床材やエクステリアとしておすすめの製品についてもご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

ベランダ・バルコニーの人気床材とそれぞれのお手入れ方法

バルコニーの床材の種類には、

  • ・樹脂系素材
  • ・タイル
  • ・天然木
  • ・人工木

などがあります。

それぞれの素材の特徴と、お手入れの方法を詳しく解説してまいります。

 

樹脂

樹脂

塩ビ・FRP・ウレタンなどの樹脂素材は、集合住宅やオフィスなどによく見られます。

樹脂素材でできたバルコニー床は防水性が高く、気温の影響を受けにくくメンテナンスもしやすいです。

掃除などメンテナンスの手間も少なく安価という利点もあり、実用性やコストパフォーマンスを重視する人から人気がありますが、紫外線の影響を受けやすいという点に注意が必要です。

お手入れ方法

日常的なお手入れは週1程度でゴミや砂をほうきや掃除機で取り除く程度でOK。

目立つ汚れがある場合は、スポンジやブラシと中性洗剤で掃除するときれいになります。

ヒビや割れなどがある場合は自分で直すのは難しいので、管理会社に報告するか業者に依頼しましょう。

 

タイル

タイル

タイル床はカラーや素材の選択肢が豊富で、バルコニーをおしゃれに仕上げられる床材です。

素材も陶器・石材・木材・樹脂製・人工芝など様々で、好みに合わせて選べる住宅用オプションとしても人気です。

施行方法は置くだけのパネルタイプと、接着材で下地とくっついているタイプがあります。

お手入れ方法

タイル床は隙間ができやすいので、ほうきよりも掃除機で掃除するのがおすすめです。

汚れが気になる場合は濡らした雑巾などを使うと水が溜まりにくく清潔に保てます。

年に1回はタイルを取り除いて床部分とタイルを洗浄しましょう。天然木のタイルの場合は洗った後乾かしてから再設置してください。

 

天然木

天然木

天然木の床材は、タイルや樹脂素材では中々出せない暖かみのある風合いが人気です。

木材をバルコニーの床に使うことでリビングのフローリングと繋がって、部屋が広々と感じられるという利点もあります。

お花や観葉植物とも相性がよく、ナチュラル系のテイストや自然が好きな方におすすめ。

お手入れ方法

天然木は湿度の影響をうけやすい自然素材なので、他の床材よりも丁寧なお手入れが必要です。

床材やウッドデッキなどで使われる天然木には、ウリンなど密度が高く硬いハードウッド、シダーやレッドウッドなどのソフトウッドの2つに分けられます。

どちらの場合も、週に1回は砂ぼこりなどをほうきや掃除機で取り除きましょう。

ソフトウッドは比較的柔らかい素材で湿気に弱いので、設置時に防腐剤入りの塗料を塗り、年に1回塗りなおして良い状態を保ちましょう。

数ヵ月に1回は細部までしっかりと状態を点検し、腐食やカビを見つけたら早めにその部分を交換しましょう。

ハードウッドは耐久性が高く腐食しにくいものの、コケや汚れがつくこともあります。

半年~1年ごとにブラシを使ってしっかりと洗浄してください。

 

人工木

人工木

人工木は人工的な方法で製造された木材調の材料です。樹脂と木の粉を混ぜたもの、アルミなどの金属に樹脂でコーティングしたものなどがあります。

天然木と比べると丈夫で湿気にも強くメンテナンスがしやすいのが特徴で、バルコニーの床材の他、ウッドデッキや柵などエクステリア全般に用いられます。

見た目や質感は製品による差が大きいですが、バルコニーの床材として使うなら季節に関係なく使いやすい人工木がおすすめです。

お手入れ方法

人工木のお手入れはタイル材とほぼ同じです。

製品によって素材や製法が違い掃除のしやすさも異なるので、人工木を設置する際は見た目だけでなく、お手入れのしやすさも確認しておきましょう。

人工芝

人工芝は、バルコニーに緑のある雰囲気を取り入れたい方に人気の床材です。

天然芝のような柔らかさとクッション性があり、素足でも気持ち良く過ごせるため、子どもやペットが遊ぶスペースとして活用する方も増えています。水はけの良いタイプを選べば、雨の日でも乾きやすく、カビやにおいが気になりにくいというメリットもあります。

一方で、素材によっては経年で色あせが起きたり、長時間水がたまるとカビが発生することもあるため、施工時に排水性を意識することが大切です。お手入れは比較的簡単で、ほこりや葉っぱが気になるときはほうきや掃除機で軽く掃除し、水で洗いましょう。

ただし、汚れが蓄積しないよう、数カ月に一度は裏面もチェックし、湿気がこもっていないか確認してください。

金属製(ステンレス・スチールなど)

ステンレスやスチール製の床材は、モダンでスタイリッシュなバルコニー空間を演出したい方におすすめです。また、耐久性に優れており、強度が高く、重たい家具や植木鉢を置いてもへたりにくいというメリットがあります。

パネル状のタイプやグレーチングタイプ(すき間のある格子状)など見た目や使用感もさまざまで、水はけの良さや掃除しやすさを重視する方にも向いています。お手入れは、日常的には砂やほこりを掃き出すだけで問題ありません。汚れが目立つときは中性洗剤を薄めて拭き取り、その後水で流して乾かしましょう。

ステンレスは比較的錆びにくい素材ですが、塩分や鉄粉などが付着したままだと腐食の原因になるため、定期的に水で洗い流してください。スチール素材の場合は、傷が入った部分から錆が出る可能性があるため、気づいたときに早めに補修しましょう。

 

掃除しやすいベランダ作りのコツ

れいな状態を保つには、日々のお手入れが続けやすい環境づくりが大切です。ベランダは雨や風で汚れが溜まりやすい場所なので、普段から掃除しやすいレイアウトと素材選びを意識しましょう。ここでは、こまめな掃除を無理なく続けるためのポイントを紹介します。

ベランダに物を置きすぎない

物が多いと、掃除のたびに移動が必要になり、手間が増えてしまいます。

特にプランターやガーデニング用品、椅子やテーブルなどを置く場合は、必要なものだけに絞り、置く場所を決めておきましょう。視界がすっきりするだけでなく、ホコリや落ち葉が溜まりにくくなり、日々の掃き掃除もしやすくなります。

また、家具を置く場合は、折りたたみ式やキャスター付きなど、動かしやすいものを選ぶと掃除の効率が上がります。

プランターは床に直で置かない

プランターを床に直接置くと、底が湿気で汚れやすく、排水口まわりに土や水が溜まる原因になります。

プランタースタンドやラックを使って少し浮かせて風通しを良くし、カビや虫の発生を防ぎましょう。また、底面にも光や風が当たりやすくなるため、植物の管理もしやすくなるとともに、掃除の際も下に入り込んだ砂や落ち葉を簡単に取り除けます。

床材は掃除しやすいものを選ぶ

ベランダの床材は、日々の手入れがしやすい素材を選ぶことで、清潔な状態を保ちやすくなります。中でもタイルや樹脂デッキ、グレーチングタイプの床材は、汚れを水で流しやすく、表面も掃除しやすいのが特徴です。

人工芝などを敷く場合は、排水性が良いものや、部分的にめくれるタイプを選びましょう。見た目の好みだけでなく、掃除のしやすさもあわせて検討すると、長く快適に使えます。

 

ベランダ床材をDIYする時のポイント

ベランダの床材は、自分で敷き詰めて手軽に雰囲気を変えられるアイテムも増えています。ただし、快適に長く使うためには、施工前にしっかり準備をしましょう。

仕上がりが見た目だけでなく、耐久性や防水性にも影響するため、以下のポイントを確認してください。

【DIY前にチェックしたいポイント】

  • ひび割れや劣化がないか、防水層を点検する
  • ゴミ・砂・カビを取り除き、床面をきれいに掃除する
  • 排水口まわりの水の流れを確保する
  • 施工後に必要な防水処理やシーリングを検討する

防水層に傷や膨れがある場合は、先に補修しておかないと、雨漏りの原因になることがあります。
また、砂や土が残っていると床材が浮きやすく、汚れが溜まりやすくなるため、隅までしっかり掃除しましょう。

また、排水口をふさがない配置にすることも重要です。
水がたまると汚れやカビの発生につながり、床材の劣化にも影響します。

DIY後は、隙間や端部の防水処理をしてください。
特に人工芝やジョイントタイルを使う場合、水が溜まりやすい場所を確認し、こまめに点検しましょう。

事前準備と定期的なお手入れを行うことで、DIYでも快適で長持ちするベランダづくりができます。

 

彩木はお手入れしやすくきれいが保てる人工木

彩木はお手入れしやすくきれいが保てる人工木

彩木は天然木の見た目と、人工木の使いやすさを両立したハイブリッド人工木です。

湿度の変化による縮みや反りがほとんどないアルミを芯材に、硬質低発泡ウレタンを厚めにコートすることで丈夫さと快適な使い心地を実現しました。

 

エクステリアに適した耐候・耐熱・耐久性

彩木は特殊な塗料とコーティング剤を使用しており、耐候性試験でも色の変化はわずかでした。

エクステリアに適した耐候・耐熱・耐久性

もちろん設置する立地や使用方法などによっても変わってきますが、長く使ってもきれいな色合いがキープ保たれます。

また、彩木に使用している硬質低発泡ウレタンは断熱材に使用されているものの10倍の密度なので、断熱性にも優れています。

熱源を当てた耐熱性実験でも、ガラス素材・アルミルーバーと比較して10度以上低い温度を保つなど優れた結果が出ています。

試験ブースに熱源を4分間当てサーモグラフィー測定した結果

難焼性にも優れているので、火がうつっても燃え広がりません。

 

親水加工で水だけで汚れが落とせる

彩木の表面には親水加工を施しているため、水と馴染みやすいのが特徴です。

表面が汚れてしまった場合でも、水だけで汚れが落としやすくなっています。

親水加工で水だけで汚れが落とせる

これにより強力な洗剤などを使わなくてもきれいな状態を保てるので、天然木のようにやすりがけなどのメンテナンスは不要です。

強力な洗剤などを使わなくてもきれいな状態を保てる

 

蓄熱しにくいので打ち水をすれば快適に過ごせる

彩木は断熱性に優れているとご説明しましたが、デッキ材の内部に熱がこもりにくいので季節に関係なく快適にご使用いただけます。

人工木として使われることが多い木樹脂(木粉と樹脂を混ぜたもの)とアルミ材との蓄熱量を比較すると、彩木は格段に蓄熱量が低いことが分かります。

蓄熱しにくいので打ち水をすれば快適に過ごせる

内部に熱がこもっていないので熱さを感じにくく、表面温度が高くても打ち水をすれば素足で歩くことも可能です。※

※小さなお子様が歩く際は温度が下がっているか保護者の方がご確認ください。

 

ウッドデッキや手すりなどエクステリアも充実

彩木はデッキ材、タイルデッキ、手すり、フェンスなどエクステリア材として広く使われています。

バルコニーにおすすめの製品を2つご紹介いたします。

 

バルコニー/ルーフデッキ

バルコニー/ルーフデッキ

バルコニーにも本格的なウッドデッキを設置したいという方におすすめなのが、「彩木ルーフデッキです。

彩木は気温や湿度によって伸縮したり、反りが出ることがほとんどないので様々なタイプのドアに対応できます。

フォールディングウィンドウ

彩木ルーフデッキの詳細やお問い合わせはこちらから。

彩木ウッドデッキの彩木ルーフデッキDRの製品詳細

 

スナップデッキ

スナップデッキ

スナップデッキは彩木をパネル状にしたデッキ材です。

30㎝の正方形なのでサイズ調整がしやすく、裏面にあるスナップを繋げるだけで簡単にバルコニーをウッド調に模様替えできます。

彩木スナップデッキの製品紹介│エクステリアのMINO

 

まとめ

バルコニーの床材の種類が違うと、扱い方も異なることが分かりました。

無機質な仕上がりのバルコニーも多いですが、床材を変えてみると意外なほどに雰囲気が変わります。

バルコニーの床材に暖かみのある風合いと耐久性の良さを求める方は、ハイブリッド人工木の彩木がおすすめです。

お問合せや資料請求はお問合せページから受け付けております。バルコニーのリフォームやDIYにご興味のある方は製品情報もぜひご覧くださいませ。

ウッドデッキ・バルコニーの販売・施工専門会社【MINO株式会社】

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