
ウッドデッキで物干しをするときに後悔しないポイントを解説!
「新しい家には広いウッドデッキを作りたい」
「リフォームでウッドデッキを設置しようかな…」
ウッドデッキがあれば、バーベキューを楽しんだり、読書をしたり、子どもの遊び場にしたり…さまざまな使い方ができます。そんな中、ウッドデッキは「物干し場」として活用できるのも大きな魅力のひとつです。
ただし、せっかく設置したのに「こうすれば良かった」と後悔しないために、物干し用途で考えるべきポイントがあります。
この記事を最後までお読みいただき、素材選びや設置場所、広さなどをしっかり押さえれば、ウッドデッキでの物干しがもっと快適に、より便利になるでしょう。
目次
1 ウッドデッキで物干しをするメリット
物干し場としてウッドデッキを活用すれば、暮らしはもっと便利になります。
日当たりの良さを活かした洗濯物の効率的な乾燥や家事動線の短縮など、日常生活をより快適にする隠れた魅力があるのです。
ウッドデッキを有効活用できる
ウッドデッキを物干し場としても活用すれば、日々の空間の利用効率が格段に上がります。
天気の良い日は洗濯物を干し、使わない時間帯にはくつろぎの空間として楽しむという二重の用途を実現できます。
狭いベランダを有効活用する方法はありますが、広さと機能性ではウッドデッキの方が優れています。
暮らしの動線から、キッチンやリビングから近い場所に物干しスペースがあることで、家事の効率も自然と向上します。洗濯から干す、取り込むといった一連の流れがスムーズになることで、日常の小さなストレスが軽減されるでしょう。
1-1 日当たりがよく室内干しよりも速く乾く
ウッドデッキで洗濯物を干す最大のメリットは、優れた日当たりと風通しの良さです。室内干しと比較すると、太陽の直射日光と自然の風を最大限に活用できるため、乾燥時間が大幅に短縮され、洗濯物の湿気や臭いが室内に籠るリスクもありません。
日光には自然の殺菌効果もあるため、洗濯物の衛生面でも優れています。特にタオルや布団カバーなどの厚手の衣類は外干しで乾かすと、ふわふわの仕上がりに。乾燥時間の短縮は、洗濯の回転率を上げられるため、小さなお子さんがいるご家庭や洗濯物が多い家族にとって大きな助けになるでしょう。
1-2 素足で出ることができる
ウッドデッキを物干し場として利用する大きな魅力は、素足でも気軽に出入りできる快適さです。従来の物干し場では、コンクリートの冷たさやタイルの硬さが気になり、靴やスリッパを履き替える手間がありました。
しかし、ウッドデッキなら肌触りが良く、雨上がりでもすぐに乾きやすい特性があるため、素足でも安心して歩けます。朝の忙しい時間帯でも、スリッパに履き替えることなく洗濯物を干せるため、家事の効率も上がるはずです。
また、小さなお子さんがいる家庭では、裸足で安心して遊べる空間にもなり、物干し場の役割を超えた家族の憩いの場にもなるでしょう。
2 ウッドデッキで物干しをするメリット
ウッドデッキで物干しをするメリットが多い一方で、いくつかの注意点もあります。
特に初めてウッドデッキを設置する方は、想定外の問題に直面することも。メリットからデメリットまで知り、より快適なウッドデッキ生活を実現しましょう。
2-1 糸くずなどの掃除をしなければならない
ウッドデッキで物干しをする際、避けられないのが糸くずなどの掃除の問題です。
洗濯物を干すと、乾燥過程で繊維から糸くずや綿ぼこりが落ちてデッキ上に溜まります。特に風の強い日には、これらが隅に吹き寄せられることも。
放置すると見た目が悪くなるだけでなく、雨で濡れると掃除が困難になることがあります。
素材によって掃除のしやすさは大きく異なるため、物干し場として使う場合は、表面が滑らかで糸くずが絡みにくい素材を選ぶことが重要です。高品質なウッドデッキなら、週に一度のほうきがけ程度で十分キレイに保てるでしょう。
2-2 急に雨が降った時に洗濯物が濡れてしまう可能性がある
ウッドデッキで物干しをする際の最大の懸念点は、天候の変化に伴うリスクです。晴れていても急に雨が降り出し、せっかく干した洗濯物が濡れてしまうことがあります。
特に日本の梅雨時期や夏の夕立シーズンは要注意。在宅中であれば素早く対応できますが、外出中に雨が降り出すと、再度洗濯をやり直す手間が発生します。
天気予報をこまめにチェックするなどの対策も有効ですが、ウッドデッキに屋根を設置すれば、雨や強い日差しから洗濯物を守ることができます。さらに、目隠しフェンスも組み合わせれば、花粉対策にもなります。
3 ウッドデッキで物干しをするメリット
ウッドデッキを物干し場として最大限に活用するために、素材選び、広さ、そして付帯設備まで、事前に検討すべきポイントがあります。
「こうすれば良かった」という後悔を未然に防ぎ、長く快適に使えるウッドデッキを実現しましょう。
3-1 掃除しやすく耐久性のある素材のウッドデッキを設置する
ウッドデッキを物干し場として使う際、最も重要なのは適切な素材選びです。天然木は見た目が美しいものの、洗濯物から落ちる水滴が木材に浸透し、変色や腐食の原因になります。
数年ごとの塗装や防腐処理も必要で、放置すれば安全性が損なわれることも。このようなデメリットを解消するには、耐水性・耐候性に優れた素材を選ぶことが大切です。
メンテナンス性の高い人工木材なら、天然木の風合いも楽しめます。特におすすめなのが「彩木ウッドデッキ」です。「彩木ウッドデッキ」は、7年間外気に触れていても、ほとんど色あせすることはありません。
また、断熱材の10倍近い密度を持つ硬質低発泡ウレタン樹脂で形成されており、耐水性に優れているという特徴を持つため、水に濡れても腐食の心配がありません。
天然木のウッドデッキの場合、時間の経過とともに色あせすることは避けられず、さらに、劣化してトゲや割れが発生することもあります。
一方で、彩木ウッドデッキならトゲや割れが発生しにくいので、素足で歩いても安心です。物干し場として長く使いたいなら、メンテナンスの手間を減らせる素材を選ぶと良いでしょう。
3-2 物干しがスムーズに出来る広さのウッドデッキにする
ウッドデッキを物干し場として計画する際、適切な広さを確保することは見落としがちなポイントです。物干し竿の長さや設置本数だけでなく、洗濯物を干す際の作業スペースも必要になります。
家族構成や洗濯の頻度によって必要な広さは変わるため、そちらも考慮して考えましょう。また、洗濯物の下を通れる高さの確保も重要なポイントです。天井や屋根の高さが十分でないと、大きなシーツや布団カバーなどを干しにくくなります。
さらに、リビングやキッチンからのアクセスのしやすさも考慮し、無理なく家事ができる動線設計を心がけましょう。日常的に使用する空間だからこそ、使い勝手を優先した広さと配置が後悔しないウッドデッキづくりのコツです。
3-3 目隠しフェンスを設置する
ウッドデッキで物干しをする際に忘れがちなのが、外からの目線の問題です。洗濯物を外に干す際、特に下着類など人に見られたくないものもあるでしょう。
近隣の住宅や道路からの視界に入る高さに物干しがあると、自然と視界に入ってしまいます。日常の風景として洗濯物が丸見えだと、何となく落ち着かないですよね。
そこで効果的なのが、目隠しフェンスの設置です。フェンスを設けることで、洗濯物を安心して干せるだけでなく、プライバシー全般が守られるメリットがあります。
ただし、風通しや日当たりを考慮する必要があるため、フェンスの高さや板と板の間隔、素材選びなどは工夫が必要です。圧迫感を軽減しながら十分なプライバシーを確保しましょう。
3-4 屋根を設置することを検討する
ウッドデッキで物干しをする場合、屋根の設置はとてもおすすめです。急な雨や強い日差しから洗濯物を守る役割があり、急な雨でも慌てて取り込む必要がなくなります。
紫外線による色あせを防ぎながらも、風通しの良さを活かした物干しが可能。屋根の種類は固定式のものから開閉可能なタイプまでさまざまなので、予算や使い勝手に合わせて選ぶことができます。
全面に屋根を設置すると日当たりが悪くなる懸念がある場合は、部分的に屋根を設けるという方法も。物干しエリアだけに屋根を付ければ、残りのスペースは開放的な空間として楽しむことができるでしょう。
まとめ:ウッドデッキをもっと活用しよう
ウッドデッキがあれば、家での暮らしはもっと豊かに、もっと便利になります。読書などの1人の静かな時間も、バーベキューなどの家族との楽しい団らんも、子どもたちの元気な遊び場としても。そして毎日の洗濯物干しにも大活躍です。
太陽の光と風を感じながら素足で気軽に出入りでき、室内干しでは得られない爽やかな仕上がりを実現します。
そしてこのような快適さを長く楽しむなら、彩木ウッドデッキがおすすめです。天然木の風合いを持ちながらメンテナンス性に優れており、物干し場としての機能性も抜群です。
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