冬に腰かけてもお尻が冷たくない?
冬でも暖かな彩木の印象
東北地域での話です。寒い時期に行われた彩木ウッドデッキの施工現場で、時々、現場の作業員さんから「彩木ウッドデッキに腰を掛けてもお尻が冷たくない」という感想が聞かれます。これは彩木のどういう特性が関係しているのでしょうか。
熱伝導率の低さ
彩木ウッドデッキの熱伝導率の低さが、もっとも大きな要因であると考えられます。彩木の熱伝導率はアルミと比べると非常に低く、天然木の数値と同程度です。熱伝導率が低い物質は熱移動量が少なく、熱を溜めにくく、外気の影響を受けにくいという特性があります。このため冬場の寒い時期でも、外気と同じように表面温度が下がることはなく、彩木に触れても冷たさは感じにくくなります。
凍結による割れが起こらない彩木
寒い冬場でも暖かな印象を持つ点は彩木ウッドデッキのメリットの一つでしょう。この他にも彩木には寒さに対する利点があります。それは、内部に水を吸収しないという点です。寒い地域では、ウッドデッキが水を吸収してしまうと、内部で凍って割れてしまう可能性があります。「水に強い」高密度発泡ウレタン樹脂で表面を覆う彩木ウッドデッキは、こういった心配もありません。
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