今注目の「ベランピング」とは?お手軽おうちアウトドアの楽しみ方

今注目の「ベランピング」とは?お手軽おうちアウトドアの楽しみ方

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現在、都会の生活を離れて大自然の醍醐味を味わえるキャンプが流行しています。特に、道具を買い揃える必要がなく、贅沢な滞在を楽しめる「グランピング」が注目の的です。ただ、グランピングの料金は一般的に高価なため、もっと気軽にアウトドア気分を楽しんでみたいと考える方も多いでしょう。

そこで、グランピングの代わりに試してみたいのが、今話題の「ベランピング」です。手軽にどの家庭でもできるベランピングは、キャンプ気分を味わえる今注目のプチ・アウトドアです。
今回は、そんなベランピングの魅力と楽しむ方法・注意点について解説します。

 

1.人気を集める「ベランピング」とは?

ベランピングとは、ベランダとグランピング(グラマラス×キャンピング)を掛け合わせた造語で、自宅のベランダなど屋外スペースを利用して行うキャンプを意味します。

ベランピングはベランダだけでなく、バルコニー・テラス・庭といった自宅の屋外スペースであればどこでも行うことができます。

ベランピングの醍醐味は家族や友人と一緒に、日常と違う生活を体験できることです。ぜひ、家族や友人を呼んで、新たな歓談の場を設けましょう。

 

1-1.ベランピングの魅力

ベランピングは、大自然の中のキャンプと違い、生活に必要な道具揃う家で行います。キャンプ用品を買い揃える必要がなく、自宅で気軽に始められる点がベランピングの魅力です。

キャンプを体験したことがない初心者の方にも、ベランピングはおすすめです。いずれ本格的なキャンプをやってみたいと考えている方も、まずはベランピングを体験してみてはいかがでしょうか。

さらに、ベランピングは自宅で行えるため、移動する必要がありません。遠出する必要もなく、平日でも手軽に楽しむことができます。また、グランピングと違い宿泊費がかからず、費用も大幅に節約できる点も人気を集める理由です。

非日常感を出すために、日頃と違う生活様式を取り入れていくと、さらに気分が向上します。例えば、以下のようなアイデアが挙げられます。

・テーブルとアウトドアチェアを利用した家飲み
・豪華な食材を取り入れたディナー
・青空の下でカフェ風の朝ごはん
・ハンモックを取り付けてお昼寝
・リビングとつなげて大きなパーティー会場に

いずれも、簡単な道具と限られたスペースでも実施できる方法です。ベランダが狭い場合でも、発想次第でベランピングを楽しむ方法は多数あります。次章では、その具体的なアイデアについてご提案します。

 

2.ベランピングのアイデア集3選

ベランピングは場所が自宅であるため、日常と異なるアウトドア空間を演出することがポイントです。様々なキャンプ用品やおしゃれ雑貨を取り入れて、気分を盛り上げていきましょう。

ベランピングの道具に値段はあまり関係ありません。好みのデザインや、ワクワク感のあるギミックなど、心が動く要素があればプチプラでも問題ありません。

例えば、ホームセンターにある簡単な道具や小物だけでも、ベランピングは実施できます。具体的なアイデアをいくつか見てみましょう。

 

2-1.初ベランピングはレジャーシート+クッションでOK

ベランピングは、ベランダなどの小さなスペースでも楽しめます。実施にあたって、まずはレジャーシートとクッションを用意してみましょう。できれば、おしゃれなデザインで非日常感を演出できる商品が適しています。

ベランダにレジャーシートを敷いて、クッションを並べると、いつものベランダも非日常空間に早変わりします。ローテーブルを置いて、朝は読書をしながらコーヒーを飲んでみたり、昼寝してみたり、夜お酒を飲んでみたりと、日ごろしていることをベランダでするだけで、特別感が感じられます。

さらに、サンシェードやランプ・ランタン・キャンドルといったアイテムは空間の演出を手助けしてくれます。ベランピングの道具にルールはありません。気に入った商品を選んで楽しんでみて下さい。
手軽なベランピングは、リラックスタイムを終える時に、簡単に片づけられることもメリットです。

 

2-2.自分だけの快適空間ならDIYにチャレンジ

よりベランピングを楽しみたいと考える方は、DIYによるインテリア作りに挑戦してみましょう。DIYとは”Do It Yourself”の略語で、自分で工作することを指します。「業者に頼まず自分で修理・制作すること」の意味で日本で長く使われてきた「日曜大工」と呼ぶほうがしっくりくる方もいるかもしれません。

快適だと感じる空間は個人によって異なります。DIYで自分だけのオリジナル装飾に作ることで、よりベランピングに適したこだわりのアウトドア空間となります。

例えば、床に人工芝やウッドパネルを敷き詰めると、ベランダの雰囲気が随分と変わります。エアコンの室外機には、オシャレな手作りカバーをかけると生活感を排除できます。
また、観葉植物など自然の物を配置することで、緑に囲まれたムード溢れるリラックス空間を生み出すことが可能です。

ベランダの柵は木材でコーティングすると、一気に自然の雰囲気を感じます。作業が難しいと感じる方は、ここだけを業者に発注する方法もあります。作業時間と費用のかけ方は、個人次第です。

DIYにチャレンジすることで、道具の使い方や工夫の仕方を学べます。本格的なキャンプを行う際にも大きな手助けとなるはずです。

 

2-3.ウッドデッキで広々と優雅な時間を

アパートのベランダではなく、一軒家のテラスやバルコニーなどを利用すると、さらにベランピングを楽しむことができます。特に、雰囲気を大きく変えたい方におすすめしたいのがウッドデッキの設置です。

テラスは建築する材料によって、雰囲気が大きく異なります。テラスがコンクリートである場合には、自然の木材でコーティングすることで、一気に色彩が映える空間となります。

ウッドデッキを設置することで、キャンプ用品も馴染みやすくなります。木のぬくもりを感じるため、おうちキャンプには最適の環境と言えるでしょう。テントを広げて、屋外で就寝すると、本当にキャンプに来た気分が味わえます。

バーベキューで友人や家族とワイワイ楽しんだり、ソファを設置して一人でリラックスしたりなど、最高の環境作りを楽しみましょう。ベランピングは自宅で気軽に贅沢体験を味わえます。

 

3.ベランピングを楽しむ時の注意点ポイント

ベランピングは気軽に非日常を体験できる方法ですが、実施する際にはいくつか気を付ける点があります。特に注意してほしいのが、マンションやアパートのベランダで行うベランピングです。

ベランピングを楽しむためにも、隣人や管理人とのトラブルを避けは避けなければなりません。特に配慮すべき注意点を2つ解説します。

 

3-1.避難経路は確保・仕切り板や避難ハッチはふさがない

マンションやアパートのベランダの仕切り板で、「この付近に物を置かないで下さい」という注意書きを見かけたことはないでしょうか。日本の消防法においては、ベランダが避難経路に該当することも多く、自由にキャンプ用品などを設置することはできないことになっています。

非常時に避難できるよう、仕切り板や避難ハッチはふさがないようにしましょう。避難経路を妨げるような大きな物の設置は原則禁止されています。移動が可能なものは、ベランピングを楽しんだ後は、片づけておくようにしましょう。

 

3-2.マンション・アパートのベランダの使用ルールに従う

ベランダには居住者の専用私有権がありますが、その管理規約は、マンション・アパートによって大きく異なります。例えば、人工芝や装飾タイルの設置であっても、美観を損ねる等の理由で禁止されている場合があります。

また、ベランダでのバーベキューは基本的に禁止されています。解決策としては、煙を出さないホットプレートの利用などが考えられます。ベランダで料理をする時は煙や臭いが他の家に流れないよう注意しましょう。

もし、設置できるか迷った場合には、事前に管理組合に相談してみましょう。設置ルールが曖昧な場合でも管理組合の合意が得られれば、認められるケースもあります。

そして、もしも管理会社から注意された場合には速やかに従いましょう。多くのマンション・アパートでベランダは共有部分であり、居住者の好きなように利用することはできません。特に、人数が多い場合や子どもと一緒に楽しむ際には、近隣住民の迷惑にならないよう大声や騒音に気を配りましょう。

 

まとめ

ベランピングは自宅のベランダを利用するため、さほど費用もかからず思い立ったらすぐに楽しむことがあります。狭いベランダでも、アイデアさえあれば工夫次第で快適な空間を作ることが可能です。

ベランピングを行うと、まるで子どもの頃に秘密基地を作ったようなワクワク感を味わえます。アウトドアには興味があるけれど躊躇している方には、ぜひ一度ベランピングにチャレンジして、その楽しさ・開放感を味わってみて下さい。日々の暮らしのアクセントとなるはずです。

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