2種類の幅を持つ彩木ウッドデッキ事例01
形が違うと役割も変わる
ウッドデッキの形で最も多いのは長方形でしょう。しかし、広くスペースを確保できる場合、形に変化をつけるのも愛着の持てるウッドデッキ作りの一つの方法です。変化のつけ方で真っ先に思いつくのは、建物からの幅に違いを設けることです。
上の写真は広い庭を持つ住まいのウッドデッキです。淡いクリーム色の石材調の外壁に桧皮色の彩木ウッドデッキが設置されています。写真の手前側はウッドデッキの幅は広いですが、奥側は一転して幅の狭いデザインとなっています。ウッドデッキと縁側が連続しているような仕上がりで、それぞれに異なった役割を与えることができます。
飽きの来ないウッドデッキに
例えば、広い部分はさまざまなアクティビティを楽しむ場所として利用し、細い部分は縁側のように腰をかけながらゆっくりと語らう空間として用いるなど、活用方法にバリエーションを持たせることが可能です。もちろん、幅が一定の長方形のウッドデッキでも様々な使い方を実現できます。ただ、物理的にデザインが異なると、その形に合った使い方を自然としたくなるものではないでしょうか。いろいろな使い方ができる場所になれば、室内から外に出るきっかけが多くなり、暮らしの中で活躍する飽きの来ない空間となると思います。
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