ベランダをアウトドアリビングとして活用する方法・注意点を解説!

ベランダをアウトドアリビングとして活用する方法・注意点を解説!

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アウトドアリビングは、手軽に自然を感じることができ、日常の中に非日常の特別感を手軽に組み込めるため、欧米では広く採用されています。
近年では、日本でも徐々に人気が高まっていることから、自宅でアウトドアリビングに挑戦したいと考えている人も少なくありません。

そこで今回は、一般的なベランダやバルコニーを、簡単にアウトドアリビングとして活用するおすすめの方法を紹介します。アウトドアリビングを作る際の注意点についても解説するため、これから挑戦しようと考えている人はぜひ参考にしてください。

 

1.ベランダを活用してアウトドアリビングを作るメリット

アウトドアリビングとは、自宅のデッキや庭などの屋外スペースを「まるでリビングで過ごすかのようなリラックス空間に仕上げた場所」のことです。都会の真ん中であっても、簡単にアウトドア気分を味わえることから、アウトドア好きのファミリー層から人気があります。

狭いベランダやテラスであっても、家具類や小物のコーディネート、アレンジを工夫することで、十分にアウトドアリビングを楽しむことが可能です。
アウトドアリビングは、屋内にあるリビングと隣接させて活用することが一般的で、家族だけではなく友人などを招いてパーティー会場として利用することも多くあります。

アウトドアリビングの楽しみ方は、人によってさまざまです。バーベキューを楽しんだり、ピクニック気分やリゾート気分を味わったりできます。
アウトドアリビングにスクリーンやプロジェクター、ソファなどを用意することで、自宅に居ながら夜空の下で映画鑑賞を堪能することも可能です。

また、アウトドアリビングにガーデニングを取り入れるなど、空間を作ること自体を楽しむ人もいます。思い思いのアイデアで、日常とは少し違う雰囲気を味わえることが、アウトドアリビングの魅力です。

 

2.ベランダをアウトドアリビングとして活用する方法

アウトドアリビングという言葉を耳にして多くの人が思い浮かべる光景は、大きな庭や広いテラス、開放的な屋上でしょう。しかし、一般的なベランダであっても、さまざまな方法でアウトドアリビングとして活用することは可能です。

ここでは、ベランダをアウトドアリビングとして活用する方法を、4つ紹介します。

 

2-1.バーベキューを楽しむなら石張りにする

自宅で頻繁にバーベキューを楽しみたい場合は、石張りの床材をベランダに敷くと良いでしょう。

石張りであれば、木材などとは異なり火種が落下してしまっても、発火する危険性が大きくありません。油跳ねなどで汚れてしまっても、水や洗剤で綺麗に洗い流すことができ、後始末も簡単です。また、床材が腐食する心配がないため、衛生面でも安心できます。

ただし、夏場などは直射日光で表面が高温となりやすく、火傷や熱中症になりやすいことが、石張り床材の難点です。頭上に屋根がない場合は、樹木やシートを使って直射日光を遮り、日陰を作りましょう。

 

2-2.見栄えを重視するならタイルデッキにする

ベランダを見栄えの良いアウトドアリビングに変えたい場合は、タイルデッキを設置しましょう。

タイルデッキは、石張りの床材と同じで耐水性が高く、泥や油で汚れてしまっても、簡単に清掃できます。木材のようなトゲ・ささくれがタイルデッキではできないため、裸足のまま歩き回っても、怪我の心配がありません。
磁器などを中心に、素材や色、柄のバリエーションが豊富なため、選択肢の幅が広いことも人気の理由です。

タイルデッキは洗練された雰囲気が魅力的ですが、アウトドア感覚は多少薄くなります。アウトドア感覚を求める人は、庭木や木製家具と組み合わせて、上手にバランスを取りましょう。
また、水に濡れるとタイルデッキは滑りやすくなるため、清掃後や雨上がりなどは注意が必要です。

 

2-3.ピクニック気分を味わいたいならバスケットや植物を置く

ピクニックと言えば、広い野原や公園などの開放的な空間で楽しむことが一般的です。
しかし、あまりスペースの取れないベランダであっても、使用するアイテムを工夫することで十分にピクニック気分を満喫することができます。

鉢植えなどの観葉植物が置いてあるだけでも、花や緑、土の香りから自然を感じることが可能です。レジャーシートやラグを敷いて、おしゃれなバスケットを置けば、一気にピクニック気分が増します。
食べ物や飲み物を足元に置きたくない場合は、折りたたみテーブルなどを用意しておくと安心です。

 

2-4.リゾート気分を味わいたいならチェア・テーブルを置く

アウトドアリビングでは、キャンプやピクニックのようなアウトドア気分だけではなく、おしゃれなリゾート気分を味わうこともできます。

自宅のベランダでリゾート感を出すコツは、使用する家具やインテリア、植物の種類にしっかりとイメージを固めて統一感を持たせることです。特に、チェアやテーブルのデザインは、空間の見た目に与える影響が大きいため、非常に大切な要素となります。
まずは、好みのリゾート地テイストのデザインやカラーリングを模したチェアやテーブルをそろえてから、小物などで雰囲気をさらに引き立てましょう。

 

3.ベランダを活用してアウトドアリビングを作る際のポイント

ベランダを活用してアウトドアリビングを作る際には、いくつかのポイントがあります。
屋内とは異なり、屋外では予想外のトラブルが発生しやすいため、どのようなことに注意すれば良いのかをしっかりと把握しておきましょう。

ここでは、アウトドアリビングを作る際のポイントを、4つ紹介します。

 

3-1.マンションの場合は管理規約を確認する

マンションのベランダやテラス、バルコニー部分は、廊下と同じで共用部分に含まれます。マンションのベランダなどが共用部分となることは、部屋が賃貸の物件であっても購入済みの物件であっても変わりません。

床材の交換や塗装などの工事は勝手に行えないため、注意が必要です。地震や火災などが発生した際の避難経路を確保するために、隣家との境目や避難はしごの上に物を置くことが禁じられていることは珍しくありません。

後々、トラブルの原因とならないために、マンション暮らしの場合は、必ず管理規約を確認しましょう。

 

3-2.雨風の対策や定期的なメンテナンスを行う

チェアやテーブルなどの家具を屋外に出している場合、直射日光や雨風に晒されることで劣化しやすくなります。長期間放置していると、カビや腐食などが発生するため、直射日光や雨風に当たらないように、防水性のあるカバーで覆うなどしておきましょう。

屋外用として作られているアウトドア家具であっても、木や布でできた製品は早く劣化する傾向にあるため、定期的なメンテナンスを必要とします。
防腐剤や撥水剤を塗布したり、使用していない際は収納しておいたりすることが大切です。金属製の家具も、十分にサビ対策が行われているか確認しましょう。

 

3-3.虫害・鳥害対策を行う

アウトドアリビングに植物を置く場合は、積極的に防虫対策を行いましょう。
特に春から夏までは植物に虫が寄ってきやすいことから、十分に注意が必要です。周囲の環境によっては、虫よけ機器や蚊帳の使用を検討しましょう。

風通しが良く、湿気が溜まりにくい場所であれば、比較的虫の被害は少なく済みます。そのため、ベランダをデザインする段階で、適切な配置を考慮することが大切です。

また、屋外に飲み残しや食べ残しを放置することでも、虫が発生したりカラスなどが食い荒らしたりします。人の出入りが少ないことで、ハトなどが住み着くこともあるため、こまめな掃除や点検を怠らないようにしましょう。

 

3-4.大型の家具などは金具で固定する

地震や台風、竜巻などが発生した場合には、屋外の家具や植物が倒壊したり吹き飛ばされたりする可能性があります。大型の家具などは金具でしっかりと固定する、動かせる物は簡単に収納できる場所に置いておくなど、災害発生時に備えた対策が必要です。

また、日頃掃除を行っていても、側溝や排水溝の状態は比較的見落としやすい傾向にあります。水はけの悪い場所から浸水する可能性があるため、定期的なチェックと清掃を行いましょう。

 

まとめ

限られた空間であるベランダでアウトドアリビングを楽しむのであれば、どのような雰囲気にしたいのか、しっかりとイメージを固めてから挑戦することが大切です。ただし、屋外である以上、近隣の人々への配慮が必要となります。

アウトドアリビングには、おしゃれな雰囲気を演出できるウッドデッキもおすすめです。MINO株式会社では、さまざまなタイプのウッドデッキ素材を開発しています。ウッドデッキの設置を考えている場合は、MINO株式会社の製品を検討してみてはいかがでしょうか。

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