彩木デッキハウス展示場 その04
展示場で見るさまざまな彩木の造作
彩木材を使った引き違い窓
彩木デッキハウス展示場では、以前のコラムで触れた「表裏の色が違う彩木材」や「基礎を省いたウッドデッキ」、「彩木材のドア」など、これまでになかった彩木シリーズの新しい試みを散見することができます。これらの他にも展示場では、彩木材を使った造作や工夫を行っているので今回はそれらを紹介していきます。
上の写真は古木棟に設けた引き違い窓です。窓枠と内側のサッシ部分は彩木材を用いています。木製サッシはアルミのサッシに比べてとても雰囲気があり人気です。しかし、高価であることから中々、採用できないという方も多いでしょう。木製サッシに比べて安価な彩木サッシは、メンテナンスも当然ラクに行えます。また、気密性も高く室内の空気を逃がさないので、夏は涼しく、冬は暖かい室内づくりをサポートします。
同様に、唐茶棟や白茶棟で使用しているフィックス窓も枠は彩木材を用いています。彩木の壁に配すると、質感が同じなので統一感のある空間を演出できます。過去にも、建築建材展などの展示会では何度かプレゼンテーションしていましたが、それから改良を加えたものを取り付けています。
彩木の構造を生かした設備の配置
造作とは少し異なりますが、ボックス内はさまざまな暮らしのシーンに対応できるように、電気や水道を引き込むことができることを紹介します。彩木材はアルミの芯材により内側が空洞になっている部分に、電線を配することができるので、内側に露出することなく美しい室内をつくることができます。上の写真は施工途中の様子で、壁から電気配線が顔を出しているのが分かります。
彩木を使った造作棚
こちらは彩木シリーズのルバーなどで使用する薄手の彩木板を応用した棚です。薄くてもアルミの芯材が入っているので、一定の強度を出すことができます。天然木では薄い板を使うと、どうしても湿気や温度などで伸縮やねじれが起こりやすいですが、彩木材はコンクリートと同じくらいの伸縮率なので、変形の心配はありません。また、ビス止めをする際もアルミ材に打ち込めるのでしっかりと固定することができます。下の写真のように、フックを取り付けることも可能です。また他にも、室内に露出する分電盤を彩木材で囲って化粧をするなど、展示場にはいくつもの細かな彩木材の造作を見ることができます。今回の彩木デッキハウスのボックスのような大きなものから、小さな造作まで、彩木材は色々な用途に用いることが可能な建材です。
◆展示場の所在地◆
愛知県一宮市多加木5丁目29番27号 MINOデッキハウス一宮
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