恐怖のシロアリ対策は?
恐怖のシロアリ対策は?
床下の環境に注意しよう
美しくて憩いの場所であるはずの天然木のウッドデッキが、ある日、突然ガクンと歪みを生じる……。そんな恐ろしいことを引き起こす恐怖の存在がシロアリです。
シロアリは太陽の光や乾燥した環境を嫌います。そのため、日の光が当たらず餌となる木材のあるウッドデッキの床下は、とても良い住処となるのです。
シロアリを防ぐにはいくつかの方法があります。まず基本として、地面に木材を直接置かないようにして、地面の巣穴から上がってこないようにしましょう。束石や土間コンクリートの上に束柱を立てることで解決できるので、多くのウッドデッキに関しては大丈夫でしょう。しかし、床下囲いなどを設けている場合は、囲いの下面が地面と離れていないと、地面からシロアリが登ってくる危険はあります。また、床下の風通しを良くすると、じめじめとした環境になりにくいためシロアリ発生の抑制に効果が期待できます。
ウッドデッキから住居へ拡大することも…
一度シロアリに木材を喰われてしまうと、塗装されてない部分が露わになるので、その部分から腐食が始まりダメになってしまいます。天然木でも種類によってシロアリに対する強さが変わってきます。ハードウッドは食い破られにくく、ソフトウッドは容易に浸食を許すでしょう。しかし、ハードウッドでも時間をかけて食い破られる危険はあります。そのため、メンテナンスが非常に大切となります。天然木のウッドデッキの場合は、こまめなチェックと、塗料の塗り直し、防虫剤の散布などが欠かせません。
シロアリ問題に悩まされたくない方には、彩木ウッドデッキなどの人工・樹脂木材が良いでしょう。束柱はアルミ製ですし、シロアリの餌となる木材がないため、基本的にシロアリ対策のメンテナンスが不要です。
シロアリはウッドデッキだけの問題だけではなく、住居に広がる可能性もあります。シロアリの発生しやすい地域や環境にあるなら、人工・樹脂木材を優先的に検討した方が良いのではないでしょうか。
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