ウッドデッキやバルコニー・ベランダの手すりなど豊富にご用意｜MINO株式会社

多様な建材と合うしっかりした素材感

　前回に引き続き彩木ストライプスクリーンの事例を紹介します。今回の住まいは2つの異なる外壁材を用いています。玄関周辺は石のブロックを積み上げた意匠で、写真奥の建屋部分は薄い茶色で土壁のように仕上げられています。その2つをつなげる役割を担っているのが、道路に面して配された彩木ストライプスクリーンです。石と土の表情の間にあって外観に天然木のテイストを加えています。3つが同じように存在感を発揮している点が、この住まいの外観の大きな特長といえます。飽きのこない深みのある構成ではないでしょうか。

半分だけ壁の利点を生かす

　実は、彩木ストライプスクリーンの内側には、3方を建屋に囲まれたウッドデッキが設けられています。残りの1方に彩木ストライプスクリーンを取り付け、道路からの視線を遮りながら光と風をウッドデッキへ取り込んでいます。4方を囲うことになるので中庭のようなプライベート感も出るでしょう。彩木ストライプスクリーンは完全に閉じることのない「半分だけ壁」という建材であり、その特性を生かした事例は数多くあります。ちなみに、このウッドデッキも彩木です。次回は、この彩木ウッドデッキに施された仕掛けを紹介します。