屋上の一部を
彩木ウッドデッキにリフォーム(後編)
彩木ウッドデッキで空間が進化
今回も前回に引き続き、屋上に彩木ウッドデッキを新しく加えた事例です。リノベーションの様子を見つつ、どのように空間が進化したかを紹介します。
凹凸の目立った屋上の床面
元々、広い屋上は木目調のシートで全面を仕上げていました。屋上の床は平坦ではなく、両端から真ん中に向けてゆるやかな下り勾配で、真ん中には排水用の浅い溝が設けられています。
ウッドデッキで凹凸を上手に隠す
彩木ウッドデッキの幅は、建物からこの浅い溝までで計画されました。これにより以前に比べると、溝による凹凸な印象が緩和されるようになりました。また、雨樋の配水管もウッドデッキの床下に隠すことができ、スッキリとした空間に仕上げることができています。
細かい加工も可能な彩木ウッドデッキ
上の写真を見ると、配水管や建物の柱の出っ張りなどが、ウッドデッキの床面と干渉する関係にあるのが分かります。彩木ウッドデッキは天然木と似た感じで、板材の加工ができるので、複雑な場所にでも施工をすることが可能です。また、板材は基礎の鋼材にスライド式ではめ込んでいくので、ビス止めする必要がない分、短い時間で施工を終えることができます。
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