柱のある彩木ウッドデッキ事例05

柱のある彩木ウッドデッキ事例05

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切断加工も簡単にできる彩木

 

 ウッドデッキを屋外に張り出すだけではなく、屋根を設けて雨天や夏の強い日差しの日でも使えるように設計する住まいが増えています。屋根の下にウッドデッキを入れると多くの場合、構造計算上、庇の先端部分に柱を設けることになります。屋根が大きいと両サイドだけではなく真ん中などにも柱が必要です。柱の降りる個所は、ウッドデッキを切り取る加工処理をしなければなりません。天然木では問題なく行えますが、人工木材の場合は特別な加工を推奨できない商品もあります。彩木ウッドデッキは、天然木と同じように加工できるので、柱のあるウッドデッキでも採用されています。

 

 

ウッドデッキに下りる3本の柱

 

 では、今回紹介する住宅を見ていきましょう。外観は白色を基調に黒色をアクセントに採用しています。ウッドデッキ周りは白色の壁に、柱と屋根裏に淡い肌色の木材を使用。全体的に淡く優しい印象に仕上がっています。柱は全部で3本で等間隔ではありません。一見、バランスが均一でないように感じますが、壁に隣接している部分は、壁が荷重を受け持ちます。ウッドデッキの長辺を4分割して、真ん中だけ荷重を支える柱を除いたデザインで、構造的には左右対称のシンメトリーな設計です。

 

 

基礎部分の施工の様子

 

 3本の柱はすべて彩木ウッドデッキの内側に収まるようになっています。先ずは土間コンクリートの上に、アルミ製の束柱を立てていきます。現在、彩木ウッドデッキの基礎部分は黒色のみとなっています。今回の住まいでは、完成したらほとんど人目に触れませんが、雨樋や窓枠の黒色と合わせられるため、空間の統一感がより増す結果となりました。

 

 

デッキ材を施工する様子

 

 まずは、根太や大引きが柱に掛からないよう、基礎部分を組み立てます。上の写真は基礎部分を完成させた後に、ウッドデッキ材を並べている途中です。淡い色合いの外観を考慮して、彩木ウッドデッキはもっともカジュアルな唐茶色が採用されています。柱にかかるウッドデッキ材は切断加工して並べていきます。切断により根太に上手くかからない板材がある場合は、細かな追加加工を施して強度を担保します。

 

 

完成直後の美しさが長く持続する

 

 ウッドデッキ材を敷いた後に幕板を張れば、彩木ウッドデッキの完成です。一枚一枚、微妙に色が異なって見えるなど、天然木のような自然なゆらぎを再現している点は、彩木ウッドデッキの特徴の一つです。また、施工直後の美しい状態がメンテナンスフリーで長く維持できるもの大きな魅力。気軽に出たくなる心地よい「外の空間」という役割を、日々の暮らしの中で長く変わらず担います。

 

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