【ウッドデッキ】屋根を後付けするメリットと屋根の種類を紹介!

【ウッドデッキ】屋根を後付けするメリットと屋根の種類を紹介!

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ウッドデッキは、大人のくつろぎ空間や子どもの遊び場、洗濯物干し場にもなる便利なテラスです。しかし、周囲の視線や日差しなどの問題から、新築時は不要だと考えていたものの、後からウッドデッキに屋根を取り付けたくなった人もいるでしょう。ウッドデッキに屋根を取り付けることで利便性は向上しますが、後付けする屋根の種類によっては不便になる可能性があります。

そこで今回は、ウッドデッキに屋根を後付けするメリット・デメリット、後付け可能な屋根種類、ウッドデッキに屋根を後付けする際に注意したい点について紹介します。

 

1.ウッドデッキに屋根を後付けするメリット

ウッドデッキに屋根を後付けすると、下記のようなメリットが生まれます。

  • 室内へ入る日差しを弱められる
  • ウッドデッキで過ごす際の紫外線対策になる
  • ウッドデッキの温度上昇を防げる
  • 雨や雪によるウッドデッキの劣化を防げる
  • 室内に吹き込む雨を防げる
  • 目隠し効果がある
  • ウッドデッキを掃除する手間が減る
  • 雨の日にも洗濯物が干せる
  • 雨の日にもアウトドアリビングとして使える

ウッドデッキに屋根があると日差しや雨を遮ることができるため、木材の劣化や雨の吹き込みを防ぐことが可能です。また、屋根が日よけになり足元の温度上昇を抑えることから、夏になっても日焼けを気にせず快適に過ごすことができます。多少天気が悪くても利用できることも、ウッドデッキに屋根を後付けするメリットです。

 

1-1.ウッドデッキに屋根を後付けするデメリット

ウッドデッキに屋根を後付けしたい場合は、メリットだけでなく、下記のデメリットも把握しておきましょう。

  • 日差しが弱くなるため、室温が下がる
  • 開放感が減り、空間が狭くなったように感じる
  • 台風や突風の影響を受けやすくなる
  • 屋根の素材によっては汚れが目立つ
  • こまめなメンテナンスと掃除が必要になる
  • 積雪量が多いと倒壊する場合がある

メリットとデメリットを比較してから、ウッドデッキに屋根を後付けするかどうか決断するようにしましょう。また、ウッドデッキの広さや素材なども考慮したうえで、後付けする屋根の種類を選ぶことも重要です。

 

2.【後付け可能】ウッドデッキの屋根6種類

ウッドデッキに後付けリフォームができる屋根には、いくつかの種類があります。ウッドデッキに取り付けられる屋根は、下記の6種類が一般的です。

  • ポリカ平板
  • ポリカ波板
  • オーニング
  • パーゴラ
  • サンルーム
  • サンシェード

ここからは、ウッドデッキに後付けできる屋根のタイプごとに、特徴・メリット・デメリットを紹介します。

 

2-1.ポリカ平板

ポリカ平板は、高強度で簡単に加工できるプラスチック素材の「ポリカーボネート」で作られた平たい板状の屋根材です。透明もしくは半透明であるため、遮光性はほとんどありません。ゴミや汚れが溜まると目立ちやすいことから、こまめに掃除する必要があります。

ポリカ平板のメリット・デメリットは下記のとおりです。

メリット
  • 透明度が高いため、明るさや開放感を保てる
  • 雨除けとしての効果が高い
デメリット
  • 透明度が高いため、遮光性はない
  • ゴミや汚れが付くと目立つ

ポリカ平板は、ウッドデッキの明るさや開放感を保ちたい人に向いています。明るさを保ちつつ日差しの熱さを抑えたい場合は、遮熱性能のあるポリカ平板を選びましょう。

 

2-2.ポリカ波板

ポリカ波板は、ポリカ平板と同じ透明もしくは半透明の「ポリカーボネート」を波型に加工した屋根材です。基本的な機能もほぼ同じであるものの、波型に加工されている分、直射日光を避けやすいことが特徴となります。

ポリカ波板のメリット・デメリットは下記のとおりです。

メリット
  • 直射日光を避けられる
  • 透明度が高いため、明るさや開放感を保てる
  • 雨除けとしての効果が高い
デメリット
  • 透明度が高いため、遮光性はない
  • 継ぎ目に汚れが溜まりやすい
  • ゴミや汚れが付くと目立つ

ポリカ波板は、日光を取り入れつつも、ポリカ平板より柔らかな日差しを好む人に向いています。日光だけでなく熱さを防ぎたい場合は、遮熱性能のあるポリカ波板を選びましょう。

 

2-3.オーニング

オーニングは、天気や季節に合わせて巻き取ったり折りたたんだりできる可動式テントです。布やポリエステルなどのテント生地が使われているため遮熱性に優れており、水洗いすることもできます。

オーニングのメリット・デメリットは下記のとおりです。

メリット
  • 屋根を自由に開閉できる
  • 遮熱性が高い
  • 丸ごと洗える
デメリット
  • 日差しで劣化しやすい
  • ウッドデッキよりも小さいサイズが多い

オーニングは、カフェ風のおしゃれなウッドデッキで過ごしたい人に向いています。ウッドデッキよりも小さなサイズが多いため、購入する際はサイズをよく確認しましょう。

 

2-4.パーゴラ

パーゴラは、骨組みにつる性植物を絡ませることで茂った葉を屋根として利用する日陰棚です。落葉性の植物を植えれば、季節ごとの自然な日差しの変化を楽しめます。

パーゴラのメリット・デメリットは下記のとおりです。

メリット
  • 好みの花や果実の成長を楽しめる
  • 汚れが目立ちにくい
  • 風に強い
デメリット
  • 雨除けとしての性能はない
  • 虫が湧きやすい

パーゴラは、自然に囲まれたウッドデッキで過ごしたい人に向いています。植える植物の重さによっては倒壊しやすいため、基礎部分をしっかりと作りましょう。

 

2-5.サンルーム

サンルームは、ウッドデッキをガラス張りで覆い、一つの部屋として利用する方法です。リビングや洗濯物干し場として使うこともできます。

サンルームのメリット・デメリットは下記のとおりです。

メリット
  • 雨が入り込まない
  • 天気がよければ冬場でも明るく暖かい
  • 室内干しに使える
デメリット
  • ガラスを掃除する手間が増える
  • 夏場は暑くなりやすい

サンルームは、室内にいながら日光浴を楽しみたい人に向いています。外気温の影響を減らしたい場合は、二重窓を取り入れましょう。

 

2-6.サンシェード

サンシェードは、窓の上部から地面や柱、手すりに向けて斜めに張り、日除けとして利用する薄手の布です。紫外線カット効果が高く風通しもよいものの、雨除けとしての効果は期待できません。

サンシェードのメリット・デメリットは下記のとおりです。

メリット
  • 取り付け・取り外しが簡単にできる
  • 適度に日差しをカットできる
  • 通気性がよい
デメリット
  • 雨除けとしての効果はない
  • 広い空間には向かない
  • 火や強風に弱い

サンシェードは、手軽に日除けを設置したい人や気分によって模様替えしたい人に向いています。強風にあおられやすいという難点があるため、サンシェードを使用する際はしっかりと固定しましょう。

 

3.ウッドデッキに屋根を後付けする際の注意点

ウッドデッキに屋根を後付けする際は、下記の点に注意が必要です。

○ウッドデッキがある部屋の環境

屋根を後付けする際は、ウッドデッキを設置している部屋の日当たりを確認しましょう。日当たりがよい部屋にウッドデッキがある場合は、日差しを遮る屋根を付けると過ごしやすくなります。反対に、日当たりが悪く肌寒い部屋の場合は、日差しを遮らない屋根、もしくは調整できる屋根がよいでしょう。

○屋根のサイズ

ウッドデッキで洗濯物を干すか否かによって、屋根の適切な大きさは変わります。季節による日当たりの変化も考慮し、適度に日差しを取り込めるサイズの屋根を選ぶことが大切です。

○屋根の頑丈さ

屋根の耐久性によっては、雪の重みに耐えられず、屋根が倒壊する恐れがあります。屋根の形状を選ぶ際は、居住する地域の積雪量を想定することも大切です。

○住宅の外観

ウッドデッキに後付けする屋根の素材や形は、住宅の外観に大きな影響を与えます。屋根の種類によっては簡単に交換できないため、ウッドデッキの屋根が住まいの外観・環境にふさわしいデザインかどうか熟考するようにしましょう。

住まいの環境や用途に合う屋根をウッドデッキに後付けしたいときは、上記の4点を意識してみてください。

 

まとめ

ウッドデッキに屋根を後付けすると、日差しや雨を遮ることできるため、ウッドデッキの劣化防止・快適性向上などのメリットが期待できます。ただし、取り付ける屋根の種類によっては、開放感が減ったり掃除の手間が増えたりする可能性があります。

ウッドデッキに屋根を後付けする際は、つながっている部屋の環境や主な利用法を考慮することが大切です。住宅の外観や環境に合う屋根を取り付けて、素敵なウッドデッキに仕上げてください。

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