ウッドデッキは土足禁止?禁止の場合・OKの場合それぞれのメリットとお手入れ方法
「ウッドデッキは土足で使うべき?それとも禁止にすべき?」実はこの悩みは、多くのご家庭で発生しています。
ウッドデッキはリビングと庭をつなぐ“第2のリビング”のような空間です。素足でくつろぐ人もいれば、庭からそのまま靴で上がるスタイルの人もいます。
どちらが正解というわけではなく、ライフスタイルや素材によって適した使い方が異なります。
この記事では、土足禁止とOKの場合、それぞれのメリットやお手入れ方法を紹介します。簡単なお手入れのコツも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
1.ウッドデッキは土足禁止にすべき?
ウッドデッキは、家と庭をつなぐ半屋外の空間です。リビングの延長として過ごしやすい空間にしたい方もいれば、外スペースとして気兼ねなく使いたい方もいるでしょう。
「土足禁止にするかどうか」を考えるうえでは、以下のようなポイントが判断基準になります。
- どんなシーンでウッドデッキを使うか
- 掃除やメンテナンスにどのくらい手間をかけられるか
- 使っている素材が天然木か人工木か
まずは土足禁止の場合とそうでない場合、それぞれのメリットを比較してみましょう。
2.土足禁止にする場合のメリット
ウッドデッキを土足禁止にすると、リビングとの一体感が増し、裸足で気持ちよく過ごせる空間になります。屋内からウッドデッキに気軽に出られて、汚れも少ないからです。
たとえば、洗濯物を干すときにわざわざ靴を履かなくてもすむため、家事動線がとてもスムーズになります。
さらに、砂や土を家の中に持ち込む心配が少ないのも大きなメリットです。日常的な掃除の手間が減り、清潔な状態を保ちやすくなります。お子さんのプール遊びやちょっとした昼寝にもピッタリのスペースになるでしょう。
土足禁止にする場合のメリットは、以下の3点です。
- リビングと自然につながり、家の中から気軽に出られるスペースになる
- 裸足でも快適に過ごせる
- ウッドデッキ自体の掃除がラクになり、家の中にも汚れを持ちこみにくい
屋内の延長としてウッドデッキを使いたい場合は、土足禁止が向いています。
3.土足OKにする場合のメリット
一方、ウッドデッキを土足OKにするのも人気のスタイルです。庭から直接ウッドデッキに上がれるため、ガーデニングや家庭菜園、バーベキューなど屋外でのアクティビティがしやすくなります。外からの動線がスムーズになり、使い勝手が大きく広がるのが魅力です。
また、天然木のウッドデッキではささくれやヒビによるケガを防ぐため、靴を履いて過ごすほうが安心なケースもあります。人工木の場合も、夏は高温になりやすく、冬は冷たくなるため、靴を履いていたほうが快適に過ごせるシーンもあるでしょう。
普段の靴でウッドデッキに上がるのは汚れが気になるかもしれません。そのような場合は専用のサンダルを用意したり、靴の汚れを落とせるマットを用意したりすると、清潔さも保ちながらウッドデッキを利用できます。
土足OKにする場合のメリットは、以下の3点です。
- 庭との行き来がスムーズで屋外のアクティビティが充実する
- 安全性や快適性を確保しやすい
- 汚しにくい工夫も可能
屋外空間としてしっかり活用したい場合は、土足OKも選択肢のひとつです。
4. 土足禁止・OKの場合どちらでもお手入れは重要!
土足禁止・OKどちらの使い方を選んでも、ウッドデッキを長くきれいに保つためには掃除とメンテナンスが欠かせません。
ウッドデッキは砂ぼこりや雨、紫外線の影響を受けやすく、汚れを放置するとカビや腐食、塗装のはがれなどの原因になります。バーベキューでの油汚れや食べこぼしなども、シミの原因になるため注意が必要です。
とはいえ、普段の掃除や汚れを防ぐ工夫は決して難しくありません。定期的なお手入れで劣化を防ぎ、長く快適な空間を保ちましょう。
4-1. 普段のお手入れ方法
ウッドデッキの普段のお手入れ方法はシンプルです。まずは、ほうきで砂やゴミをはらい、汚れが気になる部分を雑巾やデッキブラシで優しく水洗いします。こすりすぎると塗料がはがれるおそれがあるので注意しましょう。
水洗いのあとは雑巾でしっかり水気を拭き取ると、湿気が取り除かれ、より長持ちさせることができます。汚れがたまると水洗いのみでは落としにくくなるため、こまめな掃除がポイントです。
4-2. カビの発生や頑固な汚れなど特殊なお手入れ方法
ウッドデッキにカビが発生してしまった場合には、漂白剤を薄めて使うのが効果的です。漂白剤を使う際には、近くに置いている植物や小さなお子さんに影響しないよう、十分注意してください。また、漂白剤の使用後はウッドデッキ表面に残らないように、丁寧に水洗いしましょう。
どうしても落ちない汚れの場合は、サンドペーパーで表面を軽く削る方法もあります。ウッドデッキの素材や塗装を確認のうえで対応してください。
4-3. 汚れを防止するコツ
あらかじめウッドデッキの汚れを防ぐ工夫をしておくと、お手入れの手間を大幅に減らせます。たとえば、ウッドデッキの出入り口にマットを敷いて土砂の持ち込みを防いだり、サンダル置き場を決めておいたりするだけでも効果的です。
汚れ防止のひと手間で、きれいなウッドデッキを長く保てます。
5. お手入れしやすいウッドデッキには彩木がおすすめ
もし「掃除の手間をできるだけ減らしたい」「長くきれいに使いたい」と考えているならウッドデッキの素材にも注目して選びましょう。人工木素材の「彩木ウッドデッキ」なら、メンテナンスが簡単かつ天然木のような見た目や質感を楽しめます。
5-1. ウッドデッキの素材の違い
ウッドデッキを長くきれいに使いたいなら、まず素材の違いを理解することが大切です。主な素材には「天然木」と「人工木」の2種類があり、それぞれにメリット・注意点があります。
- 天然木
- 切り出した木材そのものの美しさや温かみが魅力
- 色褪せやささくれが起きやすく、定期的なメンテナンスが必要
- 人工木
- 木の粉と樹脂を混ぜ合わせて作られる素材
- 強度の低下や変色が少なく、シロアリの食害にも強い
- 吸水率が低く、反りや腐食が起こりにくい
天然木は自然素材ならではの風合いを楽しめる一方、メンテナンスの手間がかかります。対して人工木は耐久性に優れ、掃除やお手入れがしやすい点が特徴です。ご家庭のライフスタイルに合わせて、どちらの素材が適しているか検討してください。
5-2. おすすめのウッドデッキ「彩木ウッドデッキ」
「掃除の手間をできるだけ減らしたい」「長くきれいな状態を保ちたい」という人には、人工木の特長を活かしつつ天然木のような質感を再現した「彩木ウッドデッキ」がおすすめです。
「彩木ウッドデッキ」には主に以下の特長があります。
- 高耐性トップコートで汚れや紫外線に強く、美しさが長持ち
- 熱上昇を抑える素材で、夏でも裸足で快適に過ごせる
- ささくれが起こりにくく、小さなお子さんがいるご家庭でも安心
- 難燃性ウレタンを使用し、火災時の延焼を抑える効果あり
また、「彩木ウッドデッキ」には設置場所や用途にあわせて選べる2タイプがあります。
- ノーマルデッキタイプ:段差や傾斜のある場所にも対応
- オクトデッキタイプ:置くだけで簡単に設置可能
庭はもちろん、バルコニーや屋上などにも設置でき、ライフスタイルに合わせた活用が可能です。素材選びとあわせて、設置場所や利用シーンに合った製品を選ぶことで、より快適な空間づくりができます。
まとめ:ウッドデッキの土足禁止・OKはライフスタイルによって最適な選択を
ウッドデッキを土足禁止にするかOKにするかは、ライフスタイルによって最適な選択が異なります。
- リビングとつなげて快適に過ごしたいなら、土足禁止
- 庭と一体化してアクティブに使いたいなら、土足OK
いずれの場合も、掃除とメンテナンスを習慣化することで、美しさと快適さを長く保つことができます。素材にもこだわれば、さらに手間を減らすことも可能です。
快適で使いやすいウッドデッキを実現するために、自分の暮らしに合ったスタイルを選んでみてください。
同じカテゴリの最新記事
ウッドデッキ、バルコニーの製品一覧
ウッドデッキ・ガーデンデッキの施工例
RANKING
人気ランキング











