階段のある彩木ウッドデッキ実例紹介01
段差の解消が庭を生かす
ウッドデッキに階段を設けると、室内と庭との段差を解消できるため、利便性が格段に上がります。上の写真ではウッドデッキの横に2段の小さな階段が備え付けられています。階段を設ける場所は、建屋と庭の関係によって決めると良いでしょう。上の例ではウッドデッキの横(短辺側)に設置しています。このような配置は、奥行きの短い裏庭などで有効です。この実例は非常にコンパクトにまとめたデザインとなっていると思います。階段の踏み板には彩木を2枚使用して30cmとしています。ちょうど人の足が入るサイズです。
長いウッドデッキには複数の階段
次の写真は、建屋の2か所の出入り口とつながっているウッドデッキになります。手前のウッドデッキ横(短辺側)が2段の階段なのに対して、奥は1段となっています。当然、奥の階段の方が蹴上の高さが大きくなります。扉との連動性の高い手前の階段の方が、利用頻度が高いと想定してデザインしたと思われます。上の例のように、ウッドデッキに長さや広さがある場合は、複数の階段を用意するのも有効な方法です。このくらい長いと、反対側の短辺側にも階段を設けても使い勝手が良いと思われます。
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