彩木と希石だからできる屋外の実用アイテム
彩木と希石の展開例
MINOが開発した彩木と希石は、天然材から実際に型を取り、ウレタン樹脂を用いて成形しています。型枠成形でどちらの板も自由な幅で製造することが可能で、板状にした両製品は天然木材のように自由な長さにカットして使うことができます。この両製品の可能性を示す展開アイデアとして、2023年初春に開催された建築・建材展でいくつかのアイテムを参考出展しました。
ゲートウォール・門柱での利用例
軽量で割れないという特性を有する希石は、従来の天然石板では施工難易度も工賃も高い壁面での利用に有効性を発揮します。天然石材で壁をつくる際は、地震などの衝撃によって倒壊や破壊が起きないように、細心かつ高度な構造設計と施工技術の条件下で設置する必要があります。しかし、希石はそもそもが軽量なウレタン樹脂製品なので、耐震性の課題を容易にクリアすることが可能です。また、取り付けに関しても、石材のように割れる心配がないため、ビス止めによる壁づくりができるのも大きな利点です。ゲートウォールや門柱にも採用でき、住まいの顔となる玄関周りのデザインの可能性を広げます。
収納ステップ
彩木でつくった収納ステップは、ウッドデッキなどに併設されるケースの多いステップに収納機能を加えたアイデア製品です。以前から彩木ユーザーや取引企業から、「ウッドデッキの周辺に収納スペースが欲しい」という要望がMINOには寄せられていました。収納ステップでは屋外で使うショベルなどの小物の収納を主に想定して開発しています。ステップの踏面が開閉する仕組みで、オートクローザーを取り付けてゆっくりと閉まるようにしています。
外置きの天然建材調のファニチャー
彩木と希石を組み合わせて開発した机と椅子は、木と石を合わせた珍しい表情を実現します。従来の彩木や希石でリリースしている多様なカラーを用いることが可能で、外に置いたままにしても問題がないのはもちろん、天然木や天然石に比べて軽量に仕上がるので、持ち運びも容易です。
これらの商品は建築・建材展では参考出展でしたが、今後も研究開発を続けて製品化につなげたいと考えています。
ウッドデッキ、バルコニーの製品一覧
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