フェンスの種類を一覧で解説!おすすめのフェンスについてもご紹介
フェンスには様々な種類があります。これから新しくフェンスの設置を検討する際、もしくは既存のフェンスを交換しようとする際、最初に「どの種類のフェンスが良いのかわからない」と躓いてしまう人も多いでしょう。
本記事ではフェンスの種類を一覧で詳しく紹介、さらにフェンスの種類を選択する時に確認すべきポイントやフェンス設置の費用、おすすめの製品についても解説しているので、参考にしてください。
フェンスの種類
フェンスには以下の種類があります。
- ・天然木フェンス
- ・スチールメッシュフェンス
- ・アルミ形材フェンス
- ・アルミ鋳物フェンス
- ・人工木・樹脂フェンス
それぞれの特徴を解説します。
天然木フェンス
天然木は文字通り、自然の木を素材とするフェンスです。天然木にもイペ、エコアールウッド、セランガンバツ材といった種類があります。
天然木フェンスのメリットは家をお洒落に見せられることです。青空やガーデニングとの相性が良いフェンスを設置したいなら、まずは天然木フェンスを検討しましょう。またリラックス効果がある点もメリットです。木材の色や香りには、人をリラックスさせる効果があるため、天然木フェンスを設置すれば自宅の玄関や庭がくつろぎの空間に変わります。
ただ、害虫・害獣を寄せ付ける可能性がある点、腐敗する危険性がある点などはデメリットです。天然木フェンスを設置するなら、しっかりと防虫加工を施しておく必要があります。
スチールメッシュフェンス
スチールメッシュフェンスは、外からも内部を見れるタイプのフェンスです。これを「メッシュフェンス」といい、そのうちスチール素材を利用しているものをスチールメッシュフェンスと言います。
スチールメッシュフェンスはすべてのフェンスの中でも、最も低コストで設置できます。またスチール表面が樹脂でコーティングされており、スチールの弱点であるサビやすさに対策できている点も特徴です。
主に境界線の主張や飛び出しの防止といった目的で利用されます。
アルミ形材フェンス
アルミ形材フェンスは、軽量でありつつも十分な強度があるのが特徴です。サビへの耐性も強く、長期間にわたって美しさが長持ちします。
また見た目のシャープさにも特徴があり、美しい直線のシンプルデザインが洗練された雰囲気を醸し出してくれます。横向きの格子、縦向きの格子、木目調などデザインも豊富です。
アルミ鋳物フェンス
アルミ鋳物フェンスは、デザイン型に溶かしたアルミを流し込んで作成します。目隠しには不向きであるものの、重厚感があるため特に洋風の住宅とマッチしやすいのが特徴です。またスタイリッシュなデザインのアルミ鋳物フェンスもあります。
例えば曲線デザインのフェンスを作ることもできるため、他の種類だと難しい、個性的なフェンスを作りたい時には特にアルミ鋳物フェンスがおすすめです。
人工木・樹脂フェンス
「天然木フェンスが見た目的には良いけどデメリットも多い」と感じている方に、おすすめなのが人工木や樹脂で作られたフェンスです。
人工木や樹脂のフェンスは、「メンテナンスが難しい」という天然木のデメリットを克服しています。その上で天然木フェンスと同じような見た目を再現しているので、木目の雰囲気をそのままフェンスに取り入れることが可能です。
また人工木や樹脂フェンスは、比較的自由にデザインを考えることもできます。そのため板の幅を変えてリズムを出すなど、好みに応じてお洒落なフェンスを作れるのが魅力です。
また耐久性も強いため、色の塗り替えや防腐剤を塗るといった手間のかかるメンテナンスも多く必要ありません。ローメンテで美しいフェンスを維持できる点も大きなメリットでしょう。
フェンスの種類を選択する際に確認したいこと
どの種類のフェンスを選べば良いのか迷った時は、下記のポイントについて確認しましょう。
- ・フェンスを設置する目的
- ・定期的なメンテナンスが簡単な素材
- ・風通しや圧迫感
それぞれ詳しく解説します。
フェンスを設置する目的を考える
まずはなぜフェンスを設置するのか、目的を考えましょう。例えば以下のような目的が考えられます。
- ・プライバシーの確保
- ・防犯性の向上
- ・安全性の向上
- ・外観のデザイン
目的を踏まえつつ、適したフェンスを選ぶことが大切です。例えば侵入者を防ぎたいという目的なら、スチールメッシュフェンスが候補となるでしょう。
プライバシーの確保を目的とするなら目隠しフェンスがおすすめです。目隠しフェンスにも様々な種類があります。詳しくはこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。
定期的なメンテナンスが簡単な素材を選ぶ
フェンスは一度設置したら終わりではなく、その後もしばらく使い続けるものです。そのため、なるべくメンテナンス性に優れた素材を選ぶと良いでしょう。
例えば天然木フェンスは、自然素材であるため劣化も早くなります。そのため楽にメンテナンスしたいとお考えの方には不向きです。メンテナンスが非常に楽なのは、こちらの記事でも解説している通り、人工木や樹脂のフェンスです。
風通しや圧迫感などを考える
設置するフェンスの種類によって、自宅への風通しや圧迫感も異なります。目隠しフェンスを設置すると、板同士のすき間がなく、風通しが非常に悪くなったり、自宅の窓から外を見た時の圧迫感が強まったりする可能性があるため注意が必要です。
風通しを重視したいなら、スチールメッシュフェンスが最適でしょう。どうしても目隠しフェンスを設置したいなら、高さをやや低めにするというのも1つの手です。
フェンス設置の費用相場
フェンスの本体価格は1メートルあたり5,000円程度です。そのため実際にかかる費用は、設置面積に応じて変わります。
しかし実際には選択する素材やフェンスの種類に応じても、費用は変動します。既製品にはないものをオーダーメイドで注文する場合は、さらに費用が上乗せされるでしょう。
またフェンス本体の費用に加えて、業者による工事費用もかかります。工事費用の相場は10,000円~35,000円程度です。本体価格と同様に、設置面積が広くなると、その分工事の規模も大きくなるため費用が高くなります。
なおDIYで自分で設置する場合は、工事費用の節約が可能です。
MINOの彩木フェンスなら高機能で魅力的なデザイン
これから新たにフェンスを設置したい時、おすすめなのはMINOの彩木フェンスです。フェンスの種類で言うと、人工木(樹脂)のフェンスに分類されます。
彩木フェンスは形状、カラーリング、大きさなど非常に幅広いラインナップを揃えています。天然木フェンスに比べると若干値段は高くついていますが、メンテナンスの手間がないので、トータルコストで見るとむしろMINOの彩木フェンスの方が安上がりと言えるでしょう。
魅力的なデザインも豊富にあり、各家庭の玄関や庭に調和するフェンスを見つけられるはずです。
まとめ:好みのフェンスを設置しよう
フェンスは生活の質を左右する可能性がある重要なものです。例えば目隠しフェンスを設置すれば、プライバシーが確保され自宅内で安心して過ごせるようになります。
またデザイン性にもこだわると、美しい外観を作り上げることも可能です。持ち家に住んでいる方であれば、特に制限なく自分の好みでフェンスを設置できます。
基本的には既製品からフェンスを選びますが、こだわりたいなら費用をかけてオーダーメイドで自分好みのフェンスを作ることも可能です。
ウッドデッキ、バルコニーの製品一覧
ウッドデッキ・ガーデンデッキの施工例
RANKING
人気ランキング