フェンスの素材別のメンテナンス方法を解説!長持ちさせて劣化しにくいお手入れ方法とは?

フェンスの素材別のメンテナンス方法を解説!長持ちさせて劣化しにくいお手入れ方法とは?

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自宅に長い間住んでいると、外構のさまざまな箇所の劣化が進みます。フェンスもその一つで、塗装のはがれやキズ、汚れなどが徐々に目立っていきます。劣化を遅らせて長持ちさせるためには、適切なメンテナンスによりフェンスをできるだけ新品に近い状態を守ることが重要です。

今回の記事では、フェンスのメンテナンス方法を素材別に解説します。フェンスの経年劣化が心配な方、実際に劣化が見え始めていて対処方法を探している方は、ぜひ参考にしてください。

 

フェンスのメンテナンスとは?

フェンスのメンテナンスとは?

自宅に設置したフェンスは、定期的なメンテナンスが重要です。フェンスの倒壊などの事故を防ぎ、また景観を守るために適切な処置を施しましょう。まずは、フェンスのメンテナンスの基本についてまとめました。

 

フェンスのメンテナンスの必要性

フェンスは次のような理由から、定期的にメンテナンスをしなければなりません。

  • ・安全な住まいを維持するため
  • ・フェンスを長持ちさせて長期的なコストを減らすため
  • ・景観を守るため

フェンスをはじめとした外構設備は、経年劣化を完全には避けられません。メンテナンスをせずに放置すれば劣化が早まります。フェンスがもろくなれば、暴風などの災害時の倒壊の危険性も高まるでしょう。適切にメンテナンスを施せば、より長期間安全な状態でフェンスを使用し続けられます。

フェンスの経年劣化が早まれば、より早期に交換・建て替えなど大規模な修繕が必要になります。こまめなメンテナンスでフェンスを長持ちさせれば、大規模な修繕の頻度を減らせるでしょう。長期でみれば、フェンスにかかるコストを抑えられます。

フェンスの景観維持のためにも、メンテナンスは重要です。こまめに清掃をすることで、いつもきれいな状態を保てます。また汚れやキズは放置すると取りにくくなる場合が多いため、こまめにメンテナンスをした方が清掃や修繕の手間は小さくなります。

フェンス自体の設置目的や費用については、こちらの記事でも詳しく紹介しているので、合わせて確認してみてください。

目隠しフェンスの施工目的と費用の相場|フェンスの種類も紹介

 

メンテナンスの頻度の目安

ここでのメンテナンスとは、塗料・保護剤の塗布や清掃など、個人でできる作業を前提とします。その場合、メンテナンス頻度の目安は年1~2回程度です。このくらいの頻度で表面の汚れを落として、塗料・保護剤を適切に塗り直しておけば、フェンスの劣化を防ぎ、新品に近い状態をできるだけ保てます。

 

素材別のメンテナンス・お手入れ方法を紹介

素材別のメンテナンス・お手入れ方法を紹介

メンテナンスやお手入れの方法は、フェンスの素材によって変わってきます。自宅のフェンスの材質を確認したうえで、適切な処置を施しましょう。また、これからフェンスの新設を検討している方は、お手入れがしやすい素材のフェンスを選ぶのも一案です。

 

ウッドフェンス

木本来の風合いが魅力的なウッドフェンスですが、自然素材を使っているがゆえに腐食や劣化が進みやすいのが特徴です。そのため、とりわけこまめなメンテナンスが重要な素材といえます。

基本的なお手入れの方法は次の通りです。

  • ・ほうきやブラシなどでフェンスの汚れを取り除く
  • ・目に見えるキズ・汚れは目の細かいヤスリなどで削る
  • ・防腐効果のある塗装で耐久性を回復させる

カビや腐食の原因になるので、水洗いをしないように注意しましょう。塗料を乾燥させるために、作業当日・翌日は晴れた日を選びましょう。これは、塗料を塗る場合であれば、他の素材でも同様です。

ウッドフェンスは、ウッドデッキと調和するため、設置されることの多い素材です。ウッドデッキへの取り付けについては、こちらの記事も合わせて参考にしてください。

ウッドデッキにフェンスは後付けできる?メリット・デメリットも紹介

 

人工木材のフェンス

人工木材というのは、一般に木材から作る粉と樹脂を型に入れて生成する素材です。自然の木材と比べてお手入れは楽ですが、自然の風合いが出るのが特徴となります。さて、人工木材は、樹脂と同様にはじめから塗料が施されていて、腐食などは進みにくい材質です。

そのため、基本的なメンテナンス作業は水洗いやヤスリなどによるキズ・汚れの除去となります。塗料の色落ちが目立ち始めたら再塗装なども検討事項ですが、これは5年に1度程度で充分でしょう。

MINOが扱う彩木フェンスは樹脂とアルミを組み合わせたフェンスです。耐久性が高くメンテナンスの手間やコストが少なく済みます。彩木フェンスについて詳しく知りたい方はこちらから。

彩木フェンスのラインナップを見てみる

 

アルミフェンス

アルミはサビや腐食に強い素材ではあるものの、景観を維持するために汚れはこまめに取り除きましょう。あまりに長期間汚れを放置すると、腐食の原因となるリスクもあります。

アルミフェンスの手入れはつぎの通りです。

  • ・細かい小石や砂を取り除きながらフェンス全体を水で濡らす
  • ・スポンジで汚れを落とす(中性洗剤を使用しても可)
  • ・水ですすぐ
  • ・簡単に乾拭きする

以上の手順を年に1度程度取り入れると、アルミ本来の光沢を長持ちさせられます。

 

その他(ブロック塀・生け垣など)

一口にフェンスといっても、素材によってお手入れ方法は全く異なります。たとえばブロック塀については、水などで汚れを落とします。目地の部分が傷つき腐食しやすいので、力をかけすぎないよう注意しながらデッキブラシやハケで清掃しましょう。

生け垣は剪定作業が定期的に必要です。普段は家庭用の剪定ばさみで伸びてきた枝葉を刈り取ってください。なお、選定時期の目安は次のとおりで、樹木のタイプによって異なります。

  • ・針葉樹:5月、10月、11月頃
  • ・常緑樹:4月、5月、6月、9月、10月頃
  • ・落葉樹:落葉後

きれいな形を維持し、さらに枯れてしまうのを防ぐために、定期的に剪定業者に依頼するのもおすすめです。

このほかではレンガや石などの素材のフェンスも考えられます。メンテナンス方法がわからないときは、外構の業者に相談して適切に対応してください。

 

素材に合わせたメンテナンスでフェンスを長持ちさせよう

素材に合わせたメンテナンスでフェンスを長持ちさせよう

フェンスの耐久性を高めて外観を維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。メンテナンスの手順は素材によって大きく異なるので、今回の記事を参考にして適切な手順を踏みましょう。

また、樹脂製のフェンスを洗濯すれば、メンテナンスの手間を減らせます。腐食やサビのリスクが少ない点でもおすすめです。MINOが扱う彩木フェンスは、樹脂・アルミ製の製品となっています。ラインナップが豊富なため、自宅のウッドデッキや外構にあったデザインのフェンスに仕上げられるでしょう。

彩木フェンスについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

彩木フェンスの商品ラインナップや特徴を見てみる

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